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テイラー(Talor) 317e 弦高調整をネックで

2021-03-09 07:35:52 | アコースティックギター

私は、バリバリのスポーツマンだったし、コロナが流行するまでは、スポーツジムや自宅で筋トレをガシガシやっていた。

手の大きさは男の平均よりも少し大きいくらい。

 

ネットの記事、雑誌の特集では、テイラーのギターは、弾きやすいという。ネックは細目で弦高は低めで初心者にも問題ない。と書いてあるのが多い。

 

なのに、モーリス F-020からでは、むしろ弾きにくい。と思い続けていた。でも世の中の人が皆、そういっているんだから、これで弾けないと

ダメなんだ。と言い聞かせた。

 

上手な人の手の形をまねしてコードを押さえる。そしたら音が出る。でも指が痛い。テイラーのギターの弦は案外太いのかなー。とか思う。

でも弦を細くしたら音が変わるだろう。と思うとこのまま頑張りたい。

 

粉雪を弾くと、サビのところで左手の握力がなくなるくらい疲れてくる。

うーん。新品だけど、弦高が関係あるのかも。と思い始める。

自分が下手なのに他人のせいにするような気分で具合が悪いが、まずは計測してみることに。

ダダリオ社製の定規を購入。ネットのポイントがたまっていたので実質無料で手に入った。

 

照明の位置が悪くて写メではわかりにくいが、12フレット6弦で3.0mmある。

 

そこで、ネットで調べる。テイラーのウェブサイトには、標準の弦高は書いていない。

ある人のブログでは、マーチンは2.7くらいと書いてあるが、またある人のブログでは、2.7では少し高めで、2.5が標準ともある。

 

新品のマーチン、ギブソン、テイラーの計測の平均は2.4というブログもある。

 

もう何が何だかわからないが、3.0では高いようだ。

 

じゃあ何が原因で高いのか。私はギター初心者につき、あまりわからないが、ネックの角度 ネックの反り 前面の板の浮き上がりあたりが原因になるらしい。

まだ新品だし、自宅の部屋の湿度はそんなに悪くない。なので、板の浮き上がりは考えにくい。ネックの反りも考えにくいんじゃないだろうか。とも思う。

 

そこで、ネックの反りの基準を調べてみる。

 

少し順反りがいいそうだ。その少し順反りの目安を調べてみると、これまたいろいろある。

1フレットと13フレットを押さえて、6フレットの状態を見る。という方法をまねしてみる。

 

この時、6フレットの隙間の丁度良い間隔があるらしいが、これまたブログによって異なる。

ハガキ一枚が入るくらい

名刺一枚が入るか入らないくらい

6フレットのところで弦を上から押して、コツコツ音が鳴ればOK

そこで、今度はハガキと名刺の厚さを調べてみると 0.2mmくらいらしい。

入るか入らないくらい。という表現は0.2mm以下ということになるが、そうするとやはり、押さえてコツコツなればいい。というのもわかる。

 

今回私のテイラーは、名刺が余裕で入る、なので、楽に0.2mmを越えているようだ。

 

じゃあ、ネックは少し順反りだとする。

 

「コツコツなる範囲で順反りを直そう」

 

「その時の、12フレット6弦の弦高を見て、販売店に相談するか決めよう。」

 

そこで、また、残ったポイントで、テイラー純正のレンチを購入。

案外高価なんだよね。というか最初から付属品にしてほしい。

 

ここのネジをとるが、かなり緩くとまっているので簡単に外せる。案外長いネジだった。

 

ここにさっきのレンチを突っ込んで調整するらしいね。

 

回す方向は時計回りらしい。これまたブログによって、弦を緩める。とか、緩める必要はないとか、まちまち。

一応半音程度緩めてから。

 

最初、15度回す。

そして再チューニング。

うーん。弦高変わらん。

 

次に 弦は緩めずに45度回す。

そしてチューニングするとやはり少し変わっている。音が高くなっていた。

そして弦高をチェック。2.7mmくらいになった。

そして、反りのチェックをすると、まだ名刺は入る。

 

あと、15~20度くらい回す。

 

弦高チェック。2.5~2.6mmくらい。

反りのチェック。カチカチなる程度の隙間で、名刺はギリギリ入るが正直無理やりかな。という感覚になる。

 

今日はこれくらいで終わりにしよう。一日たったらまた弦高が変わっているかもしれないし。

 

さっそくコードを押さええてみると。

 

 

 

おおおおおおおー。全く別物のギターになった。Fコードは、今まで力んで握っていたのに力が必要ない。Bmも同様。

どのコードも無理なくおさえることができて、コードチェンジが楽になった。

 

そこで曲(粉雪やヒロイン)のコードチェンジでもたついていたところを試すと、楽しいくらい指が動く。

 

弦のビビりは全くない。

音は、まとまった音になった。

調整前は、音はボワボワ響く感じでふくよかさがあったが、今回は、音がまとまって綺麗に聞こえる感じ。

 

ううーん。これでしばらくやってみよう。今後の練習は楽しくなりそうだ。

 

今までの弦高での練習は、大リーガー養成ギプスの様だったなー。ある意味、あの弾きにくさで練習をしたから、コードの押さえ方がうまくなったのかもしれない。

わずか1mmにも満たない弦高調整が、全く別物のギターになるなんて、かなりの驚き。そして、私にとっての初代機のモーリスよりも握りやすい印象になった。

 

あとは湿度管理とか気を付けていこう。

毎日弦高をチェックしてみよう。



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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (paparo)
2021-08-23 14:57:31
はじめてコメントします!

私も同じtaylor317eのユーザーで初心者、同じ悩みを抱えてました。
テイラーのサイトではGPモデルの新品では弦は013-056ミドルが張ってあるそうで、その状態で弦高3mmはきついと思い、ライト→エクストラライトと弦を細くしてみましたが、1・2・3弦の1フレットでビビりが凄くて弾けたものではなかったです。
やはり、標準の弦が一番コンディションがいいようですが、3mmはきつく弦高を下げようかと悩んでいたところです。

トラスロッドの調整で色々と調子よくなったとブログにありましたので、コメントさせていただきました。

その後変化、調子などはいかがですか?
宜しくお願いします。
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Unknown (kazuzodazetto)
2021-08-23 16:06:23
paparoさん、コメントありがとうございます。

同じギターで同じ初心者!!なんだかうれしいです。これからもよろしくお願いします!

長い出張があったので、約2か月間触っていませんでした。。。

昨日、ケースから出して練習再開したので、これからブログに書こうかと思っていました。そこでお答えします。
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Unknown (paparo)
2021-08-26 11:56:15
出張お疲れさまです!
仕事の合間の練習でどれだけ楽しめて上達できるか!?
自分が試されてる気がしますよねー(^^;
ブログちょくちょく読ませていただきます!
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