50代男性のお楽しみ

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Vienna Acoustics Mozart Grand Symphony Edition の 導入

2023-04-20 07:47:12 | 家電・オーディオ

2013年3月にTANNOY Stirling/SE/TKを導入した.オークション・中古で購入.チーク材だったが,限定50組というレアなものだ.

当時ペアで28万円位(税込)だった.

とても素晴らしい造形.家具調で品がある.イギリス製だ.「ジャズはJBL クラシックはTANNOY」と言われている.

当時は真空管アンプを使っており,素晴らしいクラシックの音を想像していたが,音は想像とかなり異なった.

スピーカー中心部の 金属製のホーン独特の響きが耳に刺さり,音楽を長く聞けなかった.いろんな工夫をした.

アンプの変更3回(真空管その1 → トランジスターその1 → 真空管その2(300B) → トランジスター(現在のF-05))

F-05

 

 

TANNOYは,日本ではESOTERICで販売されている(TEAC社).なので音のチューニング的にはあっているので,現在のESOTERIC社製F-05は結構相性は良かった.

それでも,音楽を長時間聴くと疲れてしまう.金属製のホーンの影響だ.

特に,ポップスは厳しい.その中でも,私の好きな 安全地帯 は 録音の特徴なのか,全ての曲でダメ・・・・.チャゲアスも厳しい.

クラシックのTANNOYと言われているのに,バイオリンの絃の音は金属的で,弦の振動を感じない.

 

様々なオーディオの詳しい人に尋ねたが「タンノイは10年かかるよ」とのこと.そして今年が10年.言いつけを守ったが,やはり相性はあまりよくなかったようだ.

 

実は,TANNOYを導入する前は,Vienna Acoustics の T1-Gを使っていた.

小さいブックシェルフタイプだが,大きさからは驚くほどの太い音が出る.そして弦楽器がつややかで素晴らしい.

何時間でもクラシックを聴き続けられた.ある時大きくて玄人好みのスピーカーが欲しくて,タンノイを導入した経緯があった.

 

そこで,10年を経過した時点で,再度オークションを探していた.私の部屋は10畳位.縦長で,あまり横幅が無いのがいい.

そして,一度経験して超お好みだった Vienna Acoustics社製にしたい.

 

いやー,知らなかったけど,オーディオ.超値上がりしてる.以前購入したT1-Gは新品で20万円を切っていたが,今は倍近い値段・・・・.

これはやはり,中古でいいものを探したい.Vienna Acoustics の ベートーベンは,中古でも100万円近い.Babyベートーベンなるものでも50万円を超える・・.

 

年齢的にあと2回程度はスピーカーを変えそう.そして部屋の大きさ.

ここ2年間,新しい車が欲しいと貯金してきたが,自分で昼食の弁当を作るなど涙ぐましい努力をして,数千円単位でこまめに銀行貯金を続けていた.

 

以上から,値段的にもリーズナブルな Vienna Acoustics Mozart Grand Symphony Edition を 第一選択にする.これは以前使っていた,T1-Gの一つ上のタイプ.10年ほど前の商品だが,税込ペアで58万円程.オークションや中古販売を調べると15万~25万円.

 

運よく税込約19万円を発見.私の住む北国とは正反対の九州での会社だったので,メールでやり取り.丁寧だ.

私のTANNOYを下取りしてくれるらしい.しかも自宅まで来て,査定.2階に置いたままでいい.現金ですぐに買い取り,持って行ってくれるとのこと.

思ったより高額の査定.新たに導入するスピーカーと同額かそれ以上になりそうだ.願ったりかなったり.

もし下取りがあるならば,Vienna Acoustics Mozart Grand Symphony Editionを税込165000円にまけてくれて,送料無料にしますとのこと.

更にありがたい.

 

そして,昨日到着した.

ピアノブラックでオーディオルーム兼シアタールームの私の部屋にぴったり.スパイクが最初からついているし,インシュレーターも小さいながら付属している.

 

Vienna Acoustics社のスピーカーの接続は,シングルのみでバイワイヤリングの設定は無い.正直楽だ.

タンノイと比べて横幅は1/3くらいになり私の部屋にはこれくらいがちょうどいい感じ.

アンプと接続.そして15年位前に中古導入したDCD-SA1でクラシックを鳴らす.

 

まずは1時間ほど様々な曲をかける.音が詰まっていたが,だんだんとスピーカー(ユニット)の動きが良くなり,音が安定してきた.

 

弦楽器は,つややか.素晴らしい.低音はふくよかで膨らむ感じ.これは,手配中の御影石の上に載せれば,適度な低音になると思う.

 

私の大好きなピアノを聞く.ホロビッツのラストレコーディング.名演中の名演.ホロビッツさんは,スタインウェイ社製のピアノを好んで使う.

実は私の部屋にはスタインウェイ製のピアノがあるので,音の傾向をチェックするのにいい.

 

これがかなり音が異なる.高音がつまり音の響きは今一つ.あれれ???

 

そうそう,タンノイスピーカーの中高音を抑えるように,スピーカーケーブル・電源ケーブル等を調整していたんだっけ・・・・.

 

T1-Gの時に使っていた,ケーブル類で調整.

SAECの電源ケーブルをアンプに.

オルトフォンの電源ケーブルをCDプレーヤーに.

スピーカーケーブルは,古いキンバーケーブル細目.

 

これにすると一気に音が煌びやかに・・・・.かなりピアノの音がいい感じになった.

 

あとは,御影石のボードかな.楽しみ.


CD(DVD・BD)プレーヤーの遍歴

2023-02-20 14:17:27 | 家電・オーディオ

私はオーディオが好きだ.(53歳男性)

 

7歳年上の兄がいて,小学生の頃,兄の部屋でオーディオをうらやましくみていた.

当時 TRIO社製の アンプ・カセットデッキ・ラジオ・レコードプレーヤー・スピーカーのセットがあった.

それぞれが独立して存在していたのが印象的だった.

アンプには,アナログのメーターが二個ついていて,音量を上げると音楽のビートに合わせて針が動く.

音はかなり大きくしても音割れは無くて.

当時はレコード→カセットデッキに録音して楽しんだ.

 

私が,高校に合格した時.お祝いとして,買ってもらったコンポがある.当時はCDプレーヤーが出現したばかり.

そんな中で,安めのプレーヤーが出現.

YAMAHA CD-X2

 

パチパチとした静電気の音は無い.そして,静かに歩かなくても音飛びは無い.CDってすごい.と思った.

それでも外に音楽を持ち出すときは,カセットテープだった(笑).カセットへの録音はラクだし,音も綺麗に聞こえた.

私は大学に入学するのに2浪した.合格後自宅を出るまで使用したので,約5年間.

受験勉強の時は常に使っていた.今考えると音質はあまりよくわからなかったけど,お気に入りの思い出のプレーヤーだ.

 

大学入学後はミニコンポ.アパートだから大きな音は出せない.

オーディオを楽しむことはあまり出来なかった.音楽は楽しんだけど.

 

大学卒業後も,様々な土地に転勤となるのでミニコンポでつないだ.

 

17年前に新築.それを期にオーディオ熱が再燃した.

 

少ない資金で自分の部屋をオーディオ(シアター)ルームとした.

しかし出来る限り安めの金額で,映画・オーディオを楽しみたい.

私の感覚よりもオーディオ機器が高い!

DVDプレーヤーとCDプレーヤーが一緒になっている,ユニバーサルプレーヤーがある.

HDMIってなんだ?という感じだった.

DVD-2910を購入.アンプはヤマハのAVアンプ.

音はいい.DVDも見られる.CDやDVDの読み込みが遅い.読み込み制度も新品なのに決して良くはない.

音は,ドライ.解像度は悪くはない.クラシックのDVDやCDを聞くと,音圧が低い.

 

次は,ブルーレイの時代だ.お金をためて購入した.

DBP-4010UD デノン製.音の解像度はぐっと増した.デノンリンクなるものがついている.

この機能が凄い.空間の靄が晴れるようにきれいな音だ.ブルーレイも綺麗な映像.そしてDVDのアップサンプリングもいい.

しかし,音は綺麗だが,音のつややかさとかを求めた音ではない.

そして,前機種同様に読み込み精度はかなり落ちる.いろいろ悩んだが,手放すこととなる.

 

お金を頑張ってためて,CD専用プレーヤーをついに手に入れた.

DCD-SA1 デノン製.

オークションで中古を購入.そりゃそう.定価税抜500000円・・・・・.デノンのフラグシップモデルだ.

音の解像度が高い.というよりは,音質重視.音につややかさと分厚さがある.

オーケストラの様に多くの楽器を一つ一つ再現するというよりは,ジャズのような,楽器の数が少なく,

マイクの前でしっとり歌うバラードがいい.耳元で歌手が歌っているような感動を感じる.

ということで,中古で購入して10年以上使っている.交換用ピックアップも手に入れておいた.

これからもまだまだ現役で使う予定.

 

ただ これでは SACD と DVD-AUDIOのマルチチャンネルが再生できない状況.ソフトは十分になるのに.

もったいないので,マルチチャンネルに対応した機器を購入.

DVD-3930 デノン製 オークションで購入.かなり安かったが,CDはかかるもののDVDはかからなかった.

デノンの修理にお願いしてピックアップ交換.

デノン最後のDVDプレーヤーと言われてて,デノンは満を持して出したようだ.

読み込み精度は完璧.DVDは綺麗でしっとりと滑らかな画質で,ハイビジョンのプロジェクターで見てもなかなかの綺麗さ.

CDの音質は,かなりいい.DCD-SA1と方向性が似る.デノンは頑張りすぎたのか.値段をはるかに超える音質に驚いた.

SACD DVD-AUDIOのマルチチャンネルもとてもいい音がする.これも手に入れてから8年くらいたつが,まだまだ現役.

 

 

実はオーディオに思い入れが強すぎて気になることがある.

 

レコード → CDと変化.

CDは SACD DVD-AUDIO などわかれ 今も新たな企画が出てきたが,ネット配信におされて,各メーカーはCDプレーヤーの開発

から離れ始めている.

 

レコードの時は,

大きなレコードジャケットからシートに入ったレコードを取り出す.プレーヤーのターンテーブルにレコードを載せて,誇りを除去する.

静電気が強い時は,クリーニングのスプレーをかけ,高級な動物の毛からできたブラシで静電気を取り除く.スタイラス(針)に付いた

ホコリも除去.そしてスタイラスをレコードにおろす.音楽が始まるまでわずか数秒.その間に椅子に座って音楽をたしなむ.

この儀式が好きだった.

 

CDになり,ジャケットは小さくなる.CDプレーヤーのトレイを開けてCDを入れるだけ.便利だが,儀式と言うのには程遠い.

 

次は ネットワークプレーヤーだ.様々な音楽の圧縮方法があったが,圧縮しない方法も出てきている.

これは電源を入れたら,タブレットかスマホの画面で音楽を選び終了.儀式でもなんでもない.

 

 

最近は,レコード鑑賞に戻っている.音がいい.解像度が高く,音に柔らかさがあるのがいい.音を出すまでの

儀式が楽しいのもある.

クラシックのレコードでは,ジャケットの中に大きなブックレットが入っていて,そこに音楽の解説が書かれている.

それを読みながら音楽を鑑賞.優雅な時間と思う.

 

さて,熱く過去を振り返ってみたが,楽しかった.

 

また時間があったら,今度はアンプでも.


レコードプレーヤー MICRO BL-91 ベルト交換

2023-02-01 08:00:37 | 家電・オーディオ

オーディオは奥が深い・・・・・.

私は,デノンのDCD-SA1のCDプレーヤーよりも,レコードプレーヤーの音が好きだ.

音の音域のバランスがいい.あと一音一音,しっかりくっきりしていて,かつなめらかというのが,レコードプレーヤーの特徴.これがいい.

 

さて,レコードプレーヤーには,ダイレクトドライブ と ベルトドライブがある.

私が子供の頃,日本製のプレーヤーはほぼ全部ダイレクトドライブで,高級なものが多々あった.

一方ベルトドライブは,あまり見たことが無い.

 

20年位前に,レコードプレーヤーの趣味を再開した.その時は,デノンの500を購入.この機種,楽しく使えた.

スタイラス(針)を変更して,スタイラスで音が大きく変わるのを楽しんだりした.

しかし,土台の箱の出来が悪く,土台の振動が再生音に伝わる.なので重たい文鎮をいくつも置いたりする.などなど

工夫で音が良くなった.その後,ケンウッドの1100をオークションで購入.かなり音が良くなった.

これらは,ダイレクトドライブであるが,細かく音が震える感じがある.そう,少し早くなれば遅くする.遅くなれば早くする.というフィードバック機構で回転を調整するからだ.あまり気にならない人もいるが,ベルトドライブを使ってみたいと思った.そこでオークションで MICRO BL-91を購入.ベルトを使うと,ベルトの部分でモーターから生じる振動を減少させることが出来るんだそうな.ほんまかいな.という気もしつつ試聴すると,細かい音の振動がかなり少ない(皆無)であったので,このプレーヤーに決定.しかし,最近音のふるえが気になるようになった.購入して10年ほどベルトを交換したことが無いので,ベルトの劣化かな?と.

ネットで調べると,通販で購入できた.3600円程度.

下が,新品.ゴム製.なので,古いのは伸びているのかと思ったが,新品の方が長い.ただ弾性力は新品の方が強い.

私のプレーヤーだ.現在スタイラスはオルトフォン SPUを使用中.音域は狭いが音にゆとりがあるのがお気に入りだ.

ターンテーブル上のゴム製の板をとるとこんな感じ.

ベルトドライブは,ゴム製でこんな感じ.

 

さてモーター部分を出す.

この部分.黒いネジはコインで回せる.簡単に取り外せられる.

簡単にゴムベルトを取ることが可能.

モーターの周りには劣化して剥がれた細かなゴミがあった.

新品と交換するのは簡単.あっという間だ.

 

早速再生.音の変化は誰が聴いてもわかるレベルだ.

 

こんなベルト一つで大きく音が変わるのは楽しい.

しばらくレコードを楽しもう.


泥沼のオーディオ道 電源・ケーブル編

2023-01-25 07:53:12 | 家電・オーディオ

人間は,食べ物からエネルギーを得ることで,生きて動こうことが出来る.

オーディオは,電気を得ることで動くことが出来る.

人間は美味しい食べ物で栄養価がいいと,動きも良くなる.アスリートの身体づくりには良い食事が欠かせない.

 

実はオーディオも同様に,いい電気を与えると音が良くなる.という話が当たり前のように言われている.

これは,しばしば議論されるので,何とも言えないが,私は電源を整えることで音は良くなると思っている.

 

電気は,発電所で作られて,各家庭に送られる.

ここから,オーディオ家はこだわりを見せる.

 

壁の中を通っている電線.このクオリティをあげるか否か.抵抗が少なく,シールドがしっかりしていると,電流にノイズが乗りにくい.

壁コンセントを変更する.病院では,電源からのノイズを嫌う(心電図や精密な検査)ので,壁コンセントはアースがついてしっかりとしたのが多い.これを応用してオーディオ用の壁コンセントも売られている.ただ,交換するには免許のある電気屋さんにお願いする必要がある.

次には壁コンセントから,オーディオ機器まで.ここの電源コードにもオーディオクオリティの物が存在する.

機器を購入した際に付属されている電源コードを越えたものを使うとなると,一番安いので,オーディオテクニカ製で1万円位.少しいいもので3~5万円位.高いものだと10万越えだが,超ハイエンドだと100万円を超える.私は,最高のもので6万円の物をもっているが,ケーブルで音の性格が決まる(低音が大きい,高音が綺麗など)ので,オーディオ機器に合わせてケーブルの種類を決めている.

 

オーディオ機器は アンプ,CDプレーヤー,ネットワークプレーヤー,テレビ,プロジェクター,BDレコーダー,BDプレーヤー,AVアンプなどなど多くの機器を設置するため,電源タップが必要だ.これにもオーディオグレードがある.初めて電源周りを変えたら音が変わったのを実感した機器がある.

これに交換したら音がかなり変わったので驚いたのを覚えている.

 

また,私は簡易的なものを使ってはいるが,整流器というのもある.

出来る限り綺麗な正弦波にするらしいのだが,きれいにしすぎてもいい音が出ないらしい.

ここまでくるとよくわからなくなる.

 

そして,CDプレーヤーやアンプに電気を供給することになるが,実は,機器の種類によって

機器内の電源が異なる.

 

特にアンプは電源の影響が大きい.大きな音圧が必要な低温を鳴らすと,電気が一気に使われてしまい,機器がショック状態になる.これを予防するために,大きなコンデンサーが必要になる.これは大きくなればなるほど高額になる.高級機器は,いい電源を使用するため,いいコンデンサーを使い,高額になり重たくなる.しばしば重たい機器は音がいい.という話があったが案外本当のことだ.

 

ちなみに私のアンプ(エソテリック F-05)の内部は

真ん中にある部分は全て電源の類.めちゃくちゃ重い(32キロ)のでぎっくり腰に注意.

 

そして,CDプレーヤーも同様に凄い電源が使われている.CDプレーヤーが発売された当初は,電源は

簡易的なものでも音がいいだろう.と考えられていたが,余裕のある電源を使用した機器の方が音がいい.ということが

わかり,高額な機器ほどどんどん重くなっていった.

ちなみに私のCDプレーヤー(デノン DCD-SA1)の内部は,

重さは22キロ.かなりの重さだ.左側にあるのが電源.

 

 

私は,壁コンセントをオーディオグレードにした.

簡易的な整流器までは,安めのオーディオグレードの電源コード(1万ちょっと).

整流器から各オーディオ機器までは,2~6万円程度の電源コード.

 

さらにお金をかければ音は変わるのかもしれない.

その時,オーディオに更にお金をかけるか,車や旅行にお金をかけるか.個人の考え方になるだろう.

現在私は,機器が壊れない限り使い続ける決心をした(オーディオは泥沼)ので,このまま10年以上は使い続けるだろう.


泥沼のオーディオ道 機器編

2023-01-23 15:43:26 | 家電・オーディオ

オーディオに一旦足を踏み入れると大変なことになる.

 

昔は,レコードとカセットデッキ,FMチューナーがオーディオの王道だった.

自宅では,レコードプレーヤーにレコードをセット.アンプを通してスピーカーで音楽を楽しむ.

 

そして,1990年から2010年くらいまでは

レコードと変わりCDになった.急に扱いやすくなったが,レコードジャケットのアート的センスは無くなった.

レコード特有の パチパチ という ノイズは無くなったが,繊細さ・やさしさというアナログ感が無くなってしまった.

 

最近では,ハイレゾ等 PCや小型プレーヤー,スマホで音楽を楽しむ時代となる.自宅では昔ながらにアンプを通してスピーカーで音楽を楽しめるが,少しばかり味気なくなった.

 

新しい音楽ファイルの規格が出現するたびに機器を更新するので大変な世界だ.

 

私は,現在保有しているシステムで満足しているので,しばらくは新たに購入しない予定だ.

 

まずは,音を最初に拾う所である,CDプレーヤー.

デノンのDCD-SA1を10年以上前に購入した.当時中古でも数十万したのでかなり高価だった.

今では,CDプレーヤーは新しく作らない方針になっているようなので,これが購入する最後のCDプレーヤーだろう.

音はメリハリがあり,クラシック音楽もしっかりと鳴らしきる力強さがある.

 

 

次に,アンプだが,スピーカーとの相性が大切だ.私は,少し古典的なシステムが好きだ.

よってスピーカーは,タンノイのSTIRLING/SEを使っている.スピーカーのユニットで音は鳴らすのだが,

これは箱で鳴らすという概念がいい.そして,同軸ユニットというのもいい.音が一か所からまとまってやってくる.

このスピーカーのセッティングは癖がある.私の方にしっかりと向ける.そして,ハイパスフィルターは部屋や好みによって調整.ユニットを固定しているネジは,1/4回転程緩めると音にゆとりが出る.などなど説明書にのっていないことが多々ある.

アンプは,タンノイと相性のいいESOTERICを選択.F-05だ.これも,高額なためオークションで購入.運よくDACがついていた.ゆとりがあって正直な音が鳴る.

 

運よくDACボードがついていたので,ネットワークオーディオにも手を出したいと思った.

以前は,ネットワークオーディオプレーヤーを使っていた.パイオニア,オンキョーなど.

しかし,音楽ファイルの規格がどんどん変わってしまい,数年で古い型になってしまう.これは面倒くさい.ということで,アイ・オー・データのネットワークオーディオサーバーを選択.プレーヤーではない.音楽ファイルをため込んでおく記憶媒体と考えていい.この機器にUSB接続でパソコン用外付けDVD機器を接続し,CDをセットすると自動的に音楽ファイルを取り込んでくれる.しかも曲名・歌手名もつけてくれるという素晴らしいものだ.また,オンキョーやソニーの音楽購入サイトからも購入した曲は自動ダウンロードされるのも使いやすい.

プレーヤー(デジタルをアナログに変換して音にする機器)はこのネットワークオーディオサーバーには無いが,アンプのF-05のDACボードに接続するとプレーヤー代わりになる.これがいい.このボードは,当時10万円相当だったから,それなりにいい音がする.

 

もう規格は変わらないでほしい.と思っていると,

 

アメリカでは,CDの売り上げを レコードが越えたとのこと.なんじゃこりゃ.

まだ私の家ではレコードプレーヤーは現役だ.

 

MICRO社のBL-91が動いている.そしてトーンアームはSAEC.スタイラス(針)は,デノン・オーディオテクニカ・オルトフォンと揃えていて,どれも個性的で楽しい音がする.デノンは一番一般的な音.ラジオ局で使われていることが多かったらしい.オーディオテクニカはHIFI調.これはかなり細やかな音で楽しい.そして,オルトフォンは,ずっしりとした音.という感じ.おそらくはジャズに合う気がする.

 

まずは,機器から書いてみた.

音はいろんなものが影響する.次は機器以外のオーディオ道を書くよていだ.