無駄記

徒然なるままにモニタに向かひて心に移りゆくよしなし事をそこはかとなく書きつくれば死ねばいいのに。

5月分

2018年06月05日 04時55分14秒 | 感想
5月の読書メーター
読んだ本の数:13
読んだページ数:4120
ナイス数:75

待つ春や 風の市兵衛18 (祥伝社文庫)待つ春や 風の市兵衛18 (祥伝社文庫)感想
んー相変わらずのVSゲス野郎展開はラストの風の剣劇場も今回は割りと薄めだったけど爽快感はある。ただ、追い込まれるまでのドギマギに比べるとちょっと薄かったかな。その分RIPな里景さまの最期が遣る瀬無く儚い余韻が俳人として人間としての清清しい姿勢を思わたのが好印象。ただ大名領でこの展開は中々フィクション過ぎるでしょwと思わせなくもなくかな。まぁ領地での悪代官てのは前にやっちゃったからカブリを避けたのかもだけど。そして今巻もそろばん侍はなく、次巻に嫁取りをと気を持たせるクリフハンガーw
読了日:05月01日 著者:辻堂 魁
野分一過 酔いどれ小籐次(十三)決定版 (文春文庫)野分一過 酔いどれ小籐次(十三)決定版 (文春文庫)感想
ヤるコトやったくせに、このヘタレっぷりというか自己評価の低さってのは、おどけてはいてもやっぱり自分の容姿へのコンプレックスってのはあるんだろうなとか思うとまたちょっと親爺侍を見る目も変わってくる部分もある。理想の女子であるが故に、自分との釣り合いでは理想ではなくなるという矛盾との葛藤というか。決定版のカバー絵の横田さんもいいけど、わかりやすいカップルのギャップとなると松本零士のトチロータイプとかなのかなw
読了日:05月01日 著者:佐伯 泰英
冬日淡々―酔いどれ小籐次留書 (幻冬舎時代小説文庫)冬日淡々―酔いどれ小籐次留書 (幻冬舎時代小説文庫)感想
細かい部分になんだかんだとあれぇ?な違和感や矛盾を感じつつも全体としては面白いし、小藤次にも親しみを感じたりするので、元惣名主だろうが所詮町人の番頭の中右衛門とかお付のおこうとかの態度にん?と思ったりは一応はするねw 磐音も幹様もよくお供で何とか詣でみたいなの連れてかれるけど、佐伯さんは取り敢えず地元と新キャラエピソードに困ったら旅ネタなのかなーとかも穿ちたくなるねw あとエピソードとしては明らかに余分な漆買い付けの波津造とかは、分かりやすい主人公との対比なんだろうね。
読了日:05月02日 著者:佐伯 泰英
新春歌会 酔いどれ小籐次(十五)決定版 (文春文庫 さ 63-65 酔いどれ小籐次 決定版 15)新春歌会 酔いどれ小籐次(十五)決定版 (文春文庫 さ 63-65 酔いどれ小籐次 決定版 15)
読了日:05月03日 著者:佐伯 泰英
新装版 鬼平犯科帳 (20) (文春文庫)新装版 鬼平犯科帳 (20) (文春文庫)感想
寺尾の治兵衛のこの今までの流れと全く関係なくいきなり横道からキチガイが出て来て指されて死んじゃう的ななのって、これ現代小説だとムチャクチャでしょwとなるんだけど、いやまぁココでもそれはそうなんだけど、でもどっちかいうたらコレ治兵衛の話じゃなくて五郎蔵の話なんで、そう考えると関係者が事故で亡くなるなんてのは逆に日常の酒用のなかった事件て体にもなるので、時代劇というテンプレもあって「らしい」演出にはなるのかなぁって。そろそろ三大シリーズフェアも残り僅か。
読了日:05月07日 著者:池波 正太郎
旧主再会 酔いどれ小籐次(十六)決定版 (文春文庫)旧主再会 酔いどれ小籐次(十六)決定版 (文春文庫)感想
んー、ヤング小藤次の話読んでないからこう感慨ヒトシオみたいなのはないよなぁ。まぁシリーズが続くとある意味仕方のないことなんだけど、スペック盛り過ぎ感と後出しじゃんけんで連勝する的な後付け設定とか多くなり過ぎるんだよね。まぁ鼻につくってことはないけども、鼻白む感がないとはいえないかな。急にラオウには実はカイオウという兄がいたとか、ケンシロウにもヒョウという兄がいたとか。はぁ!?みたいな。まー佐伯さんのは「エンタータイメント」という割り切りは必要なのかもね。主人公無双が前提の時点でw
読了日:05月14日 著者:佐伯 泰英
祝言日和 酔いどれ小籐次(十七)決定版 (文春文庫)祝言日和 酔いどれ小籐次(十七)決定版 (文春文庫)感想
美熟女ぐいぐい来るなぁ。もうコレさ。何ていうか、対象年代のラノベってのはともかく、やっぱ佐伯さんの願望デショwという感じ。岩音とか幹次郎がイケメン主人公がそのまま活躍する体の感情移入版で、コッチは非モテの主人公が能力に秀でてハーレムモテする系統のって感じ。あとまぁこうサービス精神旺盛って言うとそうなんだけど、盛り過ぎた所為で逆に細部が杜撰になってきたのかなぁという気も。特にうづの父ちゃんの死に様とかあんましじゃないの?ってのはあったかな。今後のこの方面への展開が来ないようにカットした感じというか。
読了日:05月16日 著者:佐伯 泰英
碧い花碧い花感想
んー情報量として多くないからアレだけど、こうショートショートではあるけど、長編の序章とか作中エピソードのひとつって感じもしなくもなく。2ちゃんまとめじゃないんだけど、書き口が一人称実体験て体がリアルを感じさせるってのもあるね。東野作品ならこの後誰か死んでるね、とかそんなことも考えたw
読了日:05月17日 著者:神家 正成
政宗遺訓 酔いどれ小籐次(十八)決定版 (文春文庫)政宗遺訓 酔いどれ小籐次(十八)決定版 (文春文庫)感想
肉食系美熟女w つかタイトルちょっとデカ過ぎでしょ。正宗ほぼ関係ないじゃんwww 時代劇における伊達政宗のイ人気とかメージ売り上げに便乗しなくていいじゃんw
読了日:05月18日 著者:佐伯 泰英
状箱騒動 酔いどれ小籐次(十九)決定版 (文春文庫)状箱騒動 酔いどれ小籐次(十九)決定版 (文春文庫)感想
新シリーズの仕切り直しは出版社と作者の大人の事情なんでソコはアレとして、まぁ細かい部分は言い出すとキリがないよねw 三歳児(かぞえなら漫二歳!)の駿太郎喋りすぎデショwとか、子供も孫だっているでしょうに。はいはいフィクションですよ。つか、肉食系美熟女後半置き去りかw 話のまとまりを大往生にもってくることで余韻やら何やら果たして込められたのかなぁ。国三顛末もんー?という感じはあったかな。イベント盛り沢山にし過ぎてフローしてるんじゃないかしら。ともかく、新シリーズに移行はする。
読了日:05月20日 著者:佐伯 泰英
恨み残さじ-空也十番勝負 青春篇 (双葉文庫)恨み残さじ-空也十番勝負 青春篇 (双葉文庫)感想
やっぱスペック盛り過ぎ感なのは否めないよね。磐音がもはや誰も侵さざる巨大な剣客になってるのはもういいけど、それを超える天才剣士ってトコからスタートしてるのやっぱなぁって。まぁシリーズ前作でその兆しは既にあったけど、ハナから負けることない超絶天才剣士ってさすがに中二過ぎるんじゃないの? やってることは父母の心配差し置いてペンパル彼女とキャッキャウフフしながら、好きなことやってフラフラしてるヤングの青春なんで、そんなもんなんだろうけども。
読了日:05月22日 著者:佐伯 泰英
剣と十字架-空也十番勝負 青春篇 (双葉文庫)剣と十字架-空也十番勝負 青春篇 (双葉文庫)感想
やっぱ十番勝負とかどーでもいいんだw 青春編なんだな、サブタイトル上で重要なのは。ってのが確定w 僻地の島巡り観光(一応アホみたいに武者修行はしてる)の果てにたまたま行きがかり上経歴や動機も不明の謎のキリシタン剣士とバトルってさー。こう降りかかる火の粉を払う体だけど全く悔恨とかないのが天才サイコパス剣士って感じよね。親元はなれて好き放題してるのは分かるw 逆にかつての主人公だった磐音サイドの描写のほうが地に足が着いてリアルで、ソコにいる薬丸新蔵の方がむしろ好感度高い。
読了日:05月23日 著者:佐伯 泰英
鬼平犯科帳 決定版(二十二) 特別長篇 迷路 (文春文庫)鬼平犯科帳 決定版(二十二) 特別長篇 迷路 (文春文庫)感想
カス忠も大概だけどカス川も相当にヒドイw 懲りろw オマエ毎回涙目になってんじゃんw てのは措いといて。
読了日:05月24日 著者:池波 正太郎

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