これからの寒い冬の季節は すぐに日が暮れ、夜が長く 室内で過ごす事が多くなりますよね。 そんな夜に彩りを添え くつろぎの空間を 与えてくれるのが、Desk Lamp 。
今日は、先日の「ちょっとStained Glass」の続編のようなお話。 夜の暗闇で、光と影を巧みに操るデスクランプは、陽光と共に刻々と変化するステンドグラス(窓用)同様、私にとって、とても魅力的な存在です。 デスクランプは、昼間は、素敵な置物ですが、日が沈み 明りを点(とも)すと、更にその美しさを増しオーラを 解き放ちます。そして、その柔らかな反射光は、1日の目の疲れを取り、心と体を癒してくれます。 部屋の明かりを間接照明のDesk Lampだけにして、その穏やかな明りとドライラベンダーの香りに包まれて、サラ・ブライトマンやリサ・ジェラルドの歌声、ヨーヨーマのチェロなんか聴いたら、もう、ゴクラク、ゴクラク!! ですが、そのまま うたた寝して風邪をひかないように 注意が必要です。
Second hand shopで 購入。
玄関入った所 やや大きめのガレ風(?)ランプ。 シェードのブルーに 映し出されるシルエットは、森の月夜か?木の枝には、クジャクが、静かに休息しています。夜になると、ここには、虫の声で始まるサラの "In Paradisum"の世界を連想させるような、幻想的空間が 広がります。
ほとんどのランプが、誰かの入らなくなって処分した品。
ティファニー風、色使いも、シェードの淵も スタンドの丸みも優しげ。
昼間のシェードは、こんな感じ。 淡い色使いの濃淡も いいけれど 夜は、更に、光と影の醸しだすオーラが、部屋を満たします。
物のあふれている日本では、ブランド(??)以外は、中古として、軽視され、処分する側も それを、引き取るお店(中古店)の人も 十把一絡げに 粗雑に扱いがち。
やはり、ティファニー風、大きなトンボのデザインが、特徴。 このランプは、タッチで、オン、オフ可能なので、ベットサイドで重宝しています。 数年前 何とシェードトップのねじがない(実は、したまま、その上にシェードがブラブラしていた。)と言う理由で 500円でゲット!!
先週末、"Second Hand Shop(中古店)"に 行った。 店の前(外)にも 色々な品が ごちゃごちゃと 置いてあるのだが、そこの何か机のような物の上に かわいいオルゴールが 雨に濡れながら のっていた。 ピアノを弾く子?と その上で、彼女の練習?を楽しそうに きいている2人の子?の ブリキの手作りオルゴール。 野晒し状態で もうサビも出ていて、きっと壊れて 音が、でなんだろうなあ?と思いながら、ちょっとねじを巻いたら なんと3人の子供たちが ゆっくりと動きながら "it's a small world”を奏でた。
これは、私のチェストの上の陶器のデスクランプ(義母より)。 多分、以前紹介した陶器の犬達を作った加藤工芸の作品だと思います。
貴婦人のロマンチックな思いが、夜に シェードに恋人達のシルエットとなって、ほんのり現れます。
オルゴール独特の音色での演奏と、その3人の子供達の それぞれ違った ゆっくりとかわいい動きが ぴったり合っていて しばらく心奪われてしまった。 きっと、昔、子供の誕生日かクリスマスプレゼントに お父さんが、おもちゃ屋さんのショーウィンドーで、いつも我が娘(少女)の見ていたこのオルゴールを 仕事の帰りに内緒で買ったのかな? それとも恋人?? こんな夢のある贈り物くれる親や恋人は、素敵な人なんだろうなあ? などと 想像しながら・・・。
でも、何故、壊れてないのに捨てられちゃったんだろう。しかもこんな野晒しにされて、かわいそうに!! かと言って、「サビが出ているし、雨に濡れてるから、多分もうすぐ、音が出なくなって、動かなくなってしまうだろうし・・・。だから、買ってもすぐ捨てなくちゃでは、もっとかわいそうだし・・・」などと 弁解しながら、結局、雨のしのげる軒下の何かの上に、移動してあげて、いつものように店内の美術品(私にとって)を観賞し、帰り際 再度 オルゴールが雨に濡れてない事を確認して帰宅した。 その日は、寝るまで、あのブリキのオルゴールの事が ふと気になってしまった。
これは、書斎のランプ。すずらんのようなかわいいフリルのシェードが、曇りガラスを透した優しい光を部屋に満たします。薔薇の飾りが、アクセント。 このてのランプは、わりと最近の物で 結構簡単に作れ、新品でも 安く出回っているのか? やはり数百円で 購入。
このランプの置いてあるコンソールは、ちょっと お先にクリスマスっぽくしました。これから 12月初めのアドベントまでに 家中、少しずつ クリスマスの飾りつけをします。そう、ランプ隣のステンドグラスのサンタさんは、キャンドル立てでもあって・・・。 勿論、中古。 このサンタさんの事は、また、いつか どこかで、お話します。
マイケルも、温かみのあるデスクランプの明りに 包まれています。
それにしても、お店の人、何故、壊れてないのに、野晒しにしていたんだろう。ちょっと古くて、少しサビがでているから?オルゴールは、機械だし、ブリキ製だから 雨で濡れたら ダメになってしまうのに。 いくら二束三文で 引き取ったからって 扱い方がぞんざい過ぎる。 このオルゴールに限らず、他の品々も もっと大切に扱ってほしい。と、思うのだが。
これは、2階 多目的室?の布製シェードのランプ。 布からもれる光の落ち着いた明るさとドレープの明暗が、美しい。猫足のスタンドが アンティーックっぽいかな?ソファー(マイケル御愛用)に座って、音楽などをきいていると、つい、まどろんでしまう明りです。
マイケルも シェードからもれる明りの美しさに、うっとり見とれているのでしょうか?(まさかね!!)
中古店(second hand shop)の扱いの粗雑さ(名のあるブランド品は除く)は、残念で悲しい事だけれど、だから、人のぬくもりのある職人さんの感性と経験とに裏打ちされた美術品(手作りの品々)が 破格の値段で 入手できるわけで あるのかもしれない。
長文多謝です。 では 良い週末を
光り(または陰)を上手く使うと、室内はグッと雰囲気が良くなりますが、その光り(または陰)の演出がなかなかうまくいかないんです。
でも、このブログに触発されて、今日デスクランプ買ってきました(もちろん中古)。
今度、披露しますね。