蛇使いのたわごと  (ツインスパークな人生)

自称イケメンITコンサルタントのアルファ147との生活(ブースト圧低め)。
ガジェット情報もあり。

アルファロメオ復活

2010-08-20 20:03:47 | アルファロメオ
あれはちょうど2週間前の8月6日(金)の夕方のこと。

あまりの暑さに車で仕事に行ったのだ。

それがすべての問題だったのだ。たとえどんなに厚くても、書類とノートPCでカバンがパンパンになっていたとしても、電車を何度も乗り継がなくてはいけなくても、さらにバスに乗らなくてはいけなくても電車で行くべきだったのだ。。

そう、仕事の打ち合わせは調子がよく、帰りは気分良く運転していた。調子に乗ってコンビニで月刊少年マガジンなども買っていた。。

そして多分午後5時30分。五日市街道から環状八号線内回りに右折して立体交差との合流の信号を待っていたときだった。左側の車線で。。たまたま信号の先頭だった。

何か車から異音を感じた。BOSEのスピーカーからではない。

エンジンルームからだ。

冷静にアルファのセレスピードをニュートラルに戻す。

異音は消えた。ほっと一安心。

そして、信号は青。ギアをローに入れて発進しようと思った。

「ん?」

ローに入らない。表示も「N」のままだ。当然車は動かない。

金曜の夕方の環八は車で一杯。

後ろからクラクションが響き渡る。ハザードランプを点滅。

あせるが、まったく動かない。

エンジンを切って、再始動。エラーも表示はない。ただギアは入らない。。

忽ち後ろは大渋滞。怖くて振り返れない。隣を走るトラックから罵声が浴びせられる。

悪戦苦闘すること約10分。ついにあきらめた。

午後5時40分過ぎ、ついにJAFに連絡。

さらにその場で直る見込みがないことを悟り、ディーラーに連絡し営業時間を確認。レッカー移動を覚悟した。到着予定時刻を告げる。近くの別の修理工場も考えたが、簡単な修理ではなくトランスミッションの交換が想定されたのでアルファのディーラーしかないだろう。

JAFに場所を連絡したところで、少しでも渋滞を緩和すべく、外にでてニュートラルのまま車を押す。

後ろにいたトラックも運ちゃんが手伝ってくれた。有難くて、ちょっと泣けた。。

2車線がなんとか動ける状態になるところまで車を移動し、JAFを待つこと30分。

午後6時30分近く、JAF到着。JAFのお兄さんが神様に見える。

状況を説明し、レッカー移動を要請。

手際よく牽引作業してくれた。さすが。。地獄で仏とはこのこと。

ナビで見ると幸いなことにディーラーまでは思ったより近い。

午後7時過ぎ。ディーラー到着。

メンテナンスの人と話すとKIT CLUTCHを交換しないと駄目かもとのこと。12ヶ月点検ではしょったレリーズベアリングから異音が出てるとのこと。どうせならセレのホースからオイルがにじむのでホースも取り替えようということになった。

見積もりは17諭吉。

代車もなく、結局ディーラーから電車で帰ることになる。JR中央線が京王線に代わっただけだ。月刊マガジンなんて買うんじゃなかったと後悔。

あれから2週間。

そう今日アルファの修理完了。

恐る恐るの運転だが、さすがに調子がよい。

でも帰りは環八は通れなかった。トラウマになってしまった。

昔、事故ったところとか、違反でつかまったところとか、忘れることはなかなかできないのだ。

しかし、一旦は買い換えようかとも思ったアルファだが、直って走りだすとご機嫌だ。ドライブする楽しさは何事にも変えがたい。しばらくは別れずにいよう。





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