蛇使いのたわごと  (ツインスパークな人生)

自称イケメンITコンサルタントのアルファ147との生活(ブースト圧低め)。
ガジェット情報もあり。

江戸切子 職人への道

2011-05-30 00:00:06 | 江戸切子
台風の中、切子教室の2回目。アルファを駆って亀戸へ。。

2週間前の初回は目印となる線引きとぐい飲みのそこの削り。

前回は手元がよく見えず、グラインダーとカット面の接触具合がわからず苦労したので、初めて老眼鏡を使う。借り物だけど。

まさか老眼鏡を使う日がこようとは。しかし背に腹は変えられない。

さて、今回はぐい飲みの底面の削りの復習と側面の削りをやらせてもらう。

挑戦するのは矢来紋。伝統的な文様だ。

あらかじめ荒く削ったものをさらに削って整える。

底面の削りも難しいが、側面はぐい飲みのRのついたところにグラインダーの刃を直角にあてて放射状に削っていく。

難しさハンパねえ。。。

何が難しいか??

それは一度削ってしまったら2度と元には戻せないことだ。人生も一緒。時は戻せない。。


だから迷う。削りながらも迷っている。刃は直角にあたっているか?左右は均等か?線がまっすぐになっているか?長さは?

最初に刃を当てるところが一番大事。そこが間違っているとあとは全部狂う。

先生のお手本を見ると、迷いなく一気に削って行く。すご。。

そう、一度決めたら迷ってはいけないのだ。決めたところを一気に削る。それが美しく、粋なのだ。

あっという間の2時間。できたのがこれ。。

なんじゃこりゃ(泣)。20本の矢来はひどいもんだが、中に1,2本は満足する線もできた。

これでよしとしよう。

しかし、匠への道のりは遠い。。

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