訳わからん このシャバは

今こそ日本人に問う。本当に日本を解体しようとする民主党でいいのか。 

鳩山首相の甘すぎる発言(思考)と指導力の欠如

2009年12月27日 01時28分04秒 | Weblog
【筆者記】
普天間基地移設問題について社民党や与党内の一部からグアムへの移設を求める意見が出ています。
これに関連して鳩山由紀夫首相は26日午後、ラジオ番組の収録の中で、普天間基地移設について次のように語ったそうです。
「グアムは候補地の一つとしてあったと思う、しかし現実の中で考えれば、抑止力の観点からみて、グアムにすべてを普天間を移設させるのは無理があるのではないか」と述べ、普天間基地のグアムへの全面移設は難しいとの認識を示したそうです。
また、この問題をめぐって閣内の足並みの乱れが指摘されていることに対して「閣僚それぞれが自分の思いを正直に述べてきたきらいもあったと述べ、閣内の調整に問題があった」とという考えを示したそうです。
つまり、社民党や一部与党議員が要求していた国外移設先候補地としてのグアムへの移設を首相が自ら、排除する考えを示したということであり、グアム国外移設の可能性を事実上否定したということになると思います。
しかし、なにを今更、と言うよりこの鳩山総理の発言内容に驚くと言うより呆れてしまいますね。
そもそもこの移設問題について海外、国内移設に一番こだわっていたのは当の本人ですよね。
そのこだわりが結果として、沖縄県民に変な期待を持たせ、閣僚の意見も一致せず、事あるごとに先送りを繰り返してきた、まさにこのことがこじれた最大の原因でした。
グアムの移設について突然、抑止力の観点から、なんて言われても、それでは日米同盟を基軸にした日本の安全保障における抑止力について、今までまったく考えもせず、閣僚と議論をしていたのでしょうか。少なくても抑止と言う言葉がわかるのであればグアムと言う話などありえるはずがないと思います。
ただただ、政権公約という国民との約束ごとにこだわり続け、日本の安全保障についてのしっかりした考えもなしに、今まで話し合いをして来たのであったならば、在日米軍の有する抑止力の維持を基盤にした日米同盟の重要性が、強いては日本国民の生命・安全・財産を守ると言うのは鳩山にすれば間違いだといえばいいのか、つまりいい加減に考えていたと言うことになります。
道理で「常時駐留なき日米安保」構想を掲げていたのもうなずけます。
本人は首相になりこの構想を封印したと言ってますが、この考えは持ち続けているはずです。
しかし、封印した効果が出たのか、それとも現実の厳しさがわかったといえばいいのか、鳩山政権は今まで日米同盟を堅持すると言ってきましたよね。それは日本の安全保障にとって日米同盟が重要であると認識していたからこそ堅持すると言ってきたのではないでしょうか。今となって短絡的に「抑止力の観点から」だなんてこの総理は本当に矛盾だらけです、今までの騒動は一体なんだったのでしょうか、いや本当に不思議な男ですよ。いや、それとも・・・・・・実は総理と言うより国会議員としての資質に欠けていると思います。ほんまですよ。
←ちょっと押してね♪
にほんブログ村 政治ブログへ←ちょっと押してね♪
私は軍事についてはまったく素人で、詳しくはわかりませんが中国の評論家ですら米国の世界戦略において、日本の防衛問題だけではなく台湾有事についても沖縄の基地がきわめて重要な意味を持っていると指摘しています。
また国外に移転すれば日米同盟の存続に影響するため、最終的に海外移設などは絶対ありえないだろうとも述べています。
また、普天間基地移設先は沖縄県内でなければならない理由として「ヘリコプターの航続距離の関係」があるからだそうです。だからこそ、日米両国が長い時間をかけて辺野古移設に合意したのだと聞いています。つまり、どこかの素人府知事が言う関空など絶対にありえないと言うことだ。この府知事は軍事基地をまるでショッピングセンターを移転するかのようなレベルで話をしています。つまり単純アホということです。
つまり、十年もかけて、協議を行い、辺野古に移設する現行案が合意されたのは決して簡単なものではなかったはずです。
だからこそ、沖縄県知事や辺野古がある名護市の市長も苦渋の決断をし、一部条件付きで現行案を容認したと思いますよ。
つまり、それ以外の選択肢はなかったのだ。辺野古しかなかったんです。
それを知ってか知らずか、今更、抑止力などと言った軽い発言が首相から飛び出すとは、本当に知識不足といえばいいのか、実に困った総理大臣ですよ。
やはり、鳩山由紀夫と言う国会議員は日米同盟堅持の具体的構想を持っていないからこそ、こんな軽々しい発言が飛び出すんです。したがって、構想すら持っていない鳩山首相がその構想を示せるはずがありませんよね。(苦笑)
はっきり言える事は「日本を守る、国民を守ることは政府の重要な責任だ」ということだ。
しかし、今までの議論は一体なんだったのでしょうか。「閣僚が自分の思いを正直に述べてきたきらいもあった」なんて、それをしっかり取りまとめ、決断を下すのが内閣総理大臣のはずです。
それもせず、ただ問題を先送りし、私から言わせれば放置してきたのは鳩山総理、本人ではなかったでしょうか。
このような低レベルだからこそ、反米、親北朝鮮の社民党などに足をすくわれたりするんですよ。
みんなの話を聞いて、みんな仲良く、お手手つないで友愛外交で行きましょうでは世界は通用はしません。
中学生や高校生であれば、自由な議論、討論はいいでしょう、しかし、自分の置かれている立場も考えず、しっかりした方向性も示せないではどうしようもありません。
やはり、苦労も知らず、壁に突き当たっても両親が全て面倒を見てくれ、カネもあり、いたせりつくせりの人生、これじゃどんな男でも平和ボケし戦後体制にどっぷりつかってしまいます。そしてこの年代(昭和22年生まれ)の悪いところは左翼思想にあこがれ、70年安保闘争では全共闘にかぶれ、デモに行くのが楽しくてしょうがないと言う青春時代を送ってきたことです。
普通の人間ならば社会の荒波の中でシャバに順応するはずだが、努力や苦労も知らない、ましてや一般企業に勤めた経験もない、人生、順風そのものですよ。
だからこそ、いい年していまだに、地球市民などと言う、子どもじみたことを言って喜んでいるんです。(苦笑)
鳩山由紀夫と言う総理大臣はトップに立つほどの指導力はまったくないと言っていい。決断も出来ず、実行力もない、挙句に昨日まで首相は普天間の海外、国内移設について「(来年)5月までに新しい移設先を含めて決定をしていきたい。最大限の努力をする」と述べていました。
まだ、1日もたっていないのに、海外移設について諦めとも取れる発言を行うとはあまりにも総理の発言は軽すぎます。また日本の安全について甘いと言わざるを得ません。
しかし、これが鳩山首相の平常運転なんでしょう。福島みずほ、そして社民党政審会長の阿部知子が卒倒するところを早く見たいものです。
←ちょっと押してね♪
にほんブログ村 政治ブログへ←ちょっと押してね♪


最新の画像もっと見る