訳わからん このシャバは

今こそ日本人に問う。本当に日本を解体しようとする民主党でいいのか。 

本間正明会長辞任と教育再生会議

2006年12月22日 09時14分00秒 | Weblog
               もっと思いっきり行こうよ 安倍ちゃん
【筆者記】
政府税制調査会(首相の諮問機関)の本間正明会長は昨日21日、公務員官舎に不適切な形で入居していたとされる問題の責任を取り、電話で安倍晋三首相に辞意を伝えました。理由は「一身上の都合」だそうですが不適切なことより不道徳と言っていいと思います。しかし不道徳はある意味ではプライベートな問題であり、愛人がいようがこのことは関係ありません、それを責めることは出来ません、問題は格安の公務員宿舎に住んでいたと言う事です。これからこの言葉「一身上の都合」が流行するのではないかと思いますが官邸はこのような問題が雑誌に出ると予想していなかったのでしょうか、もし予想していなかったとすれば首相官邸サイドは脇が甘すぎるて言わざるを得ません、このような情報は事前に知っていて当然です。首相も辞任を了承しましたが反本間にたつ自民党議員がメディアをけしかけ、騒ぎ出す前に更迭を自ら決断を示すべきだったと思います。この問題を引き伸ばし本間氏が会長にとどまれば来年の通常国会での予算審議への影響は避けられず、したがって事実上の更迭に踏み切らざるを得なかったと思いますがどうもイメージから見て安倍総理には優柔不断さが見られました。もうちょっと早く判断すべきでした。任命権者である立場から難しい判断だった思いますが就任からわずか1カ月半での辞任となるだけに、今後の政権運営に打撃を与えるのは必至だと思います、以前政府税調と自民党税調との綱引きがこれから始まると書きましたがまさかこんなことで自民党税調が一歩リードするとは思いもよりませんでした、自民党税調からすれば振って沸いたような話です、財政再建派と成長重視派の対立は少しは小さくなるかもしれません。自民党税調からすればわがまま、強硬さで有名な奴が去って行ったと喜んでいるのではないでしょうか。本間正明会長は今も消費税率引き上げに慎重姿勢をみせ、「財務省の意向を反映させてきた政府税調は本来の姿に戻るべきだ」などと強く主張し財務省と対立関係にあり、今回の騒動も政争の余波との見方もあり、成長戦略を掲げる安倍政権にとってこの失態は痛いと思います。そして安倍総理の任命責任論が浮上していますがこのような「一身上の都合」で自ら辞任をしたと言うことであれば形(かたち)だけでも任命責任はないと思いますが最近支持率を下げている安倍総理にとって追い討ちとなる可能性があります。こんなことで野党から追求されない安倍政権、隙のない首相官邸を望みます。
後任の政府税調会長には、現在税調委員の神野直彦東大教授か吉川洋東大教授が就任すると思いますが私は吉川洋氏になると思います。間違いないでしょう。
そして教育再生会議で民間委員より不満が噴出しています、これは文科省の官僚が作成した第一次骨子案に対する不満です。その内容は ①学力の向上を図るため授業時間を増やす ②いじめを許さず安心して学べる教室を実現する このことが柱となっています。最初に掲げられたのは学力の向上いわゆる今まで前の中曽根政権が掲げてきた「ゆとり教育」の見直しについての提言です。ゆとり教育の背景には受験戦争の加熱がありました、そして詰め込み教育の批判からゆとり教育が出てきました。その結果、公立学校に完全週五日制が実施され、授業時間が削減され教える内容も大幅にダウンし学力が低下したことことです。いつものパターンですが意見を述べても大半の意見はカットされてしまうんです、民間委員は絶対に官僚に屈してはいけません、時間を十分にかけ、慎重に審議すべきです、ツケはすべて子供たちに降ってきます。教育は国家の柱となるものです、ヤンキー先生も含めた教育再生会議は来月の第一次報告を目指して引き続き調整し、がんばってもらいたいと思いますし骨子案から削られたゆとり教育の見直しという言葉を入れなければ絶対にだめですよ、過去のゆとり教育の導入に関った与党文教関係議員の反発なんて斬って捨ててしまえ。再生会議と与党の文教族議員との駆け引きや文科省との主導権争いが表面化してきました、いつものパターンです、だからこそ民間委員は自分たちの提言を盛り込むために意見をまとめる方法として別の話し合いの場を持たなければいけません、絶対負けてはいけません、ぜひお願いしたいと思います。
ただし、伊吹文科相が言った「皆さんがおっしゃったことを国会に出すか、まず行政が判断する。その上で立法の判断がある」と言うことも合っているんです、だけど急ブレーキをかけるような大きいクギは刺さないでほしいものですね。

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2 コメント

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おはようございます! (ysbee)
2006-12-23 05:52:49
部下の失策は上司の管理の甘さというご指摘通りですね。問題はその対処法とタイミングです。
ブッシュがラムズフェルドを選挙前に切っていれば、保守票の民主党候補への流出もいくらかは防げたかも知れません。阿部さんもマスコミが嗅ぎ付ける前に何らかの措置をしていれば、トップとしての面目も保てたでしょうにね。
ブログ界が旧来メディアよりも迅速に「事の真相」を伝播する昨今、政治家の事態対応能力もスピード化しないと、左右を問わず「民のベクトル」について行けない時代になったんじゃないでしょうか。
ほんまに (とんじい)
2006-12-23 23:55:59
いい加減にせいよ!(笑)