訳わからん このシャバは

今こそ日本人に問う。本当に日本を解体しようとする民主党でいいのか。 

オバマ大統領のノーベル賞授与と鳩山的幻想

2009年10月10日 01時46分30秒 | Weblog
【筆者記】

ノルウェーのノーベル賞委員会は9日、核兵器のない世界の実現を呼びかけた米国のオバマ米大統領に2009年のノーベル平和賞を授与すると発表しました。
前大統領の一国行動主義を否定し、国際協調を重視し対話による国際紛争の解決を目指す姿勢を表したこと、特に、「核兵器なき世界」の実現を掲げ世界にアピールしたこと、また米ロにおける核兵器削減に向けた「新らしい枠組み合意文書」に合意したことが評価されたのでしょう。
それじゃ、相手あってのことですからロシアのメドベージェフ大統領にも授与させてもいいじゃないかと思うんですが、これもノーベル賞委員会のPRもかねてますので総合的に判断し、平和に努力し貢献したと認められたオバマ大統領に授与されたと言うことなんでしょうね。
オバマ氏は少なくてもブッシュ氏に感謝しなければいけませんが平和賞と言えば、北の支援と裏金で勝ち取った金大中も授与してますのでそんなに価値はありませんし、またその程度のレベルが平和賞と言うことだ。
たとえば、我が国の首相であった佐藤栄作氏もアジアの平和に貢献し「表向きの非核三原則」で授与してますから、たいして権威のある部門賞ではないということだ。
なんと言っても、ノーベル賞の金メダルは人類の未来に貢献するノーベル物理学賞でしょう。
オバマ米大統領は9月25日、主要20カ国・地域(G20)金融サミット(首脳会合)終了後の記者会見で、イランが秘密裏に2カ所目のウラン濃縮施設を建設していた問題について、外交的解決を望む考えを示しながらも、イランに対して核兵器取得を放棄するか、国際社会との対立の道を続けるか選択しなければならないとして「あらゆる選択肢を排除しない」と述べており、軍事手段の可能性も指摘しています。
つまり、平和賞を授与されたオパマ氏であっても戦争も辞さない姿勢はしっかり持っているということだ。またアフガンの増派も、今まさに進行形です。
イスラム国家にすれば、なんでやと言うか、晴天の霹靂ではなかったでしょうか。
要するにノーベル平和賞と言うのは、単純に「平和」をお祈りし希望を持たせたことで授与されたのでなく、結果的には、武力による「和平」も含まれると言うことです。これを理解しなければ「平和」を語る資格はありません。
平和の日本で平和温泉にゆったり浸かって、「平和幻想無防備論」を語る、つまり、一方的な平和論を語る前に、自ら、ガザ地区やヨルダン川西岸に行き、平和の勉強をしたほうが本当の意味での「平和」がわかると言うものです。
宗教、文化、民族の違いから来る紛争などは、そう簡単に解決は出来ません。
いや、ほとんど解決は出来ないと言っていい、それは世界がはっきりと証明しています。

さて、オバマ大統領の平和賞授与に対し、ネット上で賛否両論 が渦巻いているというから不思議です。
2チャンネルではオバマは何もしていないとして疑問を投げかける声が多いというが、やはり、レベルが低いと言わざるを得ない。
何もしないで、出来もしないことを言うだけ言ってノーベル平和賞、つまりお花畑賞なのである。
何をしたのかではなく、ユートピアメッセージであったとしても、核軍縮に努力し、貢献し、期待させたと言う評価から授与されただけだ。
私が書いたようにノーベル平和賞と言うのはこれだけのものだ。
だからこそ、今まであまり権威もありませんでしたね。したがって今回のオバマ大統領の授与はなんらおかしいことはないし、まったく疑問なども感じません。
賞賛していいし、してもいい、どうでもいいことだ。
逆にならず者?を倒したブッシュ前大統領に授与したほうがよかったんじゃないのか(爆笑)それともガダフィか。

一般的に賛否両論があってもいいが、政治家の発言は大変重要であり、外交にも影響を与えます。特に夢想主義者の鳩山において、我々は一つ一つの発言について慎重に見定めなければなりません。
さて、オバマ氏がノーベル平和賞を授与されたことを受けて、南朝鮮に遊びに行っている鳩山君は記者団の質問に「心からおめでとうございますと申し上げたい。最大の核保有国、アメリカの大統領が核のない世界をつくろうと、これはなかなか言える話じゃない、一緒に核のない世界にしていこうとその思いがね、ノーベル平和賞の中にあるんじゃないかと」と述べ、オバマ大統領を祝福しました。
外交辞令からすればこれでいいんですが、「なかなか言えるものじゃないではなくて、米国の金融破たんによって、そう言わざるを得なかったと言うのが正解です。」
問題は鳩山内閣そして民主党が米国の核管理、維持が出来なくなった財政的背景をしっかりと把握し、中国の建国60周年の軍事パレードをみてもわかるように、東アジアの覇権を狙う中国が、以前より増して軍拡を進める現実を無視してはいけないということである。
現実を無視した東アジア共同体や無責任な対等の日米関係論、そして口先だけの平和幻想論を述べる前にインド洋での給油活動や在日米軍再編への対応を怠ることなく、武器輸出の許可や非核三原則の緩和、集団的自衛権行使の許容、敵基地攻撃能力の保持といった政策を実行していかなければならない。
それが米国との日米同盟における対等「公平性」につながるのである。
以上
明日は鳩山首相の、呆れた日中韓会談について書く予定です。

←ちょっと押してね♪

にほんブログ村 政治ブログへ←ちょっと押してね♪