訳わからん このシャバは

今こそ日本人に問う。本当に日本を解体しようとする民主党でいいのか。 

堀江判決 投資家「踏み台」に

2007年03月17日 17時56分10秒 | Weblog
【筆者記】
昨日、久しぶりにNHKの番組を観ました、全国版ではなく東海北陸地方の“海上の森 里山の四季”と言う番組です、私は里山と言うものを知りません、その言葉が何なのかわからないのです、家の周りを見渡せば全てが緑でいっぱいです、私には小さいときから当たり前の景色、季節の変わり目が気候の変化ではなく、景色でわかります、だからあらためて里山だと言われてもなにのことやらさっぱりわかりません、多分メディアが過去の童話の中から引っ張り出して新語として復古させたのではないでしょうか、昔ながらの景色、山、川そして空、何も変わっていません、ただ変わったのは日本人の心だけでしょうか。
先月、季節外れの暖かい日、ふと庭をみるとセミが土から這い出て、椿の木にしがみついているのを見つけました、一生懸命殻から出ようとしています、まだ冬なのにセミも勘違いしたのでしょう、十年以上も土の中で生き続け、子孫のために顔を出した季節がまだ冬、かわいそうに仲間なんて一匹もいないのに。セミを勘違いされた人間の悪巧み、人間は大変な環境破壊をしています。
さて、心の環境破壊をした元ライブドアの堀江被告、ライブドアの粉飾決算事件で証券取引法違反罪に問われた事件で東京地裁は昨日16日懲役2年6ヶ月の判決を言い渡しました。私は近鉄買収事件以前から粉飾ありきと追求してきましたのでここで判決内容については書きたいとは思いません、ただこの事件は粉飾した決算データを公表して株価を上げ、見せかけの企業価値を故意に高めようとした手法は投資家を欺むいたことで嘘の成長を遂げようとしたことであり、従来の粉飾決算と比較しても格段に悪質性が高いんです。
そしてこの事件の最大の問題点はこの青年の虚像を作り上げてきたマスコミや一部実業家そして選挙で後押しをした政治家たち、日本に無謀とも思える何でもありきの規制緩和、競争原理を持ち込み展望のない構造改革をした小泉です。「旧」、「既存」、「権威」に一人で挑戦する「若武者」を印象付け、あたかも時代の「なんとか」と持てはやし、まさしく日本経済に悪しき競争原理を持ち込んだ小泉の落し子だ。政治に品が無ければこのざまです。
マスコミ特にTBSが時代の英雄として持ち上げたこの若者、まるで金に染まり六本木ヒルズ以外は全て惨めな貧乏人と言わんばかりの持ち上げ様で番組を作り、出演させたテレビ業界、俺は何でも出来るという幻想を抱き、社会にはルールがあることを忘れ、金こそ無色透明でフェアな基準、金で買えないものがあるわけがない、人の心はお金で買える、自称中流は、いまや下層階級、金を持っているやつが偉い、女はお金についてくると言い放ったこの青年、勉強が出来るとこの一人息子をちやほやさせ、お金で買えないものを教えてこなかった元教師の母親と一介のサラリーマンの父 遺伝的なのかそれとも後発的家庭教育なのか、この青年はプライベートな質問に対しては実に素っ気ない。離婚した元妻のもとにいる息子に会いたいか、と聞くと、「一緒に住めないんですから、会ったってしょうがないですよ」。故郷であるはずの「福岡県八女に懐かしさも、感謝もありません。友達もいないし、用事もありません」と語ったこの青年を駆り立てるものは花を見て美しいと思う当たり前の生活からの脱皮そして「コンプレックス」なのでしょうか。
同日にはTBS「筑紫哲也NEWS23」に緊急生出演させるバカ加減さ、被告人に対して弁明の場を与えたニュースキャスターなんて今まで聞いたことがない、20万以上と言われる一般の個人投資家を欺いた男が番組で堂々と開き直りをする姿を見て騙されたと思っている個人投資家はどのような思ったでしょうか、いったいこの筑紫と言う男はどこまで番組を私物化するつもりなのでしょうか、株主に対する責任については「自分としては果たしてきたが、今ではどうしようもない」。今後の生き方については「まだ考えられない状態だ。民事のほうでも決着が着かないと、ホントに新たな気持ちに切り替えることはできない」とした。控訴審については「私も早く終わらせたいし、納得のいく形にしたい」としました、投資家に対する責任は果たしてきた?これでは騙された個人投資家は怒りますよ。そのような気持ちがあるならば毎日の六本木ヒルズの家賃や生活費などを考えれば早期に罪を認め服役し、早急に民事裁判に移行すべきです、そして金銭で償いをすべきですよ、そのことで始めて人様に迷惑をかけたことが少しでも解消されるのではないでしょうか、それが罪滅ぼしというものです、それが自己責任だということです。まだこの青年は世の中のわかっていません。人間はどうあるべきかについてまるでわかっていません。個人投資家を踏み台にし利潤追求と個人の自己満足だけに埋没し一般個人投資家を欺いたことをまったくわかっていません、いや頭が悪いから理解出来ないんです、ただ、この青年が残したものはいかに一般素人個人投資家がブームで流されるか、いかに勉強不足だったか、この教訓だけは間違いなくプレゼントしてくれたのではないでしょうか。 ただ虚偽情報によって翻弄される投資者の配慮といった、上場企業の経営者としての自覚は微塵も感じられないと、堀江被告の姿勢を厳しく非難した東京地裁、社会を乱し、人として人の心のあり方をもてあそんだこの青年に私はどうしても違和感を覚えます、しかし個人の投資家も全ての責任を転嫁することは出来ないと思います。でももうこんなことはこりごりですね、またこれからあってはならない、日本はそんな国ではないはずだ、勇気、強い意志、努力、思いやり、礼儀、小さくても評価してあげるのが日本であるべきだ、ここは決して個人の権利が優先されるアメリカではない。生きることは働くこと、一生懸命働き、努力すること、しかし働いても我が生活楽にならずが今の時代、でもいいではないか、みんなで助け合っていこうよ。みんな同じ日本人でしょう、家庭を大切にし子供に囲まれ、友人がいっぱいいる、小さいけど「楽しい我が家」であってもいいでしょう。
そして若者たち!閉じこもっている友人を表に出してやろうよ、季節が変わっていくのを見せてやってほしいものです。
今、北陸金沢の兼六園は梅が満開です、何も知らずに梅の花は咲き乱れ、春の訪れを感じる今日このごろ、皆さんのふるさとはいかがでしょうか。

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