訳わからん このシャバは

今こそ日本人に問う。本当に日本を解体しようとする民主党でいいのか。 

台湾 中華民国一考 台湾は独立国家だ

2007年03月06日 17時41分46秒 | Weblog
                   これが中華民国の「国旗」

【筆者記】
皆さんは台湾の人々をなんと呼びますか、中国人でしょうか、それとも台湾人でしょうか。普通は台湾の人を中国人とは呼ばないと思います、一般的には台湾人ですよね。中国人は中国、いや中国と言う国はないんで、正式には中華人民共和国です。それでは台湾は中華民国といつも言っていますか、やはり台湾と呼んでますよね、そして誰も中華人民共和国の中の台湾などと呼んでいないと思います。
今日は燻ぶり続ける中国と台湾について私なりの考えを簡単に、より簡潔に述べて見たいと思います。中には間違いがあるかも知れません、また3千字程度でまとめなければいけませんので言葉足らずのところが出てくるかも知れませんが今回は中国の醜い対台湾戦略についてはは別の日に書きたいと思いますので中華人民共和国の批判をしないで台湾について少し書いてみたいと思います。
まず率直に言いますが私は台湾派であるかもしれません、台湾が大好きです、私は仕事柄、今まで海外には約100回以上の渡航歴がありますがその中にあって台湾が一番多いのではないかと思います、それは商売上、非常にやりやすいとと言うことと治安は別にして老若男女、親日的であると言うことです、企業人のみならず一般の人々も気軽に日本人に話しかけて来ることもあり、本当に親しみやすい国民です、たとえば台東や花連の近郊に住む山岳民族であるアミ族などは他の部族と会話をする時も共通会話として日本語を使用していたときもあります、また台北市内では現在の台湾総統府は日本の統治時代、日本総統府として使用されていたものです。つまり清国から日本へ割譲され、日本領となった台湾を統治するために設置された当時の日本の官庁名ですが、台北市に設置された台湾総督府本庁舎は、現在も中華民国の総統府として使用されているんです。韓国では日本の統治時代に使用していた総統府は近年まで歴史博物館として公開していましたが彼らの言う日帝時代のものは全て破壊すべしとの政策であの景福宮の隣にあった建物を全て破壊して今は現存しません、それは金大中政権下で行われました、このことからもいかに台湾人と朝鮮人の性格が違うかがわかると思います。
さて、皆さんは台湾は中国の一部だとお思いですか、結論から言いますとまったく別の国であり、中華民国という正式な国家です。支那事変からの蒋介石国民党から書けば大変長くなりますがまずなぜ、台湾は中華人民共和国の一部になったかと言う所から話をしたいと思います。まず一番大きな問題は中国が国連の常任理事国になったのか、そもそも常任理事国とは第二次大戦で枢軸国として戦い、戦勝国として資格がある国と言う条件で誕生しました。フランスはレジスタンス闘争ですからはたして適正であったかどうかは別として現在は米国、ロシア(旧ソ連)、イギリスそしてフランス、中国です。
しかし、ヤルタ会談では大陸代表として日本の戦勝国(敗戦ですが)として出席したのは国民党の代表である蒋介石総統とその政府でした、つまり中華民国政府を常任理事国として五番目の椅子に就けたわけです。しかし大陸内で国民党は汚職などで急速に人気が下降し、共産党との内戦でついに台湾に脱出し、大陸(本土)では毛沢東が天安門広場で中華人民共和国の成立を宣言しました。しかし台湾にありながら国民党は中国大陸の代表として戦後、20年にもわたって国連の常任理事国としての地位を保ってきたわけです。これは毛沢東の共産党政府つまり中華人民共和国が国連加盟を果たせなかったこともありました。ところが1970年代になって形勢が逆転します、それは米国や日本の日中正常化での問題でした。それが田中角栄の1972年9月 田中角栄総理訪中、日中国交正常化(日中共同声明発表)につながっていきます。そして中国は中華民国の持っていた常任理事国の椅子までせしめたのです。
そして中華民国は大陸(本土)の代表として認められず中華人民共和国が一国の代表として世界に認められてしまったわけです。
私は過去のこのような流れの中でも台湾に政府が存在し、政治共同体として存在しているものを一部の国が政治的に認めないというだけで国連の加盟から除外される、こんなバカな話はありません。中華民国は依然として存在しているのは事実です。各国の外交的な戦略の渦の中で中華民国は中国の一部である考えはまったくのナンセンスであり、歴史的な観点から、国家論からして国家が存在し、国民を統治している権力と議会制民主主義が存在していることは間違いのない事実だと言っておきたいと思います。そして必ずや中華民国から、まだ呼称である台湾を正式に台湾国として成立してほしいと考えています。したがって私は民新党の陳水扁総統を支持しています。
さて台湾の陳水扁総統は今月4日夜、独立派団体の会合であいさつし、台湾独立や新憲法の必要性を訴える「4つの必要と1つのノー」と名付けた新たな考えを表明しました。陳総統が2000年5月の就任演説で任期中の独立宣言などはしないと表明した「5つのノー」原則に反する内容となっています。陳総統はあいさつの中で「台湾は、中国ではない主権独立国家である。独立は台湾人民共通の理想で、長期の目標だ」と明言し台湾に「必要」なこととして
(1)台湾独立
(2)台湾名での国連加盟などの「正名」(名前を正すこと)
(3)新憲法制定
(4)台湾の発展‐を挙げ、「ノー」として「台湾に左右の路線 対立はなく、統一か独立かの問題だ」と述べました。
正に独立なんです、しかしこの言い方は実はおかしいんです。中国の一部ではないですから決して独立ではありません。別の国家だと認めされることなんです。だからこそ今までの中華民国ではなく台湾と言う国家を新たに成立させると言うことです。私から見ればごく当然のことです。陳総統は国内(台湾内)においても着々と台湾化政策の準備を進め国民にアピールをしています、たとえば高校の歴史の教科書で台湾史の教科書ですがこれまで「本国史」として台湾史は中国史の一部で組み込まれていましたが現在、新しい教科書は台湾史と中国史を分離させ、将来は世界史として教え込む方針です。そしてもう一つの政策は組織とか団体の名称を変えると言うことです、それは2.28事件60周年として新しい国家を作りたいと言うことです、たとえば公営企業は今年になって中国石油を台湾石油に、また中国造船を台湾造船そして中華郵政を台湾郵政に変えています。まさしく台湾化政策です。
一方の国民党は中華民国が全中国を代表しているとまだ思っているんです、ここに違いがあるのではないでしょうか、一方では世界がすでに認めた中華人民共和国が存在しているわけですから戦争が起きない限りは不可能な話です、やはりまったく違う台湾と言う国を認めさせ、国家を建てていくことが必要なのではないでしょうか。ここで台湾の人口構成を書いておきたいと思います。台湾出身が85%、中国出身が13%、先住従民族つまり高山族という民族の呼称は、1945年以降、台湾の少数民族に対する中国人民の総称ですがそれには「雅美」「阿美」「賽夏」「泰雅」「布農」「曹」「排湾」「卑南」「平埔」などの呼称の人たちが含まれます。居住地区が異なっているため、言語、習わし、服飾などには大きな違いがありますがそれに含まれる民族が2%です。彼らの共通言語は日本語です。
今日は書きませんでしたが内部対立で起きた悲劇の事件である2.28事件も取り上げたかったのですが予定の三千字になりましたので書きません。国民党は2.28事件の総括なくして民新党には勝てないと思います。
私はこのような考えで民進党を支持し民新党の陳水扁総統を推しています。
国民党の馬英九前主席が勝つか陳水扁総統が勝つか日本にとって中国を牽制する意味からも防衛的な観点から重要な総統選挙になると思います。
しかし台湾はいいですね、本当に麗しの台湾になるよう中国から国際的に分離し、そして日台友好条約が早く結べるよう期待したいものですね。頑張れ台湾。

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