その日の授業も韓国の新聞記事の翻訳だった。
内容はちょっと堅苦しいものだったのだが,担当の先生がその中に出てきた人名をみて,突然こんなことを言い出した。
この「車淳大」って人は子供のころ友達から名前のことでからかわれたかもしれませんね。
え,なぜ?と思われるだろう。
とりあえずこの「車淳大」という人名をハングル表記してみよう。
차순대
実はこの순대というのは韓国の食べ物「スンデ」と同じ読み方なのだ。
スンデとは,豚の腸に春雨をつめた韓国風のソーセージのことである。
私も一度だけ食べたがあるのだが,本に書いてあったほどおいしいとは感じなかった。
やはりおいしい食べ方というものがあるようで,私が食べたときのように,冷たいまま何も付けずに食べるのはよろしくないようだ。
さて,今回は韓国人の名前に関する話である。
韓国にも姓名判断というものがあって,生まれてくる子供の将来の幸せを願って命名をする。
基本的にはやはり日本と同様,漢字を当てはめることが多いそうだが,漢字ばかりで考えると「スンデ」さんのように,思わぬ「同音異義語」でいじめを受けることもありうる。
次の名前も少し笑える名前である。
신세진(辛世進)
辛世進さんのご両親は素晴らしい名前をお考えになったと思う。
「世の中を前へと進めるような人になってほしい!」とは,泣けてくる。
だけどこの人の名前,「お世話になった」という意味があるのだ。
신세 진다
では,お次。
金治国
実にいい名前だと思う。
國を治めるような人になってもらいたいという親の愛が感じられる。
が! ハングルで書いてみると,あら,びっくり!
김치국
なんと,キムチスープ (김칫국)になってしまう。
こんなケースもある。
ある日本人女性が,韓国語を習得するために,単身韓国に渡り,某語学学校に入学した。
彼女は留学してすぐ知り合った韓国人に大きな声で自己紹介をした。
「私の名前は○○カオリです」
すると,韓国人は彼女の名前を聞いて一瞬,くすっと笑ったという。
「え? どうして笑ったの?」
彼女はカオリという自分の名前の発音が,韓国語で別の単語を意味することを知らなかった…。
가오리
実は韓国語で魚のエイをカオリというのだ。
*古狸案先生の「役に立たないはずがない韓国語」から。(みなもとせいいち)
●こちらもあわせてお読みください!
内容はちょっと堅苦しいものだったのだが,担当の先生がその中に出てきた人名をみて,突然こんなことを言い出した。
この「車淳大」って人は子供のころ友達から名前のことでからかわれたかもしれませんね。
え,なぜ?と思われるだろう。
とりあえずこの「車淳大」という人名をハングル表記してみよう。
차순대
実はこの순대というのは韓国の食べ物「スンデ」と同じ読み方なのだ。
スンデとは,豚の腸に春雨をつめた韓国風のソーセージのことである。
私も一度だけ食べたがあるのだが,本に書いてあったほどおいしいとは感じなかった。
やはりおいしい食べ方というものがあるようで,私が食べたときのように,冷たいまま何も付けずに食べるのはよろしくないようだ。
さて,今回は韓国人の名前に関する話である。
韓国にも姓名判断というものがあって,生まれてくる子供の将来の幸せを願って命名をする。
基本的にはやはり日本と同様,漢字を当てはめることが多いそうだが,漢字ばかりで考えると「スンデ」さんのように,思わぬ「同音異義語」でいじめを受けることもありうる。
次の名前も少し笑える名前である。
신세진(辛世進)
辛世進さんのご両親は素晴らしい名前をお考えになったと思う。
「世の中を前へと進めるような人になってほしい!」とは,泣けてくる。
だけどこの人の名前,「お世話になった」という意味があるのだ。
신세 진다
では,お次。
金治国
実にいい名前だと思う。
國を治めるような人になってもらいたいという親の愛が感じられる。
が! ハングルで書いてみると,あら,びっくり!
김치국
なんと,キムチスープ (김칫국)になってしまう。
こんなケースもある。
ある日本人女性が,韓国語を習得するために,単身韓国に渡り,某語学学校に入学した。
彼女は留学してすぐ知り合った韓国人に大きな声で自己紹介をした。
「私の名前は○○カオリです」
すると,韓国人は彼女の名前を聞いて一瞬,くすっと笑ったという。
「え? どうして笑ったの?」
彼女はカオリという自分の名前の発音が,韓国語で別の単語を意味することを知らなかった…。
가오리
実は韓国語で魚のエイをカオリというのだ。
*古狸案先生の「役に立たないはずがない韓国語」から。(みなもとせいいち)
●こちらもあわせてお読みください!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます