本画仙 色紙
当地で春を告げる花と言うとまずは福寿草ですが、日本水仙も殆ど同時期に咲き出します。
我が家では日本水仙の方が早く咲き出すことも多い。
特に石垣のすぐ側の日本水仙は輻射熱で暖かく、水仙にとって環境が良いのかもしれません。
今年は大寒後に酷寒となったためか福寿草より日本水仙の方がはっきり先に咲き出しました。
但し、この日本水仙は八重咲きです。
庭の外れにある日本水仙は勢いが悪くイマイチだけれど花は一重。やはり画にするにはこちらです。
6枚の小さな花びらに黄色の副花冠、数花の房咲きになる姿は可憐です。
葉にも特徴があります。葉はするっとしなやかながら殆どがよじれます。
やはりこの時期になると描きたくなる花です。
コメントありがとうございます。
そうですか。一葉のたけくらべですか。言われるまで念頭にもありませんでした。
勉強になります。
うさぎのダンスの展開もますます興味深いですね。
樋口一葉の作品を、国語の時間に読んでこんなにも清らかな作品があるのかと。
白い水仙そのものに思えました。
美登利のいじらしさ、信如の決意。
相対日する境遇が、まさに水仙ですね。
墨彩が素敵です。
ありがとうございます。