愚民党は、お客様、第一。塚原勝美の妄想もすごすぎ過激

われは在野の古代道教探究。山に草を踏み道つくる。

公演案内 『光ふる廃園』

2011年06月07日 | 舞台

JR高円寺 北口 徒歩5分

http://news.kudo-taketeru.com/

 

『光ふる廃園』

日時;2011年6月10日(金)、11日(土)、12日(日)
   10日、11日 開場;19:00 開演:19:30
   12日 開場;14:30 開演:15:00
場所;座高円寺 (03-3223-7500)
料金:¥3,500(前売当日とも)
出演・振付=工藤丈輝、若林淳
出演=工藤丈輝、若林淳、福岡まな実
音楽=千野秀一
問い合わせ:エヌ企画 03-3415-9653 enu3kya@nifty.com
      東京戯園館 tokyoguienkan@gmail.com
 ………第三世代の舞踏手が、喪われた富の奪還をめざして立ち上がる。
土中の闇から黄泉がえった屍が、荒れさびれた都市に行方を失う。
そこに天上の軽やかな光は降りそそぐのだろうか?
 ………本邦初公演、現代人の心の暗部を突く問題作!
 ―ご案内―    
    
 皆様にはこの度東北、関東を襲った未曾有の大災害におきまして、ご無事
でありますことをお祈り申し上げます。
 震災を機に世相も一変し、どの職種にある方も何らかの形で苦痛を強いら
れていることとお察しいたします。
 私事ながら仙台の実家も被災を免れず、少年時過した土地が荒れている姿
を映像で眼にしますと、遣る方ない悲しみにおそわれます。三陸地方などは
まさに私の感受性を育んだ土地にちがいなく、三陸地方の民俗神オシラサマ
はデビュー時よりの作品の大事なモチーフとなっております。
寒暖の潮が突き当たる金華山沖はある力の集中する霊地であり、それゆえ昔
から豊穣な漁場となっております。いかに荒廃に見舞われようと、わが故郷
は偉大なる景勝に護られつつ、再生を果たすことを信じて疑いません。
 この度の新作『光ふる廃園』は、企画制作の長井公彦氏とともに2年前に
発案したもので、紆余曲折を経たのちようやくの上演の段となりました。
 永続的なテーマともいえる、廃墟からの新しい祝祭の立上げを扱いますが、
決して状況にかこつけたものでもなく、死や災害はもとより舞踏家の想像力
の源泉であり、出来事が構成内容を変えることはごうもございません。
 いまだ地に揺れも治まらず、資源状況も不安定で、ともすると外出すら億
劫になりがちな時季ではございますが、私どもの拙い舞踏作品でも何事か世
に問う価値ありとの信心をうしなわず、懇切大事に演じさせていただきます。
 どうか皆様には、赤裸の肉体表現をご覧になるお心のゆとりを回復してい
ただきたく、ご案内差しあげております。
 どうぞ、6月の座高円寺に足をお運びください。
 東京戯園館主宰
  工藤丈輝拝

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