愚民党は、お客様、第一。塚原勝美の妄想もすごすぎ過激

われは在野の古代道教探究。山に草を踏み道つくる。

高橋源一郎とシールズの対談本を買い読むことができた。

2015年10月29日 | 小林秀雄

高橋源一郎とシールズの対談本を買い読むことができた。
本が買えたのは1200円と貧乏丸出しのおらでも買えたのである。
話題になっていたのはギリシア都市国家の民主主義原型でもあった。
原点回帰への永久運動でもあった。

911はアメリカ闇の政府機関による内部犯行であったことは、もはや
インターネット世界の常識でもある。
ここで1パーセントの世界権力に完全支配されているアメリカが侵犯した
ことは国民国家への破壊攻撃でもあった。そのようにアフガニスタン周辺諸国でも国民国家はいま瓦解へと無政府常態へと突撃している。

中東であるイラク周辺諸国はもっと確実に国民国家が崩壊し無政府へと常態化しつつある。シリアが顕在化している。大量難民が現出。

全世界を無政府国家にすること、これが21世紀を特権化せんとした1パーセントの世界権力による大戦略であった911起動作戦だった。

高橋源一郎とシールズの対談本には民主主義と立憲主義への自己永久運動が
追及されていたが、世界権力が現代世界で侵犯している事実に言及できなかったのは、この本の最大弱点でもあった。ゆえにシールズは一過性に終わり
来年の国政選挙のあと解散するという。

自分は高橋源一郎は甘い人間だと判断していた。
ゆえに今まで彼の小説は一冊も読んでいない。

いま、われわれに必要なものは過酷なリアリズムである。

原油国がある中東の国民国家はなだれをうって急激に国家破産するのは
もう目の前である。まずサウジアラビアから国家破綻するだろう。

ISISまたはISとはイスラエルのモサドとアメリカCIAが生成した
世界権力維持装置のための謀略組織であることは有名であり、インターネット世界ではもはや常識となっている。

太平記とは太平の世を希求する物語であった。それほど現実社会は内戦と内乱、乱世の未臨界極限の現実社会であり現実人間の時代でもあった。
そこから足利尊氏は幕府を京都にて誕生させ、よくやく3代目将軍である
足利義満によって安定するのだが、能の世阿弥はこの時代の表現者であり
70歳になって佐渡へと配流されていった。

日本の美意識の原型は鎌倉炎上太平記動乱乱世の幕開けから切って落とされ、足利義満の安定期にかけて生成していったのだろうと思われる。ゆえに中世悪党伝なのである。

鎌倉炎上太平記動乱乱世期に生成した<日本の美意識>も自問自答たる自己運動による永久運動であると定義ではなく定性できるだろう。