

3月の下旬から4月の上旬にかけて降り続く雨のことを、「菜種梅雨(なたねづゆ)」と呼ぶように、この時季は散歩をしていても、川べりに咲く菜の花(アブラナ)が目に付く。
ふつう菜の花といえば「黄色い花」のイメージが強いが、まれに「白い菜の花」が咲いていることもある。そもそも菜の花という呼び名は、アブラナ科の植物の総称であって、菜の花という固有種がある訳ではない。キャベツやブロッコリーやカリフラワーや、カブやダイコンなどもアブラナ科に属するので、つまりはそれらの花もすべて菜の花ということになる。
そこで白い菜の花は何の花?ということになると、たぶんダイコンの花ではなかろうかと…。断定できるほどの自信を持っている訳でもないけど、たぶん、おそらく、きっと…。
