【遅ればせながら皐月賞の結果報告をば】

桜花賞の轍を踏んでしまったのである。つまり、１着・２着馬は的中しても、３着馬を当てることができなかった（３連単フォーメーション）。というよりも今回は、意図的に外しに行ったと言うべきか。
というのも（敢えて言うなら）４強の戦いというのは誰が見ても明らかなメンバー構成であり、例え１番人気・２番人気といえども、無謀な切り捨てはでき兼ねるゆえ、止む無く１・２番人気馬を１・２着の裏表固定にして、せめて３着には人気薄馬が来てくれとの願望のもと、ちょっとだけヒネって買ったのだった。

大方の競馬ファンの予想が反映されるのがオッズであるならば、今回は正に大方の競馬ファンの予想どおり（下馬評）で決着した低配当の皐月賞であったといえる。
それにしても１番人気～４番人気の馬が、その人気順どおりに１着～４着に入線するなんてことは、そうそうあるもんでもないが、人気馬が人気どおりに勝つレースを好まない穴党のわたしにしてみれば、何ともつまらないレースであったというより他はない。

〔蛇足〕　１～２着馬を当てられるんなら、単・複や馬連か馬単で買っておけば、全部的中で儲かるじゃないかとの陰の声もしばしば聞こえてくるのではあるが、それでは夢も欲望もないのである。人間（様々な）欲望があるからこそ生きていられるのである。