午前の終盤にごくわずかな雨が降ったものの、午後のセッション開始時の
天候はくもりで、気温17度、路面温度22度のドライコンディションとなっ
ています。
セッション開始直後から、各車積極的にタイムを出し、開始7分の時点で
15台のタイムが出揃います。
この時点でのトップタイムはティモ・グロック選手(トヨタ)の1'13.201
で、フェラーリ勢、フォース・インディア勢とタイトルの筆頭候補であるル
イス・ハミルトン選手(マクラーレン)はコース上に姿を見せていません。
その後、フリー走行1でトップタイムをマークしたフェリペ・マッサ選手
(フェラーリ)からコースに向かい、開始15分のころには全員のタイムが出
揃います。この時点で
1 フェリペ・マッサ選手 | (フェラーリ) |
2 ヤルノ・トゥルーリ選手 | (トヨタ) |
3 マーク・ウェバー選手 | (レッドブル) |
4 キミ・ライコネン選手 | (フェラーリ) |
と言うTOP5となり、ルイス・ハミルトン選手(マクラーレン)は6番手とな
っています。
その後、ニコ・ロズベルグ選手(ウィリアムズ)がソフト側でトップタイ
ムを更新したのを皮切りに、次々とソフト側で好タイムを出すマシンが出て
きます。
開始30分時点では、
1 ヤルノ・トゥルーリ選手 | (トヨタ) |
2 フェリペ・マッサ選手 | (フェラーリ) |
3 ニコ・ロズベルグ選手 | (ウィリアムズ) |
4 中嶋 一貴選手 | (ウィリアムズ) |
5 デビッド・クルサード選手 | (レッドブル) |
と言う順位になります。
このうち、ハード側でのタイムだったのはフェリペ・マッサ選手(
フェラーリ)のみで、フェリペ・マッサ選手(フェラーリ)は、その後ソフ
ト側に履き替えて、1'12.353をマークしています。
午前と同様、ごく軽い雨が見られ始め、開始40分の時点でウエット宣言が
出されます。
後半はタイム更新がほとんど見られませんでしたが、セバスチャン・ベッ
テル選手(トロ・ロッソ)や王者キミ・ライコネン選手(フェラーリ)もト
ップ5に入ります。
残り15分になると、ロングランを行っていたと見られるルイス・ハミルト
ン選手(マクラーレン)も順位を上げ、
1 フェリペ・マッサ選手 | (フェラーリ) |
2 ヤルノ・トゥルーリ選手 | (トヨタ) |
3 セバスチャン・ベッテル選手 | (トロ・ロッソ) |
4 ニコ・ロズベルグ選手 | (ウィリアムズ) |
5 ルイス・ハミルトン選手 | (マクラーレン) |
のトップ5となります。
セッションも終了間近となり、各車が最後のアタックに入る中、王者
キミ・ライコネン選手(フェラーリ)がトップ5に浮上し、ソフト側を履
いた最年少王者フェルナンド・アロンソ選手(ルノー)が1'12.296でフェ
リペ・マッサ選手(フェラーリ)のタイムを抜いてトップに立ちます。
このセッションでは、その後粉のタイムが破られることなくチェッカーが
振られ、フリー走行2は最年少王者フェルナンド・アロンソ選手(ルノー)
が制しています。この結果
1 フェルナンド・アロンソ選手(ルノー)1'12.296
2 フェリペ・マッサ選手(フェラーリ)1'12.353
3 ヤルノ・トゥルーリ選手(トヨタ)1'12.435
4 キミ・ライコネン選手(フェラーリ)1'12.600
5 マーク・ウェバー(レッドブル)1'12.650
と言うTOP5となり、ルイス・ハミルトン選手(マクラーレン)は9位になっ
ています。
ジャパンパワーはヤルノ・トゥルーリ選手(トヨタ)の3位に続き、中嶋
一貴(ウィリアムズ)が10位とTOP10入りしており、ティモ・グロック選
手(トヨタ)が14位、ルーベンス・バリチェロ選手(HONDA)が16位、ジェ
ンソン・バトン選手(HONDA)が18位となっています。