F1はバーレーンを経て中国へとやってきました。
既に、開幕から3戦を消化したF1ですが、メルセデスAMGは速さを見せ
ておえり、ドライバーズ・コンストラクターズともにトップの状態で、
中国入りとなっています。
今回の中国GPですが、ピレリの動画がアップされていました。
が出ていました。
バーレーンGPはバーレーン・インターナショナル・サーキットで開催さ
れるのですが、このサーキットは1周の長さが5,411mとなっているのです
が、2010年のレースのみ6,299mに延長されたコースでレースが行われて
います。この長さはスパに続いて二番目の長さです。
レースが始まったのは2004年からで、初代の優勝者はルーベンス・バリ
チェロ選手です。
現役ドライバーでは
■ フェルナンド・アロンソ選手
( 2005年、2013年 )
■ ルイス・ハミルトン選手
( 2008年、2011年 )
■ セバスチャン・ベッテル選手
( 2009年 )
■ キミ・ライコネン選手
( 2007年 )
■ ジェンソン・バトン選手
( 2010年 )
■ ニコ・ロズベルグ選手
( 2012年 )
となっています。
今年もピレリがタイヤの解説の動画をアップしているようです。
ピレリ:2014年 F1タイヤ解説
ピレリーのタイヤですが、
ドライタイヤ |
種類 |
色 |
スーパーソフト |
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ソフト |
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ミディアム |
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ハード |
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レインタイヤ |
種類 |
色 |
ウェット |
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インターミディエート |
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となっているのですが、今回は、
・ オプション:ソフト(黄)
・ プライム:ミディアム(白)
が持ち込まれているようです。
今年も、新レギュレーションがあるのですが、一時出て 来た段差
とは違い形状が変わったノーズ今年のマシンの特 徴となっているの
ですが、レッドブルによるレギュレーシ ョンの解説動画がYouTube
にアップされていました。
レッドブル:2014年 F1レギュレーション解説
そして、今回のグランプリのブレーキングデータも出ていました。
初日のセッションですが、雨に見舞われ、午前・午後ともに気温が 上がらずセッションは15度の中行われ、午前はフェルナンド・アロン ソ選手(フェラーリ)が、午後はルイス・ハミルトン選手(メルセデスA MG)がトップタイムをマークしています。
2日目の午前のセッションはダニエル・リカルド選手(レッドブル)が トップタイムをマークしています。
現在の上海はいまだに霧雨が降り続く状態です。気温は14℃、路 面温度は17℃とタイヤに熱の入りにくい状態でのセッションとなって います。
ドライコンディションとなる可能性もあると思われていた予選ですが、 路面は濡れたままの状態のため、雨量は少ないものの、ドライタイヤ での走行は難しそうな雰囲気です。
このサーキットは、「上」という漢字をモチーフとした独特なレイアウ トとなっているのが特徴的なサーキットで、長いストレートと低速から 高速までのコーナーが組み合わされ、クルマのセッティングが難しい コースです。
バックストレートは非常に長く、ヘアピンの14コーナーにつながってい ることから、この14コーナーがこのサーキット最大の追い抜きポイントと なります。ここでの追い抜きを可能とするためにはストレートでのスピー ドが重要になります。
しかし、大きなダウンフォースが必要な高速コーナーや、コーナー立ち 上がりでの加速力が必要となる低速コーナーもあることから、セッティン グにおいては最高の妥協点をみつけることが重要となります。
フリー走行3回目の途中でチームからクルマを止めるよう指示を受けてい たパストール・マルドナード選手(ロータス)ですが、どうやらそのトラ ブルにより、予選への出走はできないようです。
マルドナードは前戦バーレーンで、エステバン・グティエレス選手(ザ ウバー)とのクラッシュの原因を作ったとして、中国GPでは5グリッド降 格ペナルティーを受けることになっています。
予選Q1が開始されると、各チームのタイヤ選択が解れており、ウェット ながらレインとインターミディエードのマシンがコース上でアタックを開 始します。
大半のマシンはウェットですが、ケータハムの2台とジャン-エリック・ ベルニュ選手(トロロッソ)などはインターミディエイトでコースインし ています。
コース上ではホームストレートで水柱が立つほど水があり、コース上で コースオフするマシンも出ていました。
ウェットコンディションながら、タイヤによるタイム差は小さくインターミデ ィエードで走行している小林可夢偉選手(ケータハム)は現在14番手タイ ムをマークしますが、その後、現在17番手にまで順位を下げています。
Q1では
と言う結果になっています。
Q1ではウエットでタイムを出したドライバーが多かったものの、次第に 路面状態が改善され、終盤にはインターミディエイトに交換するドライバ ーが増えており、Q2ではインターミディエードでコースインするマシンが 増えています。
Q2が始まると、ルイス・ハミルトン選手(メルセデスAMG)が1'54.516で トップタイムをマークします。2番手ニコ・ロズベルグ選手(メルセデスAMG) 、3番手にフェルナンド・アロンソ選手(フェラーリ)、4番手バルテリ・ボッ タス選手(ロータス)というTOP4になっています。
Q2では各所でマシンが大きく振られるシーンが見られていました。
Q2では、
と言う結果になっていました。
Q3開始時、ロマン・グロージャン選手(ロータス)を除くすべてのマシン がコースに出ています。
Q3もインターミディエードとウェットを履いたマシンで戦略が解れてい ました。
まず、王者セバスチャン・ベッテル選手(レッドブル)がQ3最初のタイ ム計測を行い、1'54.981をマークしています。2番手タイムはニコ・ロズ ベルグ選手(メルセデスAMG)、3番手タイムはフェルナンド・アロンソ選 手(フェラーリ)と続きます。
その後ルイス・ハミルトン選手(メルセデスAMG)が1'54.348をマーク し、王者セバスチャン・ベッテル選手(レッドブル)に0.6秒の差をつけてト ップに立ちます。
一旦、コースへ出たロマン・グロージャン選手(ロータス)ですが、大き くコースオフし、そのままピットへと戻っています。
残り5分となった時点での順位は、
と続いています。そして、個の段階で、ロマン・グロージャン選手(ロータス)は まだタイムを出せていません。
Q3では、ルイス・ハミルトン選手(メルセデスAMG)が今季3回目。通算34回 目となるポールポジションを獲得しています。
2番手にダニエル・リカルド選手(レッドブル)、3番手に王者セバスチャン・ ベッテル選手(レッドブル)のレッドブル勢が入り、メルセデスAMGの2台に割っ て入っています。
4番手にはニコ・ロズベルグ選手(メルセデスAMG)が入り、5番手フェルナンド ・アロンソ選手(フェラーリ)が着けています。
6番手フェリペ・マッサ選手(ウィリアムズ)、7番手バルテリ・ボッタス選手( ウィリアムズ)、8番手にはニコ・ヒュルケンベルグ選手(フォース・インディア) 、9番手ジャン-エリック・ベルニュ選手(トロロッソ)、10番手がロマン・グロー ジャン選手(ロータス)と言う結果となっています。
なお、Q3進出のドライバーはQ2アタック時のタイヤで決勝レースのグリッドに 並ぶ事になります。
小林可夢偉選手(ケータハム)は雨の予選でチームメートや直接のライバルで あるマルシャ勢をかわして18番手となっています。
中国GPのスケジュールですが、今年もCSでライブ中継が行われており、 フジテレビNEXTで当日の放送が行われています。
そして、月曜日の昼からフジテレビONEにて一挙放送が行わます。
BSでは録画放送になりますが、土曜の予選と日曜日の決勝の放送が 行われます。
いよいよ、今日は決勝です。今年の中国GPの勝者は誰になるのか 注目です。
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