■ 一人綴り

イロイロやってますが、停滞中。(モノが出来たらアップする感じですから...。)更新はしますが数が減るかも。

■ オーストラリアGP ロズベルグが優勝(F1)

2016年03月22日 | ☆ F1

 F1オーストラリアGPは20日に決勝が行われました。

 初日から終末に向かい天候が回復し、決勝はドラ

イコンディションで、気温がセッション開始に向かい上

昇していく状況にありました。

 前日の予選では、上手く咬み合わない状態があり、

結果的に最後のセッションでは残り3分はマシンが走

行していない状態になったのですが、昨年マークした

自身のタイムを2.5秒上回るタイムで王者ルイス・ハミ

ルトン選手(メルセデス)がPPを獲得し、フロント・ロウ

にはニコ・ロズベルグ選手(メルセデス)が着けメルセ

デスがフロント・ロウ独占となりました。

 

 

 予選後、バルテリ・ボッタス選手(ウィリアムズ)がギア

ボックス交換で5グリッド降格となり16番グリッドからの

スタートとなっています。

  決勝の舞台はメルボルンにあるアルバート・パーク・

サーキット。1周5.303kmのコースを58周で争われます。

このサーキットは公園の中にある池の周りに設けられた

公道が利用されるもので、高速区間の多いのも特徴で

す。

 セッション開始前の気温は23℃、路面温度は30℃で

したがフォーメーションラップ前には37℃を超えさらに

上昇していました。

 フォーメーションラップ後にダニール・クビアト選手(

レッドブル)がグリッドに着く前にストップしたことで、ス

タートがやり直しとなり、1周少ない57周でレースが行

われることになりました。シグナルがブラックアウトし、

スタートを切ると3番グリッドのセバスチャン・ベッテル

選手(フェラーリ)と4番グリッドのキミ・ライコネン選手

(フェラーリ)が抜け出し、1列目のメルセデスのマシン

を抜き去り、オープニングラップでフェラーリが1-2体制

を築きます。

 今年のフェラーリはテスト段階でも速かったため、

速いフェラーリを予感させる展開になります。

 第一スティントが終わると、上位勢はフェラーリの

2台がスーパーソフト。そして、セバスチャン・ベッテル

選手(フェラーリ)の後方を走る王者ルイス・ハミルトン

選手(メルセデス)がミディアムを選択。ロングランをす

るタイヤとラップを稼ぐタイヤの異なる作戦に出ます。

 そのタイヤ選択の直後、ジャンプアップして順位をあ

げていたフェルナンド・アロンソ選手(マクラーレン・ホ

ンダ)がエステバン・グティエレス選手(ハース)のマシン

と接触し、マシンが二回転して大破するという大クラッシ

ュが発生しました。幸いフェルナンド・アロンソ選手(マク

ラーレン・ホンダ)は大事に至らなかったものの、凍りつく

シーンでした。

 そのクラッシュの影響でレースは赤旗中断となり、各

チームの戦略が大きく変わる状況になりました。

 18周目で、この2台のマシンと、出走できなかったロ

バート・クビアト選手(レッドブル)の3台がリタイアとなっ

ています。

 

 19周目にリスタートすると、順位変動のないままレース

は再開されますが、22周目に盤石に見えたフェラーリに

トラブルが。キミ・ライコネン選手(フェラーリ)のマシンが

ピットに戻るとマシン後方から炎が上がります。

 レース中盤、トップを走るセバスチャン・ベッテル選手(

フェラーリ)の後方にニコ・ロズベルグ選手(メルセデス)

が迫ってきます。序盤盤石だったフェラーリですが、第二

スティントを終えた後にピット作業でタイムロスする展開

となり、セバスチャン・ベッテル選手(フェラーリ)が順位

を落とします。

 終盤は、フレッシュのスーパーソフトのセバスチャン・ベ

ッテル選手(フェラーリ)とルイス・ハミルトン選手(メルセ

デス)が上位のマシンとは異なる異質なタイムで追い上

げ、ファイナルラップまで2位争いを展開していました。

 このレースで勝利したのは、ニコ・ロズベルグ選手(メ

ルセデス)で昨年から4連勝でチームメイトバトルを制し

ています。2位にもルイス・ハミルトン選手(メルセデス)が

続き、メルセデスが1-2フィニッシュで幸先の良いシーズン

スタートを切っています。

 序盤の展開から今シーズンの期待値の高さを見せた

フェラーリはキミ・ライコネン選手(フェラーリ)はリタイア

になったものの、セバスチャン・ベッテル選手(フェラーリ)

は3位フィニッシュを果たしています。

4位には予選ではトロロッソよりも遅かったものの決勝で

はきっちり順位をあげていたダニエル・リカルド選手(レッ

ドブル)、5位には予選の順位もすごかったベテランのフェ

リペ・マッサ選手(ウィリアムズ)、6位には、初参戦のハース

に初ポイントを導いたロマン・グロージャン選手(ハース)、

7位にはニコ・ヒュルケンベルグ 選手(フォース・インディア)、

8位には、グリッド降格から8グリッド揚げてポイント獲得のバ

ルテリ・ボッタス選手(ウィリアムズ)でウィリアムズはダブル

入賞しています。9位にはカルロス・サインツJr選手(トロロッ

ソ)、10位にはマックス・フェルスタッペン選手(トロ ロッソ)

のトロ・ロッソ勢が入っています。終盤チーム名と同士での接

触がありましたが、しっかり荷台ともポイント獲得となってい

ます。マクラーレン・ホンダは、ジェンソン・バトン選手(マクラー

レン・ホンダ)が16番手、フェルナンド・アロンソ選手(マクラー

レン・ホンダ)はリタイアとなっています。

 

 

 F1は2週間ごとに開催のため、次戦は4/1になり、開

催地は中東のバーレーンで開催されるバーレーンGPと

なります。

 

 開幕戦でメルセデスVSフェラーリの図式が見えまし

たが、第二戦ではどんなレースに鳴るのか注目です。



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