■ 一人綴り

イロイロやってますが、停滞中。(モノが出来たらアップする感じですから...。)更新はしますが数が減るかも。

■ ペルチェ素子

2009年04月21日 | ○ Computer/Mobile

 コアなオーバークロッカーしか馴染みのないモノに


 【 ガス冷却 】
 【 ペルチェ素子 】


と言う組み合わせがあります。ガス冷却は、腋窩ガスを滞留させることで、空冷や水冷

よりも恐ろしい勢いで冷やすと言う、冷蔵庫やエアコンの仕組みと同じなのですが、ペ

ルチェ素子に関しては、ご存知ない方もいらっしゃるかも知れません。

 これは、


 ■ ゼーベック効果
 ■ トムソン効果


と並ぶ 【 熱電効果 】 の一つである 【 ペルチェ効果 】 を用いたモノで、物

異なる金属を接合し電圧をかけると、接合点で熱の吸収・放出が起こる効果を利用して冷

却すると言うモノです。基本的に


 【 命がけ冷却 】


のような恐ろしさを感じる作りの冷却構造では、ペルチェ・ガス冷却の組み合わせで恐ろ

しく冷やしていると言うのがその昔は存在していたのですが、現在は、探してみるとガス

冷却セットとかもある時代になっています。

 個人的にガスは圧縮されている上に 【 危険が伴う 】 のであまりお勧めしません

がそうした製品もあるようです。

 そして、ペルチェ素子ですが、これは市販のCPUクーラーとしていくつか出ています。

そんな構成の製品ですが高いけど冷えそうなケースを出しているクーラーマスターから

その機構を採用した製品が24日に出ます。

 クーラーマスター株式会社は、ペルチェ素子を用いたCPUクーラー


 【 V10 】 ( 店頭予想価格:17,800円前後 )


を4月24日に発売します。

 この製品は、ペルチェ素子でCPUを冷却するCPUクーラーでTECコントローラーと温度

センサーを内蔵し、CPUの温度を最適に保つという。結露防止センサーも搭載しています。

 構造としては、CPUの発熱をセラミック基板が吸収し、それをペルチェ素子が放熱フィ

ン側のセラミック基板へと伝えられるようになっていて、3ピースのアルミ製大型フィン

と10本の銅製ヒートパイプからなる放熱部を2基の12cm角ファンで冷却するようになって

います。

 ファンの回転速度は800~2,400rpmで、ノイズは17dBとなっています。

 本体サイズと重量は


  ■ サイズ : 236.5×129.6×161.3mm(幅×奥行き×高さ)
  ■ 重 量 : 1.2kg


となっています。

 
 



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