かわてつ日記 

三線弾いてハッピーライフ
クイチャーパラダイス三線教室(富山・高岡・金沢・野々市・京都・大阪)

群か星(むりかぶし)ゆんた

2009年11月07日 19時18分59秒 | 三線・沖縄
大阪教室のエントリー曲が決まったそうです。
「群か星(むりかぶし)ゆんた」

むりかぶしというのは「昴(すばる)」のこと。
クイチャーパラダイスの発行する雑誌「島たや」の5号に詳しく載っていますが、
工工四もCDも付いています。
師匠とあきこ先生のかけあいがいいです。
う~ん、隠れた名曲ですね。
島たや

ついでに「群か星」のまつわる民話も紹介します。

昔、八重山の島々は琉球王朝からの重い年貢の取立てに苦しんでいました。
それをみていた天の王様が南の七つ星に島を治めるように命令しましたが、
南の七つ星は「できません」と返事をし、
怒った王様は南の七つ星を南の空においやり舞い踊りをさせました。
次に北の七つ星に島を治めるように命令しましたが、
北の七つ星は「できません」と返事をし、
怒った王様は北の七つ星を北の空においやり組み踊りをさせました。
やがてちいさなむりかぶしが王様の前にすすみでて
「わたしにやらせて下さい」と言いました。
「お前のような小さな星が島を治められるのか」と王様がたずねると、
むりかぶしは「はい、できます」と大きな声で返事をしました。
王様はたいそう喜んで、
「お前はいつも島全体が見えるように天の真ん中を通りなさい」と命じました。
それ以来、むりかぶしは東から昇り天の真ん中を通って西に沈むようになりました。
そして島の人々に季節と農作業の時期を知らせました。


ついでのついでに・・・・
「群か星」という泡盛(八重泉酒造)もあるようです。









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1 コメント

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舞鶴から (ひっきー)
2009-11-08 22:18:33
唄にまつわる話を聴くとさらに唄いたい気がしてきました~



旅の恥はかき捨て、、駅前でむりかぶしゆんた 練習しま~~す。
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