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ロシアと日本

2015-08-27 20:06:15 | 国際・政治
いつの時代にも、意思の表明は大切である。
意思のあるところに方法はある。(Where there’s a will, there’s a way).と言われているが、意思が無ければ、無為無策で居る。座して死を待つしかない。
このことを司馬遼太郎は、<十六の話>に納められた「なによりも国語」の中で、バラバラな単語でない文章の重要性として強調している。
「国語力を養う基本は、いかなる場合でも、『文章にして語れ』ということである。水、といえば水をもってきてもらえるような言語環境 (つまり単語のやりとりだけで意思が通じ合う環境) では、国語力は育たない。、、、、、、長いセンテンスをきっちり言えるようにならなければ、大人になって、ひとの話も聞けず、何を言っているのかもわからず、そのために生涯のつまずきをすることも多い。」と彼は書いている。
意思は未来時制のセンテンスの内容であるが、日本語文法には時制 (過去・現在・未来の文章の区別) が無い。だから、日本人には未来の内容を表現する意思のセンテンスが無い。いつも意思決定に難渋している。はたから見ると、優柔不断・意志薄弱に見える。
メドベージェフ首相は日本時間の22日午前10時前、極東のサハリンの空港から専用機で択捉島に出発しました。そして、午前10時半ごろ、択捉島の空港に到着しました。 外務省の林欧州局長はロシアのアファナシエフ駐日大使に対し、電話で「ロシアの首相が日本固有の領土である択捉島を訪問したことは、北方4島に関する日本の立場と相いれず、日本国民の感情を傷つけるものであり、極めて遺憾だ」と述べて、抗議しました。ロゴジン副首相は23日夜、自身のツイッターに投稿し、「真の(日本の)男なら、伝統に従ってハラキリをして落ち着いたらいい。今は騒いでばかりいる」とやゆした。
それにしても、外国人から、’黙って腹切りせよ’と言われるのは残念な国民性である。 抗議だけでは、何も解決しない。相手の受け入れそうな提案が必要である。腹切りは非建設的な態度である。未来社会の建設を心がける意思表示をすることが指導性を発揮する。我々は、これをしなくてはならない。



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