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日本人の知的能力を増進するための提案をするブログです。

松下隼司氏  

2024-07-10 23:25:44 | 文化

>プレジデントオンライン  >授業時間は他国と大差ないのに民間人にはわからない日本の小学校教員の「給食を食べる暇もない」激務の背景   >松下隼司の意見・   >10時間・   

>教員の労働環境の改善が課題になっている。   

>大阪市の公立小学校に勤務する松下隼司さんは「私の学校では午後に45分間の休憩時間が設けられているが、実際に休んでいる同僚を見たことがない。   

>朝8時ごろから定時の17時までノンストップで走り続ける働き方が当たり前では、教員になりたいと思う人は減っていくだけだ」という――。    

 

働き中毒ではありませんか。All work and no play makes Jack a dull boy.     

 

>日本の小中学校の教員は働きすぎている   

>最近、教員の働き方や給与を定める法律「給特法」の見直しで、残業代の代わりに給与に上乗せされる「教職調整額」を、月給の4%から10%以上に引き上げようとする動きが出ています。   

>時間外労働の長さ(残業時間や家に持ち帰っての仕事)を考えると、引き上げられるのが10%以上というのは低いな~と正直、思います。   

>でも、消費税と同じように今後、少しずつ引き上げてもらえるかもしれないと考え直しました。   

>時間外労働の他に、教員の業務量の多さも海外の教員と比較して取り上げられるようになりました。   

 

業務の内容の海外の教員との比較が大切ですね。   

 

2018年のOECDの調査によると、日本の小中学校教員の1週間の仕事時間は50時間を超えていて、48の参加国・地域の平均38.3時間を大幅に上回り、最長です。   

 

仕事時間の比較だけでは問題は解決しないでしょうね。   

 

>学校の先生はいつ休憩しているのか   

>こうした教師の働き方の実態がメディアで報道されるのと合わせて、「教員不足」「教員採用試験の倍率低下」「教員の休職・退職」といった問題も取り上げられるようになりました。   

>だから、給特法が1971年以来、初めて引き上げられることで、教員になってみようと思われる方がほんの少しでも増えることを期待しています。   

>そして、給与改善の次に、労働環境も少しでも改善されることを願います。   

>教員の働き方は民間企業とは少し異なるため、「休憩時間」の実情については、あまり知られていないかと思います。    

>今回は、現場の教員が普段どのように働いているのかを知ってもらうため、休憩時間にフォーカスして紹介します。   

>私の場合、勤務時間は830分から17時までです。   

>でも、児童が8時すぎから登校するので、8時ごろに出勤しています。   

>私には今、保育園に通う4歳の娘がいて、毎日、送り迎えをしています。   

>最初、保育園に「なぜ、こんなに早い時刻に預けるのか?」「もっと遅めに登園してもいいのでは?」というようなことを言われました。   

>私が学校の実情を粘り強く説明して、早めに登園することを許してもらえるようになりました。   

>45分間、休んでいる教員を見たことがない   

>教員の休憩時間(1日の勤務時間が6時間を超える場合)は、145分間です。   

>私は、教員22年目ですが、勤務したどの学校でも1515分~16時が休憩時間として設定されていました。   

>おそらくほかの学校でも昼食時ではなく、放課後に休憩時間が設定されていると思います。   

>それは、昼食時間は児童の給食の時間で、教員は休憩できないからです。   

>給食を運び、配膳、おかわり、片付けをすると、教師の給食を食べる時間は15分程度です。   

>しかも15分すら確保できないこともあります。   

>児童が給食をこぼしたり、吐いたり、ケンカをしたりといったトラブル対応があったら、昼食をとれないこともあります。   

>だから、休憩時間が1515分~16時に設定されているのです。   

>ただ、この45分間の休憩時間に休んでいる同僚を、私は22年間の教員生活で1人も見たことがありません。   

>私も1度もありません。   

>その理由は、そもそも休憩時間が6時間目の授業と重なっているからです。   

6時間目の授業が終わるのは、1530分ごろです。   

>そこから帰りの支度をさせて、「さようなら」の挨拶をして、さらに児童を補習や行事指導で残すこともあります。   

>児童のために休憩時間を返上しています。   

>そしたら、あっという間に休憩時間が終わる16時です。   

>結局、出勤してから定時まで働き続けることになり、17時を過ぎてからようやく一息つけるようになります。   

>重要なイベントが休憩時間に被っている   

>校内で会議や研修がある場合、通常は16時から始まります。   

>しかし、内容が多い場合は、会議や研修が早め(休憩時間中)に始まることがあります。   

>児童のためにというのはもちろんですが、会議や研修が定時を超えてしまうと、育児や介護や家事や通院などの事情がある教員に負担をかけてしまいます。   

>そうならないように、という配慮もあります。   

>また、校外で研修がある場合(16時開始)は、休憩時間を使って移動しないと間に合いません。   

15時ごろから校外で研修がある場合は、研修時間と休憩時間と重なっています。   

100人以上の教員がいる研修会場で、休憩時間だからといって退出する教員を、私はこれまで1人も見たことがありません。   

>もちろん私もです。   

>理由は児童のためだからです。   

>また、家庭訪問や学級懇談会や期末個人懇談会も、教員の休憩時間と完全に重なっています。   

>そんな事情がありながらも、私は保護者に、「お忙しい中、お時間を設けていただきありがとうございます。」と、心を込めて言ってきました。   

>休憩時間こそ仕事をするチャンス   

>そもそも私は、自分の休憩時間が何時から何時まで設定されているか、教員になって10年間は知らなかったのです。   

>休憩時間を意識しない働き方を当たり前のようにずっと続けていました。   

>だから、夏休みや冬休みに45分間の休憩時間をとれると、贅沢な時間だな~、優雅な時間だな~と思っていました(春休みは年度末と新年度準備の業務がものすごく多いので、45分間の休憩はとれていないです)。   

>会議や研修、出張などがない日の休憩時間は、仕事をするチャンスの時間です。   

>放課後に会議や研修があると、授業や行事の準備をする時間がほとんどないからです。   

>休憩時間に少しでも仕事をして、残業や自宅に持ち帰っての仕事を少しでも減らします。   

>だから、休憩時間に休んでいる同僚を見たことがないのです。   

>ちなみに、都道府県や自治体によって、教員1人の週あたりの授業時間は違います。   

>私の場合、クラブ活動や委員会活動の時間を入れて、授業時間は週27時間程度です。30時間(6時間×5日)、全部授業で埋まっている教員も全国にはたくさんいるかと思います。   

>ノンストップで働くのが当たり前だったが…   

>これらの事情で、休憩時間に休憩しない(できない)ですが、休憩時間の振り替えはありません。   

1度もです。

>求めたこともありません。   

>私のほかに求めた教員や求められた管理職も知りません。   

>お互いどうしようもないことを知っているからです……。   

 

日本人には意思が無い。だから大人しくじっとしている。自発性が無い。ひとえに忍耐が大切だと信じている。  

求めよさらば与えられん。(自ら積極的に求める態度が必要であるという事。) 

 

>休憩時間をとっているどころではないぐらいの業務内容・業務量があることを、お互いに知っているからです……。   

>私は朝8時ごろから退勤するまでノンストップで走り(泳ぎ)続けるような働き方を20年以上、続けてきました。   

>これが当たり前だと、もう慣れてしまいました。   

 

思考停止はよくないですね。   

 

>でも、自分のような働き方を若い教員に求めてはいけないと思っています。   

 

そのリーズン (理性・理由・適当) が大切ですね。リーズナブルな解決法が必要ですね。      

 

>休憩時間など、教員を取り巻く労働環境が少しでも改善すれば、「教員不足」や「教員の休職・退職」や「教員採用試験の倍率減少」の解消につながるとも思います。  

 

そうですね。   

 

>教員の働き方について、「業務をもっと効率化することで、休憩時間をとれたり、残業や仕事の持ち帰りが減ったりするのでは?」という考えがあります。   

>しかし、これは難しいと言わざるを得ません。   

 

外国との比較検討が役立ちそうですね。   

 

>教員数をもっと増やしたり、1クラス当たりの児童数の数を減らしたり、業務量を日本以外の先進諸国の水準にしたりするのは現実的ではないからです。   

>お金もものすごくかかります。   

 

そうですね。教育にお金をかけるのは文明国ですね。   

'為せば成る 為さねば成らぬ 何事も 成らぬは人の 為さぬなりけり'  上杉鷹山 (うえすぎ ようざん)         

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---------- 松下 隼司(まつした・じゅんじ) 公立小学校教諭 1978年生まれ。   

>奈良教育大学卒業。   

2児の父親。   

>関西の小劇場を中心に10年間演劇活動。   

>令和6年版教科書編集委員を務める。   

>著書に絵本『せんせいって』(みらいパブリッシング)、『ぼく、わたしのトリセツ』(アメージング出版)、教育書『むずかしい学級の空気をかえる 楽級経営』(東洋館出版社)、『教師のしくじり大全 これまでの失敗とその改善策』(フォーラムA企画)などがある。   

>教師向けの情報サイト「みんなの教育技術」でコラムを持つほか、Voicy「しくじり先生の『今日の失敗』」でパーソナリティを務める。   

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