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日本人の知的能力を増進するための提案をするブログです。

信頼回復せず  

2024-08-20 22:22:01 | 文化

>共同通信   >首相退陣も信頼回復せず、78%総裁選は石破25%、世論調査   >共同通信によるストーリー・   >1日   

> 共同通信社が1719日に実施した全国緊急電話世論調査によると、岸田文雄首相(自民党総裁)の退陣が、派閥政治資金パーティー裏金事件からの「信頼回復のきっかけにはならない」との回答が78.0%に上った。   

 

(たみ) (しん) () くば立たず。(政治は民衆の信頼無くして成り立つものではない論語・顔淵   

無哲学・能天気の日本人は人を信頼させる方法を知らない。   

‘私は絶対に日本人を信用しない。昨日までの攘夷論者が今日は開港論者となり、昨日までの超国家主義者が今日は民主主義者となる。これを信用できるわけがない’ (あるアメリカの国務長官)   

 

>後継の首相となる見通しの次の総裁にふさわしいのは石破茂元幹事長が25.3%でトップとなり、小泉進次郎元環境相19.6%、高市早苗経済安全保障担当相10.1%が続いた。   

>総裁選で議論してほしい課題は景気・雇用・物価高対策が最多の50.9%となった。   

 

総選挙で若者の投票率が低いのは問題ではありませんか。わが国政治は若者にそっぽ向かれている。   

‘老人の所有する、老人の手による、老人のための政治’ には明日が無い。衰退途上国の病因である。     

北欧・スウェーデンの国会議員の平均年齢は約46歳(日本は約58歳)だそうである。閣僚の平均年齢は45歳、最年少閣僚は26歳だというから日本とは(62.4歳)かけ離れていますね。

選ばれる側が若いように、選ぶ側も若く20代の投票率が82%だという。若者の熱心な政治参加が大切ですね。彼らの政治には夢も希望もある。   

 

> 総裁候補の4位以下は河野太郎デジタル相9.7%、上川陽子外相7.6%、小林鷹之前経済安保担当相3.7%の順。   

>自民支持層では小泉氏24.2%、石破氏21.0%、河野氏11.2%が上位を占めた。   

>「ポスト岸田」に10人超の名前が挙がる中、927日が有力とされる投開票まで情勢は流動的だ。   

 

政治家には政治哲学が必要である。無哲学であると選挙は肉体の選出に終わる。   

 

> 議論を望む課題(回答は二つまで)の2位以下は年金・医療・介護36.6%、子育て・少子化25.7%、政治とカネ20.1%が続いた。   

 

若者の所有する、若者の手による、若者のための政治が必要である。現在は若者が政治の外にある。ノンポリ・政治音痴では政治に夢も希望も無い。   

我が国には社会の木鐸 (ぼくたく世の人を教え導く人) が必要である。わが国のジャーナリストはその要請に応える必要がある。事実の山と木鐸の不在だけがあったのではわが国は立つ瀬なし。‘それがどうした’‘それでどうした’の問いに答えが出せない。我々には絶望の未来が待っている。今こそ我が国民の自覚すべき時である。      

イザヤ・ベンダサンは、自著 <日本人とユダヤ人> の中で ‘自らの立場’ について以下のように述べています。   

何処の国の新聞でも、一つの立場がある。立場があるというのは公正な報道をしないということではない。そうではなくて、ある一つの事態を眺めかつ報道している自分の位置を明確にしている、ということである。 読者は、報道された内容と報道者の位置の双方を知って、書かれた記事に各々の判断を下す、ということである。 ・・・・日本の新聞も、自らの立場となると、不偏不党とか公正とかいうだけで、対象を見ている自分の位置を一向に明確に打ち出さない。これは非常に奇妙に見える。 物を見て報道している以上、見ている自分の位置というものが絶対にあるし、第一、その立場が明確でない新聞などが出せるはずもなければ読まれるはずもない。・・・・・ (引用終り)      

 

> 回答は固定電話429人、携帯電話635人。   

 

 

 

 

 

 


自民党総裁選  

2024-08-20 21:16:00 | 文化

>現代ビジネス   >【独自】「進次郎つぶし」のために小林鷹之を出馬させた「ライバル政治家」がやっていること 自民党総裁選≫   >現代ビジネス編集部によるストーリー・   >12時間・   

20人をあっという間に集めて   

>自民党総裁選が混戦している。   

>石破茂元幹事長、小泉進次郎元環境相、河野太郎デジタル相の「小石河」が注目を集めるなか、突然急浮上したのが小林鷹之前安全保障担当相だった。   

>「コバホーク」との愛称も浸透しつつあり、早くも推薦人20人を集め、819日には記者会見を行った。   

>「20人集めるのは、本当に早かったですね」   

>こう語るのは、小林氏を応援する衆議院議員のA氏。   

>この議員によれば、小林氏は岸田首相の辞意を予測していたのかのように、7月から極秘に会合を重ねてきたという。   

>派閥解消前は二階派に所属していた小林氏は、麻生派の甘利明元幹事長の覚えもめでたく、当選4回で入閣を果たしている。   

A氏によれば、小林氏の応援団の中心は、安倍派のホープでもある、福田達夫元総務会長だ。   

>福田氏は、父親の福田康夫氏、祖父の福田赳夫氏がいずれも総理となった政界のサラブレッド。   

>すでに党三役の総務会長も経験している。   

>東大から財務省に入省し、アメリカの米ハーバードケネディ行政大学院に留学した小林氏もエリート官僚の出身だが、永田町の論理では福田氏の方がはるかに「格上」の存在だ。   

>「本来、福田氏自身が出馬してもおかしくなかった。   

>しかし、裏金事件もあって今回は断念した。   

 

裏金事件は改革運動の火種ですね。   

 

>派閥が解消されてから初めての総裁選であり、議員の思いがダイレクトに反映される。   

>自民党は古い世代が仕切っていてはいけないと考えた福田氏は、当選4回の同期の小林氏を擁立するべくチームを組んだのです」

 

そうですね。我が国の政界には世代交代が必要ですね。    

 

>先を越されてたまるか   

A氏はそう説明する。   

>事実、福田氏自身も94万円の裏金を受け取り、政治資金収支報告書の訂正を余儀なくされており、いまだ傷は癒えていない。   

>福田氏がなぜ小林氏を擁立したのか。   

A氏によれば、もう一つの理由があるという。   

>小泉進次郎氏の存在だ。   

>今も、安倍派に睨みを利かす、森喜朗元首相は総裁選前に、小泉氏の父・小泉純一郎元首相などと会食し、   

>「純一郎元首相は安倍派だった。   

>進次郎氏が総裁選に出馬するなら安倍派で支援をすればよい」と語ったと報じられた。   

 

森喜朗元首相は派閥政治そのものですね。彼はそれ以外にない。      

 

>「福田氏は当選4回、小泉氏より1期下になるが、どちらも将来は自民党を背負って立つ人物です。   

>小泉氏は岸田首相の派閥解消もあり、総裁選には確実に出てくるでしょう。   

>今回出馬を見合わせた福田氏は小泉氏をライバル視しており、小泉氏の台頭には我慢ならないところがあると思う」(A氏)

>自民党では、総裁選に出馬することは何を意味するのか。   

>「推薦人20人を集め、総裁選に出るというのはある意味、スターの証です。   

 

議員は人気商売ですからね。特にノンポリ・政治音痴の国ではね。       

 

>政治家としての将来は非常に有望視される。   

>それが自民党の伝統だ」   

>こう話すのは、政治評論家の田村重信氏だ。   

>小泉氏が先に総裁選に出馬となれば、福田氏は先を越された格好となる。   

>それを防ぐため、派閥の縛りがなくなり、自由に動ける中で、当選4回以下の若手を束ねて小林氏をという態勢を作り、実際に出馬表明させたのである。   

 

そうですね。世代交代による党改革を目指す議員は大いに活動すべきでしょうね。    

 

>小林氏に推薦人が流出   

>小林氏も福田氏に呼応するように、811日のフジテレビの番組に出演。   

>萩生田光一氏が政調会長の辞任を余儀なくされたことにはじまり、裏金事件で自民党の役職や委員長ポストから外されている安倍派の議員について

>「やりすぎると現場が回らない。処分を受けた方も優秀だ」と「安倍派外し」を再考すべきと、福田氏を擁護するかの発言をした。   

 

裏金事件の擁護は良くない。党員の期待に背くだけである。   

 

19日に出馬表明した小林氏の急上昇に対し、小泉氏を支援する自民党の若手議員・B氏はこう警戒心を滲ませる。   

>「小泉氏が勝つパターンは、若手の代表として年長者と激突する総裁選という構図に持ち込むことが大事。   

>しかし小林氏が出馬することが決まったので、若手同士で票を食い合うことになる。   

 

若手同士で年寄りの票を食い合ったらよいでしょう。  

 

>小泉氏は父・純一郎元首相が安倍派で、一定の支援が見込めると計算している。   

>また、小泉氏を支援すると思っていた若手も小林氏の推薦人に加わった。   

>こちらから連絡しても、なかなか返事をしてこないから、おかしいと思っていた。   

>推薦人にとカウントしていた人が、小林氏に流れたんです。   

 

世代交代グループ内の流れは問題ないですね。   

 

>慎重で総裁選への発言を控え気味にしている小泉氏ですが、その間隙をついて手練手管の福田氏がうまく、小泉包囲網を引いている感じがする」   

>今回の総裁選は自民党の党員の投票もあり「人気度」がカギになる。   

 

議員は人気商売だから人気度が大切ですね。   

 

>コバホークとして売り出す小林氏だが、世論調査の数字では、知名度の高さもあって小泉氏が圧倒的に凌駕しているのは明らかだ。   

>また、小林氏が福田氏を気遣ったのか、安倍派の裏金議員を「不問に」という発言も、総裁選には大きなマイナスになる。   

>「小泉氏にとっては包囲網だろうが、それを突破する迫力がないと総裁選では勝てない。   

>岸田首相は記者会見で自民党は変わるべきと、何度も発言した。   

 

そうですね。自民党には世代交代が何よりの変革ですね。  

 

>この2人が激突するような展開になれば、それこそ自民党が変わったことになる」(田村氏)   

>「小泉包囲網」を打ち破ることはできるのだろうか。   

 

自民党の党員は世代交代という改革目標の下に大同団結すべきですね。   

小異を残して大同につく。これが真の力になる。   

老人の所有する、老人の手による、老人のための政治には明日が無い。衰退途上国の病因である。     

北欧・スウェーデンの国会議員の平均年齢は約46歳(日本は約58歳)だそうである。閣僚の平均年齢は45歳、最年少閣僚は26歳だというから日本とは(62.4歳)かけ離れていますね。

選ばれる側が若いように、選ぶ側も若く20代の投票率が82%だという。若者の熱心な政治参加が大切ですね。彼らの政治には夢も希望もある。      

 

マッカーサ元帥は1951年5月5日の上院合同委員会で日本人を以下のように評していました。  

‘もしアングロ・サクソンが人間としての発達という点で、科学とか芸術とか文化において、まあ45歳であるとすれば、ドイツ人もまったく同じくらいでした。しかし日本人は、時間的には古くからいる人々なのですが、指導を受けるべき状態にありました。近代文明の尺度で測れば、我々が45歳で、成熟した年齢であるのに比べると、12歳の少年といったところ like a boy of twelve でしょう。’ (ジョン・ダワー 増補版 敗北を抱きしめて )  

マ元帥の発言はどの駐日大使よりも率直でしたね。外交辞令がない。彼は知日派の人であった。  

 

我々日本人は日本語と英語の両言語を良く学び、思考における時制の大切さを十分に理解する必要がありますね。英文法にある時制 (tense) を使った考え方を会得すれば、我々は自己の意思 (will) を明らかにすることも可能になるし、自分自身の世界観 (world view) を持つことも出来ます。さすれば我々は国際社会において相手の理解も得られ、未来社会の建設に協力することも可能になります。かくして、我々日本人は、人類の進歩に一層の貢献が可能になるでしょう。     

 

『有能な人材が世界から日本に集まり、ここで世界に向けてサクセスストーリーが生まれるという国家を目指すべきです。 このための具体的な政策課題として (1)英語を第2公用語にする (2)定住外国人に地方参政権を与える (3)インターネットの接続料はじめ知的生産活動の基本コストを諸外国並みにする (4)日本の制度やシステムの中で国際基準と合致しないものを一括して見直す―の4点を提案したいと思います。』 (茂木敏充外務大臣)   

 

 我が国の ‘漢字かな’ は世界中何処の国に行っても通用しない。特にローマ字 (alphabet) の代わりに仮名を使用することには害毒がある。仮名漢字表記による学習で自分は世界に通じていると思い込む。だが、これは事実ではない。勝手な解釈により世界に関する独りよがりの解釈は避けられない。私は宿泊先のアメリカ人の名前は知っている。しかし、その綴り方は分からない。つづり字を考えることのない日本人の記憶方法だからである。このような文盲に近い体験の仕方では外国人との文通もできない。地図を見て探すことも難しい。かな書き英語が我が国民の国際化を果てしなく遠ざけているということができる。  

 

国語の勉強は読み書きの練習である。ところが、日本語の仮名漢字表記は難しい。特に漢字の字形と音訓の習得に月日を費やし、目的の勉学の成果が遅れている。私の知人に '〇〇健' という名前の人がいる。彼は周りの人から 'タケちゃん' とか、'ケンちゃん' とか呼ばれている。'一体どちらが本当なのか' と私が尋ねると、彼は 'どちらでも良いのですよ' と答える。'でも、戸籍ではどうなっているのか' と尋ねると、'戸籍にはフリガナがありませんから、どう読んでも良いのですよ' という答えであった。これを '日本人の自由' というのであろうか。'あるべき姿' の追及がない。とりわけ漢字圏以外の国から来た外国人には日本語の漢字は難しい。日本語をローマ字表記にすれば彼らもたちどころに日本語を読めるようになる。能率の良い言語の習得には音読が欠かせない。読み書きが自由になると一人前の大人として活躍できる。筆記試験でも真の実力が発揮できる。外国人の能力に関してより公平な評価をする社会が我が国内に実現する。ぜひローマ字表記を法制化してもらいたい。ローマ字表記を仮名漢字表記と対等な地位にしてもらいたい。日本語をローマ字表記と仮名漢字表記の二刀流表記の国にすると良い。         

 '為せば成る 為さねば成らぬ 何事も 成らぬは人の 為さぬなりけり'  上杉鷹山 (うえすぎ ようざん)         

 

 

 

 

 

 

 

 


次の首相候補  

2024-08-20 00:35:16 | 文化

>現代ビジネス   >「次の首相候補」11人を辛口採点「圧倒的1位」は高市早苗、では石破・河野・進次郎は? 麻生太郎が握る「高市旋風再び」の可能性   >高橋洋一(経済学者・嘉悦大学教授)によるストーリー・   10時間・   

岸田政権に見えた「末期症状」   

814日、岸田文雄首相が9月の自民党総裁選への不出馬を表明した。   

>前日まで出馬を検討しているとも見られており、党内外に衝撃が走った。   

>今から思うと、岸田政権の末期症状は危機管理に出ていた。   

>明確な綻びは、本コラムで何度も指摘したように、11日の能登半島地震で補正予算を打てなかったことだ。   

>震度7の地震の補正予算に反対する野党はなく、政治家として絶好の見せ場なのに、そのチャンスを逃した。   

>最後のダメ押しとなったのが、88日の日向灘地震だ。   

>南海トラフ地震への波及が懸念されるのは確かだが、ここは注意情報を出しても、地震への備えを再チェックするだけに留めて、日常生活や既に決めた予定を変更することはないと、総理の口から言っておくべきだった。   

>しかし、8912日に予定されていた中央アジア訪問を、南海トラフ地震との関係で首相自らが予定変更しドタキャンした。   

>この判断は、南海トラフ地震情報の危機管理の面からも、外交面からも酷かった。   

>中央アジア5か国(ウズベキスタン、カザフスタン、キルギス、タジキスタン、トルクメニスタン)は、ロシア、中国、イラン及びアフガニスタンに囲まれたユーラシア大陸中央に位置している。   

>日本にとって対ロシア、中国、イランの戦略上の要衝であり、資源などの日本の国益確保の面から言っても重要国なのに、その好機を逃してしまった。   

>「外交の岸田」らしからぬ話だ。   

 

残念な決断でしたね。   

 

>こうしたミスが続いては、もはや政権運営はできない。   

>江戸幕府も地震で潰れた   

>自然災害に対応できずに政権が潰れることはしばしばある。   

>古い例だと、260年も続いた江戸幕府もそうだ。   

>歴史の教科書には、185363日、現在の神奈川県浦賀沖に、アメリカの東インド艦隊司令長官・ペリーが開国を求めて蒸気船が来航した、いわゆる「黒船来航」から動乱の歴史が始まったと書かれている。   

>それは事実だが、並行して日本は巨大地震に見舞われていた。   

1854114日(新暦1223日)の安政東海地震、そして約32時間後の115日(同1224日)の安政南海地震である。   

>安政東海地震では山梨県、長野県、福井県でも地震の被害があり、静岡県の天竜川河口付近で最も大きな被害が記録されている。   

>津波被害も房総半島から四国沖にかけて発生した。    

>安政南海地震では近畿、四国、中国、九州地方にかけて地震被害があり、紀伊半島から四国の沿岸部にかけては津波も発生した。   

>これらは、いわゆる南海トラフ地震だ。   

>さらに、1855102日(同1111日)には安政江戸地震が発生した。   

>江戸城や幕閣らの屋敷が大被害を受け、、幕末の多難な時局における財政悪化を深刻化させた。   

>今回の総裁選不出馬は岸田首相なりの政治判断であり、ケジメだろう。   

>もちろんここに至るまで、政治とカネの不祥事ボディブローのように岸田政権に打撃を与えてきたが、最後は地震の危機管理でトドメを刺された、というのが筆者の見立てだ。   

>再び「高市旋風」が来るのか   

>いずれにしても、これで総裁選は事実上始まった。   

>二人のキングメーカー、麻生太郎氏と菅義偉氏の争いになるだろう。   

>手駒としては、菅氏が優勢だ。   

>小石河といわれる石破茂氏、小泉進次郎氏、河野太郎氏は党内外で人気が高く、政官界の重要人物への影響力もある。   

>ただし、河野氏は麻生派所属で派閥を抜けていないので、菅氏の手駒とはいえないかもしれない。   

>小泉氏は父親の小泉純一郎氏のアドバイスもあり、若すぎて出馬できないと言われていたが、ここにきて若さの魅力が復活している。   

>さらに、菅氏は小石河のほかに加藤勝信氏にも近い。   

>また、麻生氏と菅氏の間に入って、岸田氏もキングメーカーを指向するだろう。   

>その場合、林芳正氏を担ぐことになりそうだ。   

>一方の麻生氏は、一時は上川陽子外相が本命と言われたが、上川氏は最近勢いがない。   

>そこで、自派閥の河野氏を推す動きもある。   

>ただし、一部には高市早苗氏が隠し玉だと言う人もいる。   

>もしそうなると、国民人気のある高市氏を党内基盤のある麻生氏が担ぐことになり、前回、高市氏を安倍氏が担いで旋風を巻き起こした流れの再来になる。   

>茂木敏充氏は、麻生氏の応援を期待するがうまくいっていないようなので、苦しい戦いだ。   

>小林鷹之氏らは若手の賛同を得ながら刷新的なイメージで総裁選を盛り上げるだろう。   

 

この国を新しくするために、選ぶ人も、選ばれる人も若者である必要がありますね。これがわが国の政治の緊急の課題ですね。若者の政治離れがこの国の病です。若者の政治参加を解く投票率を上げる必要を説く候補者はいないか。それなくして、明日の日本は無い。         

注目すべきは、北欧・スウェーデンの国会議員の平均年齢は約46歳(日本は約58歳)である。閣僚の平均年齢は45歳で、最年少閣僚は26歳である。日本は(62.4歳)だそうである。選ばれる側が若ものであれば、選ぶ側も若く20代の投票率が82%だということである。 

 

>対米関係が重要になる   

>現時点で11名ほどの総裁選候補者が挙がっているが、派閥が解消されたからといって、このまま全員が立候補とはならないだろう。   

>いわゆる合従連衡の動きが水面下で繰り広げられている。   

>現時点での筆者の独断に満ちた寸評を上げておこう。   

>これまでの(1)政治経験、(2)党首としての新鮮度、(3)内政手腕の期待、(4)外政手腕の期待を1から5で評点したものだ。   

>さらに、(5)党内の支持状況を今の時点で定性的にまとめた。   

>なお、(3)内政と(4)外政は、筆者の好みで大胆にみている。   

>(3)内政で重要なのは、財務省との距離感だ。   

>財務省ベッタリであると、間違った財政状況を吹き込まれて予算制約に陥りがちだ。   

>また、日銀との関係も重要だ。   

>中央銀行には手段の独立性があるので、日々のオペレーションや具体的な利下げ・利上げの指示はできないが、大きな目標とインフレ目標を日銀には守ってもらう必要がある。   

>例えば、本コラムでも明らかにしているように、7月末の利上げはインフレ目標を無視した日銀の暴挙であり、政府としては看過してはいけない。   

>こうした利上げを容認するような自民党総裁の評価は低い。   

>(4)外政でのポイントは、一言で言えば対米関係だ。   

>次期米大統領がトランプ氏でもハリス氏でも、うまくやれるかどうか。   

>実は高市氏は、どちらにも対応できる稀有な人物だ。   

>トランプ氏であれば保守として政策で波長が合うだろうし、ハリス氏でも女性同士、しかも高市氏はかつて米民主党議員のスタッフを務めた経験もあるので、高評価になる。   

>安倍派は「草刈場」になる   

>最終的には(1)~(5)の兼ね合いで総裁が決まるだろうが、さらに今後(5)は以下に述べるように大きく変化しうる。   

>総裁選の日程はまだ決まっていない。   

>具体的な日程は820日に決まるが、920日から29日までの間に議員投票が実施されることになっている。   

920日(金)か27日(金)の投開票と言われている。   

>総裁選の過程で、旧派閥の復活もあるだろうし、旧派閥が草刈場にもなるだろう。   

>麻生派だけは解散していないので、まとまりが一番強固だろう。   

>旧岸田派も総裁派閥だったのでそれなりに結束が強く、しかも、麻生派とあわせて「大宏池会」になるかもしれない。   

>旧茂木派は苦しい。   

>茂木氏と加藤氏が出馬すれば、今の分裂がさらに加速するかもしれない。   

>旧二階派は菅氏が影響力を強めるだろうが、もともと強固な組織ではなく、小林氏のような若手支持に絞って独自の行動をする人も多いだろう。   

>かつての最大派閥の旧安倍派は、核となる人物が政治とカネの問題で身動きがとれないので、各候補者の草刈場になるかもしれない。   

>いずれにしても、自民党総裁選ではおおいに論戦してもらおう。   

 

政治には未来の先取りが必要ですね。この国の未来を担う人物を選出すべきですね。自分の出世より、同志の団結が必要ですね。      

各候補者は未来社会の内容を、熱意をもって論じよう。論戦には若者の参加を大いに歓迎すべきですね。改革者は若者の意見に焦点を当てるべきですね。        

年寄りの政治家よ、さようなら。 

 

意思の無い国民で成り立つわが国では開戦は自然現象で、戦災は自然災害ということになるのか。    

国民がやむを得ない反応だけをする人たちの群れであっては国のかじ取りはどうにもならない。   

それにも関わらず日本人はノンポリ・政治音痴となっている。   

西洋人の責任は、自己の意思の特権を認められて与えられた目的を成し遂げる義務にある。

日本人の責任は、自己の意思が無いので、ただ与えられた目的を成し遂げる義務だけになる。これは牛馬の苦役と同じである。だから、日本では責任者になることに魅力がない。   

 

意思のない世界では社会の動きは頓挫する。いつまでたっても未来社会の建設には至らない。   

我々日本人は日本語と英語の両言語を良く学び、思考における時制の大切さを十分に理解する必要がありますね。英文法にある時制 (tense) を使った考え方を会得すれば、我々は自己の意思 (will) を明らかにすることも可能になるし、自分自身の世界観 (world view) を持つことも出来ます。さすれば我々は国際社会において相手の理解も得られ、未来社会の建設に協力することも可能になります。かくして、我々日本人は、人類の進歩に一層の貢献が可能になるでしょう。 

意思のある所に方法 (仕方) はある。Where there's a will, there's a way.  

求めよさらば与えられん。 (自ら積極的に求める態度が必要であるという事)  

 

日本人には意思が無い。だから大人しくじっとしている。自発性が無い。ひとえに忍耐が大切だと信じている。   

常に上からの賃上げを望んでいる。だから会社の意向を重んじた賃上げに応じている。賃上げに自らの力を示す交渉はしない。

上からの昇進に人気がある。だからエスカレーター方式の昇進に人気がある。自ら転職を繰り返して高位の職責に就くことを好まない。   

上からの補助金に、蟻が集まるように人が集まる。自らの寄付により社会活動を高めようとする努力には人気がない。  

国民は常に上の指示を待っていて自主性が無い。上からの指示はハッキリしない。ヒットラーもスターリンも毛沢東もいない極めて穏やかな社会である。

やって見せ 言って聞かせて させて見せ 褒めてやらねば 人は動かじ (山本五十六)     

だから社会は下降線を辿る。‘天は自ら助くる者を助く’のではなかろうか。我々はもはや思考停止ではいられない。