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日本人の知的能力を増進するための提案をするブログです。

首相公選制  

2024-08-18 21:06:06 | 文化

>スポニチアネックス   >橋下徹氏 自民総裁選に「僕は、首相公選制をずっと言い続けていますが、これはなかなか実現しません」   >スポーツニッポン新聞社の意見・   >5時間・   

> 元大阪市長で弁護士の橋下徹氏(55)が18日、フジテレビ「日曜報道 THE PRIME」(日曜前730)に出演。   

9月の自民党党総裁選について言及した。   

> 岸田文雄首相の不出馬表明後、10人程度が続々と出馬に意欲を示し、推薦人の争奪が繰り広げられている。   

>総裁選は「912日告示―27日投開票」とする日程が有力。   

> ポスト岸田として、「小石河」の石破氏、小泉進次郎元環境相(43)、河野太郎デジタル相(61)のほか、茂木敏充幹事長(68)、小林鷹之前経済安全保障担当相(49)、加藤勝信元官房長官(68)、高市早苗経済安全保障担当相(63)、上川陽子外相(71)、林芳正官房長官(63)、野田聖子元総務相(63)、斎藤健経済産業相(65)の名前が挙がっている。   

> 番組では、FNNの世論調査「次の総裁にふさわしいのは誰?」の結果、石破氏247%、小泉氏121%、高市氏75%、河野氏70%、菅氏54%、上川氏48%、野田氏14%、林氏12%、茂木氏09%、加藤氏04%、小林氏01%となっていることを紹介した。   

> また、番組放送中に「自民党総裁が代わることで自民党は変わると思いますか?」という視聴者投票(51418人が回答)を行い、「変わると思う」17%、「変わらないと思う」68%、「どちらともいえない」15%という結果だったことも伝えた。   

 

そうですね。日本人のノンポリ・政治音痴は変わりませんね。   

日本人には世界観が無いので未来の内容を語ろうとしない。日本人の政治には夢も希望も無い。   

 

> 総裁選について、フジテレビ政治部長で解説委員の松山俊行氏が「決選投票をめぐってどうなるか分からない展開になっている」と話すと、橋下氏は「こういう決め方が本当に国民の意思を反映するかですよね。   

>僕は、過半数を獲った政党が候補者を擁立したとしても、最後は首相は国民が選ぶという仕組み、首相公選制というのをずっと言い続けてきたんですけれども、これはなかなか実現しません」と述べた。   

 

自由民主の国・日本    

我が国は自由主義陣営の一員であるが、我が国民は何かしら自由と民主主義には縁が遠い感じがしている。   

自由とは ‘意思の自由’ の事である。だが日本人には意思が無い。だから、自由そのものにも意味がない。’不自由を常と思えば不足なし’という実感がある。

民主主義は個人の意思の内容を有権者により選択することである。無意思の候補者には選ぶところが無い。無哲学・能天気の国民では未来社会の建設に意欲は乏しい。個人意思の無い日本人には他の基準による個人選びをするしかない。だから、三バン (地盤:選挙区と後援会・ 看板:知名度・鞄:資金力) が決め手になる。これを頼りにして各人は昔風の義理を果たす。

義理とは序列関係から生じた個人的な義務の事である。選挙により各人は自己の序列に対する義理を果たしている。序列に対する帰属意識が民心に安堵感を呼び起こすので義理はありがたい。それで ‘義理が廃ればこの世は闇だ’ と考えている。   

だから我が国民はなかなか真の自由民主に手が届かない。  

 

 

 

 


ビートたけしさん  

2024-08-18 18:23:38 | 文化

>サンケイスポーツ   >たけし、自民総裁選に「みんな同じ穴の狢だし、野党は野党でどうにもなんねえし」   >2時間・   

>タレント、ビートたけし(77)が18日、テレビ朝日系「ビートたけしのTVタックル」(日曜正午)に出演。   

>9月に予定している自民党総裁選について私見を述べた。   

>番組では14日に岸田文雄首相が9月の任期満了に伴う自民党総裁選不出馬を表明したことを受け、「トップ交代で日本の政治は変わるのか?」について討論した。   

>不出馬を表明した岸田首相は「ただ一つ申し上げるならば、政治のカネの問題、政治の信頼回復の問題について、一連の改革、努力が続けられてきましたし、これからも続けていかなければなりません。   

>こうした一連の改革マインドが後戻りすることがないような方であってもらいたい」なとど話したが、たけしは「自分がいかに悪かったかって言ってるだけじゃねぇか。   

>私のときに自民党がひどくなったんって言ってるようなもん。   

>だけど、自民党の中で総裁を選ぶっていったって、みんな同じ穴の狢だし、じゃあ誰がやるの?    

>野党は野党でどうにもなんねぇし」とバッサリ。   

 

そうですね。外人もわが国の野党と与党の区別はしていないようですね。きっと野党と与党は補完関係にあるのでしょうね。      

 

>続けて「今度の総裁選に出る人は政治とカネの問題について自分の意見をちゃんと言うのかね?」と疑問を浮かべると、元衆院議員で元宮崎県知事の東国原英夫(66)は「改革をやってくださいと岸田総理はおっしゃってました。   

>改革は中途半端ですから。   

>なにも進んでない。   

>だけど、例えば第三者委員会を立ち上げて、こういうのは絶対に起きないようにします等々を打ち上げても今の自民党さんでは無理なんじゃないか。   

>(岸田総理が)辞める覚悟があるんだったら最後開き直って、バサッと(裏金問題について)ドラスティックな改革をやればよかった」と指摘した。   

>たけしも「これで(岸田総理が)辞めたら流れがそのまま次の総裁に引き継がれるから、いつまでたっても政治とカネの問題はうやむやのまんまじゃないの?」とトップが交代しても日本の政治は変わらないと意見した。   

 

そうですね。誰がやっても変わりませんね。   

日本人には意思が無い。時流に流されている。意思の無い人間には責任が無い。兎角この世は無責任となる。つかみどころがない。         

各人に哲学は必要である。Everyone needs a philosophy. 政治家には政治哲学が必要である。   

日本人には哲学がない。日本語は写生画の言葉である。現実は表現できるが非現実 (考え・哲学) の内容は日本文では表現できない。   

‘私は絶対に日本人を信用しない。昨日までの攘夷論者が今日は開港論者となり、昨日までの超国家主義者が今日は民主主義者となる。これを信用できるわけがない’ (あるアメリカの国務長官)   

(たみ) (しん) () くば立たず。(政治は民衆の信頼無くして成り立つものではない論語・顔淵   

日本人は政治下手ですね。どうしたら人の信頼が得られるか分かっていない。   

マッカーサ元帥は1951年5月5日の上院合同委員会で日本人を以下のように評していました。  

‘もしアングロ・サクソンが人間としての発達という点で、科学とか芸術とか文化において、まあ45歳であるとすれば、ドイツ人もまったく同じくらいでした。しかし日本人は、時間的には古くからいる人々なのですが、指導を受けるべき状態にありました。近代文明の尺度で測れば、我々が45歳で、成熟した年齢であるのに比べると、12歳の少年といったところ like a boy of twelve でしょう。’ (ジョン・ダワー 増補版 敗北を抱きしめて )  

マ元帥の発言はどの駐日大使よりも率直でしたね。外交辞令がない。彼は知日派の人であった。  

 

神は死んだ。もはや我々は上からの指導を必要としない。我々は、自分自身の指導者でなくてはならない。各人に哲学は必要である。Everyone needs a philosophy. 

英米流の高等教育は子供を大人にする為の教育である。思春期の到来とともに言語能力の発達する頃を待ってこの教育は行われる。英文法の中の時制 (tense) を活用して非現実の内容を文に表現する訓練である。子供には現実 (事実) ばかりがあって非現実(哲学・考え) がない。英米流の高等教育は子供から大人に変わる人間に哲学を獲得させようとする仕組みである。すると浅薄な人間が思慮深い人間に変身する。だからどこの国でも英語の高等教育に力を入れることになる。

日本語は現実の内容だけを表す言語である。哲学は非現実 (考え) の内容であるから、思考を停止している日本人には縁がない。日本式の判断だと、見ることのできる内容は本当の事である。見ることのできない内容は嘘である。だから現実ばかりの言葉 (日本語) を話す人が非現実の内容を語る学習をすると常に失敗する。嘘(きれいごと) ばかりを語っていては学習に力が入らない。だから思考停止になっている。それで日本人は相変わらず無哲学・能天気の民となっている。わが国の有権者はあらかた高等教育の真価を体得していない。だから高等教育の無償化は国民の総意が得られない。わが国は英米流の高等教育の導入に失敗し続けているので、何処の国も日本に我が子の高等教育の成果を期待する親はいない。  

今の地球はアングロ・サクソンの支配体制の下にある。個人の哲学が相手を引き付けて人々の尊敬を得る。アフリカ系米国人はアメリカの大統領になった。インド系英国人は英国の首相になっていた。彼等の出世は高等教育の賜物である。

当の日本人の若者はいまもなお国内の序列競争にうつつを抜かしていて、教育内容の吟味などする余地はない。これは日本語文法に階称 (hierarchy) がある為である。’上と見るか・下と見るか’ の判断に囚われざるを得ない。 難関出身者が序列社会でどれほど優位に立つているかの話ばかりで持切りである。それで入試地獄が存在する。世界に関する注意力の不足で日本人は井の中の蛙になっている。国際社会で印欧語族の知識人を相手にして苦戦を強いられることになる。   

 

TBSブリタニカとブリタニカ国際大百科事典を作ったフランク・ギブニー氏は、自著 <人は城、人は石垣> の中で、我が国の作家について次の様な感想を述べています。

孤立は日本式スタイルを誇る詩人、随筆家はいうに及ばず、小説家において最も顕著である。これは外国人にとっては判断をはばかられる主観的な領域である。しかし文学界で最も尊重される文章が意味を省略し、あいまいさに富み、漢字をうまく使って読ませ、文法分析家を意気揚々と悩ます一種の「気分の流れ」であることは一般に真実である (私の思考パターンは取り返しのつかぬほど西洋的なので、私は自分がスラスラ読めるような日本語の散文は深刻なまでに文学的優雅さに欠けているにちがいない、という大ざっぱなルールをとっている)(引用終り)  

 

イザヤ・ベンダサンは、自著 <日本人とユダヤ人> の中で、言葉 (ロゴス) について以下のように語っています。

、、、、、 母親が子供に「チャント・オッシャイ」という場合、明晰かつ透明 (英語ならクリヤー) に言えということでなく、発声・挙止・態度が模範通りであれ、ということである。だが、クリアーということは、原則的にいえば、その人間が頭脳の中に組み立てている言葉のことで、発声や態度、挙止とは全く関係ないのである。 、、、、、 日本では、「その言い方は何だ」「その態度は何だ」と、すぐそれが問題にされるが、言っている言葉 (ロゴス) そのものは言い方や態度に関係がない。従がって厳然たる口調と断固たる態度で言おうと寝ころがって言おうと言葉は同じだなどとは、だれも考えない。従って純然たる会話や演説の訓練はなく、その際の態度と語調と挙止だけの訓練となるから、強く訴えようとすれば「十字架委員長の金切声」という形にならざるをえない。(引用終り)     

 

日下公人氏は、<よく考えてみると、日本の未来はこうなります。> の中で、日本人に関するW.チャーチルの感想を以下のごとく紹介しています。

日本人は無理な要求をしても怒らず、反論もしない。笑みを浮かべて要求を呑んでくれる。しかし、これでは困る。反論する相手をねじ伏せてこそ政治家としての点数があがるのに、それができない。

 それでもう一度無理難題を要求すると、またこれも呑んでくれる。すると議会は、今まで以上の要求をしろと言う。無理を承知で要求してみると、今度は笑みを浮かべていた日本人が全く別人の顔になって、「これほどこちらが譲歩しているのに、そんなことを言うとは、あなたは話のわからない人だ。ここに至っては、刺し違えるしかない」と言って突っかかってくる。

 英国はその後マレー半島沖で戦艦プリンスオブウェールズとレパルスを日本軍に撃沈され、シンガポールを失った。日本にこれほどの力があったなら、もっと早く発言して欲しかった。日本人は外交を知らない。(引用終り)     

 

宮本政於の著書〈お役所の掟〉には、官僚絶対主義のことが出ている。以下は、著者(宮)と厚生省幹部(幹)との会話である。

宮「憲法に三権分立がうたわれているのは、権力が集中すると幣害がおきるから、との認識に基づいているのでしょう。今の日本のように、官僚組織にこれだけ権力が集中すると幣害もでてきますよね」、幹「ただ、日本はこれまで現状の組織でうまく機能してきたのだ。それによく考えてみろ。いまの政治家たちに法律を作ることをまかせられると思うのか。そんなことをしたら日本がつぶれる」、「日本の立法組織にそれほど造詣(ぞうけい)が深くないのですが、私も認めざるをえません」、「そうだろう。『やくざ』とたいしてかわらないのもいるぞ」、「私もテレビ中継を見て、これが日本を代表する国会議員か、と驚いたことがなん度かあります。とくに、アメリカとか英国とは違い、知性という部分から評価しようとすると、程遠い人たちが多いですね。でも中には優秀な人がいるんですがね」、「政治は数だから。いくら優秀なのがひとりふたりいてもしようがない。ある程度の政治家たちしかいないとなれば、役人が日本をしょって立つ以外ないのだ」(引用終り)    

 

我々日本人は日本語と英語の両言語を良く学び、思考における時制の大切さを十分に理解する必要がありますね。英文法にある時制 (tense) を使った考え方を会得すれば、我々は自己の意思 (will) を明らかにすることも可能になるし、自分自身の世界観 (world view) を持つことも出来ます。さすれば我々は国際社会において相手の理解も得られ、未来社会の建設に協力することも可能になります。かくして、我々日本人は、人類の進歩に一層の貢献が可能になるでしょう。     

 

『有能な人材が世界から日本に集まり、ここで世界に向けてサクセスストーリーが生まれるという国家を目指すべきです。 このための具体的な政策課題として (1)英語を第2公用語にする (2)定住外国人に地方参政権を与える (3)インターネットの接続料はじめ知的生産活動の基本コストを諸外国並みにする (4)日本の制度やシステムの中で国際基準と合致しないものを一括して見直す―の4点を提案したいと思います。』 (茂木敏充外務大臣)   

 

 

 

 

 


木村功氏  

2024-08-18 16:49:08 | 文化

>産経新聞   >敗戦の「傷」黙して生きた海兵70期生434人、最後の一人記憶をつむぐ---戦後79-80年㊥   >8時間・   

>「われわれはみんな、死に物狂いで戦った」   

 

そうですね。相手を殺さなければ、自分が殺されますからね。   

 

>対米英開戦直前の昭和16年11月、予定より半年早い2年11カ月の教育期間で海軍兵学校を繰り上げ卒業した第70期生。   

>その一人、木村功(104)=徳島県=は、責務を貫いた同期たちの声を代弁する。   

>短縮教育を終えた70期生434人(水交会調べ)は各戦場に投入された。   

>自身も重巡洋艦「妙高」乗り組みを命じられる。   

>開戦の知らせは艦内のラジオで聞いた。   

>「なぜ米国と戦争しないとならんのかとの思いはあったが、アジアの植民地を解放するという意識はありましたね」   

>翌17年1月4日、フィリピン南部、ルソン島のダバオに停泊中だった「妙高」の士官室で昼食中、空襲警報が鳴った。   

>敵機による奇襲だった。   

>上甲板に向かうと、いくつもの水柱が上がっていた。   

>直後、後方から鋭い衝撃を受ける。   

>艦への直撃弾だった。   

>炸裂(さくれつ)した爆弾の破片が左足のふくらはぎを貫通していた。   

>「診てくれた衛生兵が驚くくらい、出血がひどかったようです」   

>同乗していた同期2人も死傷。   

>木村たちは70期生で最初の戦死傷者となった。   

>今も破片は残り、足は不自由なままだ。   

>その後、国内で療養したが、戦場の人たちに申し訳ないとの思いが常にあった。   

>「とにかく前線に出してほしい、それだけだった」   

>「大和」の大きさに圧倒   

>17年11月、世界最大の戦艦「大和」乗り組みを命じられる。   

>想像以上の大きさに圧倒された。   

>連合艦隊の旗艦だが、当時は前線に出撃せずトラック諸島(現ミクロネシア連邦チューク諸島)で訓練・整備の日々。   

>たびたび作戦会議が開かれ、各艦の艦長が「大和」に集まる。   

>海兵時代の席次で案内するのがしきたり。   

 

日本人はどこでも序列作法ですね。   

 

>「兵学校の何期か、何番で卒業したかなどを資料で調べ、乗艦する順番を門衛に伝えました」   

>長官室の山本五十六のもとに毎日何十通もの電報を届けた。   

>味方の苦戦や損害のほか、爆撃された飛行場をすぐに復旧させる米国の圧倒的な工業力を伝えるものもあった。   

>長官はいつも不機嫌だった。   

 

長官はアメリカ留学をしているので日米の格差を良く知っていた。それで、不機嫌になっていた。      

マッカーサ元帥は1951年5月5日の上院合同委員会で日本人を以下のように評していました。  

‘もしアングロ・サクソンが人間としての発達という点で、科学とか芸術とか文化において、まあ45歳であるとすれば、ドイツ人もまったく同じくらいでした。しかし日本人は、時間的には古くからいる人々なのですが、指導を受けるべき状態にありました。近代文明の尺度で測れば、我々が45歳で、成熟した年齢であるのに比べると、12歳の少年といったところ like a boy of twelve でしょう。’ (ジョン・ダワー 増補版 敗北を抱きしめて )  

マ元帥の発言はどの駐日大使よりも率直でしたね。外交辞令がない。彼は知日派の人であった。  

 

>「負けると分かっていたのでは」   

>18年3月、航空巡洋艦「利根」乗り組みとなり、前線に出動。   

>戦況が厳しさを増した19年10月、史上最大の作戦ともいわれるフィリピン・レイテ沖海戦に参加した。   

>米軍の上陸を阻止すべく、レイテ湾に集結した敵機動部隊をおびき寄せるため日本側はおとり艦隊を使い、その間に主力艦隊が湾内に突入し、敵上陸部隊の船団を攻撃する大規模な作戦だった。   

>「われわれは命がけだった」   

>旗艦「愛宕」が撃沈され、戦艦「武蔵」も沈められる中、「利根」は攻撃を繰り返した。   

>全速力で航行するたび、艦がミシッ、ミシッときしむ。   

>周囲では、傾く艦から飛び込む敵味方双方の兵の姿が見えた。   

>想定通り、敵主力部隊はおとり艦隊を追走。   

>ところが、艦隊司令長官の栗田健男はレイテ湾を目前にして作戦を打ち切った。   

>「われわれは攻めている感覚で、『利根』から(旗艦となった)『大和』に『攻撃に行くべきだ』との信号を出した。   

>レイテに突入すべきでしたし、長官は弱い人だと思った」。   

>最終的に、日本海軍は壊滅的な被害を受けて敗走する。   

>この作戦に合わせ、海軍は神風特別攻撃隊を編成した。   

 

これは自爆攻撃の始まりですね。日本以外では自爆攻撃ははやりませんね。      

 

>10月25日、「特攻第一号」で戦死したのは、海兵70期の関行男。   

>同期は軍神となった。   

>「戦死の報は目に留まりました。   

>ただ同時に、われわれはみんな命がけだったので、彼だけ特別という思いはなかった」   

 

貴さまと俺とは同期の桜ですね。     

<日本はなぜ敗れるのか・敗因21か条> を著した山本七平の指摘する事例からも、大和民族自滅の過程は見て取れます。その一例を以下に掲げます。

私が戦った相手、アメリカ軍は、常に方法を変えてきた。あの手がだめならこれ、この手がだめならあれ、と。 、、、、、あれが日本軍なら、五十万をおくってだめなら百万を送り、百万を送ってだめなら二百万をおくる。そして極限まで来て自滅するとき「やるだけのことはやった、思い残すことはない」と言うのであろう。 、、、、、 これらの言葉の中には「あらゆる方法を探求し、可能な方法論のすべてを試みた」という意味はない。ただある一方法を一方向に、極限まで繰り返し、その繰り返しのための損害の量と、その損害を克服するため投じつづけた量と、それを投ずるために払った犠牲に自己満足し、それで力を出しきったとして自己を正当化しているということだけであろう。(引用終り   

 

 

 


世代交代  

2024-08-18 09:36:57 | 文化

>テレ朝news   >自民党総裁選「世代交代」求める動き…“2人の40代議員”目指すものは?   >テレ朝newsによるストーリー・   >21時間・   

9月下旬に行われる自民党総裁選。   

>岸田総理は814日、総裁選への出馬を見送ることを表明した。   

>これに先立ち、若手・中堅議員たちが「世代交代」を求める動きを見せていた。   

>総裁選出馬が有力視される“2人の40代議員”小泉進次郎氏と小林鷹之氏を軸に、日本のリーダーを決める総裁選の行方を追う。   

1)『世代交代』を掲げる若手議員たち 台風の目となるか?   

9月の総裁選を控え、若手議員たちの動きに注目が集まっている。   

88日、福田達夫元総務会長ら安倍派の若手議員、衆院当選4回以下の議員9人が総裁選に向けた対応を協議。   

>世代交代を印象づけるような総裁選にすべきとの考えで一致した。   

>さらに9日発売の月刊誌「文藝春秋」にも、福田達夫元総務会長、小倉将信前こども政策担当大臣、大野敬太郎元内閣府副大臣の連名で寄稿しており、ここでも世代交代の必要性を訴えた。   

>若手議員たちによる「世代交代」訴えについて、久江雅彦氏(共同通信特別編集委員)は、以下のように分析した。   

>表面化したのは88日の会合だが、6月、7月と水面下では会合が重ねられてきた。   

>自民党の若手・中堅議員、福田達夫氏らは政策について、かなり詳細まで詰めてきている。   

>私たちは本気で変えたいという意識で動いていて、総裁選で念頭に置いているのが小林鷹之氏だ。   

>小林氏は、まだ明言はしていないが、820日に自民党総裁選の日程が発表されるので、早ければ、それに先んじて19日にも立候補表明をするとみている。   

>その時にはかなり詳細まで政策内容を詰めていると思う。   

>中北浩爾氏(中央大学教授/政治学者)は、今回の動きは今後の世代交代をかなり推し進めると指摘し、以下のように語った。   

>自民党が民主党から政権を奪還した2012年からずっと、基本的に岸田さん、菅さん、安倍さん、麻生さんと、こうしたところで、この12年間、政治が回ってきた。   

>もうそろそろ世代交代だろうという空気が自民党の中にある。   

>今の自民党の衆議院議員の半分以上は4回生以下で、他方で選挙の基盤が弱く、世代交代をして、自分たちの活躍の場が欲しいという思いを持っている。   

>自民党の今の状況は危機的だという思いもあり、様々な動きが出てくる。   

>実はこの動きは、自民党の活力の一つでもある。   

>これまでも、派閥間の抗争、疑似政権交代と、世代交代という2つの軸でリニューアルをし続けて、政権を維持するというメカニズムを持ってきた。   

>その点を考えれば、今回の世代交代を求める動きは、自民党として正常な動きだ。   

>若手が総裁選を勝ち抜くまではいかずとも、若手の起用をある程度検討するという流れになれば、人事を含めてかなりの世代交代が進んでいくとみている。   

2)「世代交代の鍵」出馬の有力候補として注目を集める2人の議員   

>今回、総裁選への出馬が有力視されている、2人の40代議員がいる。   

>まずは、小泉純一郎元総理の次男、小泉進次郎元環境大臣、43歳。   

1981年生まれで、2009年に衆議院初当選。   

2019年に環境大臣に就任。   

>人気、知名度ともに高い。   

>そして、もう1人は、小林鷹之元経済安全保障大臣、49歳だ。   

>東京大学法学部から大蔵省、ハーバード大学の大学院などを経て、2012年、衆院議員に初当選。   

2021年に経済安全保障担当大臣に任命された。   

>久江雅彦氏(共同通信特別編集委員)は、この2人について、以下の通り、総裁選出馬はほぼ確実と分析する。   

>小林鷹之氏は、推薦人など、総裁選に向けた“基礎工事”を6月頃から綿密にやってきているように思う。   

>小林氏と実際にお会いして、経済政策を中心にどのように変えていこうかということを真摯に考え、何とかこの国を良くしたいという強い思いが伝わってきた。   

>派閥としては二階派だが、伊吹元衆議院議長ら、いわゆるベテランからも推す声が相当数上がっている。   

>この先問われるのは、自身の思いや政策を国民に向け実際に伝える発信力があるかどうか。   

>立候補表明でどのようなキーワードを用いて政策を訴え、いかに国民に響くように伝えることができるのか。   

>そこが、小林鷹之氏の越えるべき、まず一つ目の壁だ。   

>どう乗り越えるかが大切だ。   

>正式な立候補表明後の支持率が上がらなければ、花火が上がると思ったら不発だった、というようなことにもなりかねない。   

>この“初速”は、小林氏にとって非常に大事な局面になる。   

>一方の小泉氏も、菅氏が推しているとか、いわゆるHKTと呼ばれる面々と会食をしたという報道もあるが、小泉氏自身、若手や中堅とも定期的に意見交換を行っている。   

>この1カ月ぐらいは憲法改正についても発信している。   

2人を後押しする動きは他にもみられる。   

>ジャーナリストの田原総一朗氏によると、森喜朗元総理が「次は絶対に小泉進次郎氏がいい」と発言し、父親の小泉純一郎元総理も「本人がやるとなったらもう反対しない」とGOサインを出したとされている。   

>一方で小林氏についても、甘利前幹事長が「逸材だ」と評価し、二階派のベテラン議員も「思い切って出ればいい」と後押ししているという。   

>中北浩爾氏(中央大学教授/政治学者)は、以下のように分析する。   

>ここ数日、「世代交代」というキーワードが急速に高まっている。   

>小林陣営は、既にそれなりの数を揃えているようだと、また、小泉氏も出ると。   

>それぞれ甘利氏や菅氏の後押しがあるとされるものの、だからこそ安心して任せることができるという見方もある。   

>双方ともに、このまま勢いが大きくなっていく、もしくは、失速する可能性もまだあるが、現段階で2人の存在が総裁選挙の一つの焦点になってきている。   

3)問われる総理総裁の資質と経験 経験不足に「不安」はあるか?   

>小林氏、小泉氏はともに40代。   

>出馬するとなれば、双方ともに党三役の経験はなく、閣僚経験も小泉氏は環境大臣、小林氏は経済安全保障担当大臣のみで、経験不足を問う声もある。   

>こうした点について、久江雅彦氏(共同通信特別編集委員)は、以下のように指摘した。   

>経験や実績は大事ではあるが、そもそも政治は独りでやるものではない。   

>自民党をどう変えるのか、外交、経済、安全保障などの政策をどうしていくのかということを、国民にわかりやすく明確に打ち出すことができれば、あとは、役割分担でこなすことができる。   

>もちろん、総裁になるための経験がないから不安だよね、という人はいるかもしれないが、では、そういった経験をした人の中で、今回総裁選に出馬できる人がいるのかどうか。   

>実際のところ、三役の経験がない彼らが、次期総裁候補として取りざたされているのが、自民党の現状であるとすれば、そこは問題ではなく、むしろその「経験不足」とされる部分を凌駕するだけの政策や理念をどれだけ打ち出していくことができるか。   

>そこが、彼らにとっての勝負どころではないか。   

>仮に小泉氏や小林氏が総理大臣となった場合、今後、アメリカや中国との外交、あるいは、ウクライナ侵攻などへの対応力も問われる。   

>杉田弘毅氏(ジャーナリスト/元共同通信論説委員長)は、日本の総理大臣に最も必要な力は、党内をまとめ、政府を動かしていくことだと指摘。   

>各国首脳との関係構築にいては、個人的な力量よりも国としての政策、方針こそが重要だとし、以下のように語った。   

>中国にしても、アメリカにしても、総理大臣の個人的力量ではなく、日本という国家の力量・方向性を見極めて、外交方針を決めている。   

>アメリカは、仮に小林氏、小泉氏のどちらになっても、基本的には現在の日米同盟安保は強化していく方向で政策を続けていくと踏んでいる。   

>ウクライナ戦争に関しても、基本的に、この2人は岸田政権の方針を違えることはないと見ているはずだ。   

>中国についていえば、中国は、アメリカに追随しているとして日本への個別対応は不要だと考えている。   

>アメリカとディールなり、外交なりをしていればそれが日本への対応にもなるというのが習近平国家主席の政策で、その対応はおそらく日本の総理大臣が代わっても変わらないはずだ。   

>経歴を見れば、確かに世界の独裁者たちと対等に伍していけるのか、という不安は残るかもしれないが、日本という国自体の方向性が変わらないという前提があれば、そこはあまり心配する必要はない。    

<出演者>   

久江雅彦(共同通信特別編集委員、杏林大学客員教授。   

永田町の情報源を駆使した取材・分析に定評。   

>新著に『証言 小選挙区制は日本をどう変えたか』)   

>中北浩爾(政治学者。   

中央大学法学部教授。   

専門は政治学。   

>自民党の歴史などに精通。   

>著者に『自民党-「一強」の実像』『自公政権とは何なのか』など多数)   

>杉田弘毅(ジャーナリスト。   

21年度「日本記者クラブ賞」。   

>明治大学で特任教授。   

>共同通信でワシントン支局長、論説委員長などを歴任)   

>(「BS朝日 日曜スクープ」2024811日放送分より)   

 

神は死んだ。もはや我々は上からの指導を必要としない。我々は、自分自身の指導者でなくてはならない。各人に哲学は必要である。Everyone needs a philosophy. 

英米流の高等教育は子供を大人にする為の教育である。思春期の到来とともに言語能力の発達する頃を待ってこの教育は行われる。英文法の中の時制 (tense) を活用して非現実の内容を文に表現する訓練である。子供には現実 (事実) ばかりがあって非現実(哲学・考え) がない。英米流の高等教育は子供から大人に変わる人間に哲学を獲得させようとする仕組みである。すると浅薄な人間が思慮深い人間に変身する。だからどこの国でも英語の高等教育に力を入れることになる。

日本語は現実の内容だけを表す言語である。哲学は非現実 (考え) の内容であるから、思考を停止している日本人には縁がない。日本式の判断だと、見ることのできる内容は本当の事である。見ることのできない内容は嘘である。だから現実ばかりの言葉 (日本語) を話す人が非現実の内容を語る学習をすると常に失敗する。嘘(きれいごと) ばかりを語っていては学習に力が入らない。だから思考停止になっている。それで日本人は相変わらず無哲学・能天気の民となっている。わが国の有権者はあらかた高等教育の真価を体得していない。だから高等教育の無償化は国民の総意が得られない。わが国は英米流の高等教育の導入に失敗し続けているので、何処の国も日本に我が子の高等教育の成果を期待する親はいない。  

今の地球はアングロ・サクソンの支配体制の下にある。個人の哲学が相手を引き付けて人々の尊敬を得る。アフリカ系米国人はアメリカの大統領になった。インド系英国人は英国の首相になっていた。彼等の出世は高等教育の賜物である。

当の日本人の若者はいまもなお国内の序列競争にうつつを抜かしていて、教育内容の吟味などする余地はない。これは日本語文法に階称 (hierarchy) がある為である。’上と見るか・下と見るか’ の判断に囚われざるを得ない。 難関出身者が序列社会でどれほど優位に立つているかの話ばかりで持切りである。それで入試地獄が存在する。世界に関する注意力の不足で日本人は井の中の蛙になっている。国際社会で印欧語族の知識人を相手にして苦戦を強いられることになる。   

 

マッカーサ元帥は1951年5月5日の上院合同委員会で日本人を以下のように評していました。  

‘もしアングロ・サクソンが人間としての発達という点で、科学とか芸術とか文化において、まあ45歳であるとすれば、ドイツ人もまったく同じくらいでした。しかし日本人は、時間的には古くからいる人々なのですが、指導を受けるべき状態にありました。近代文明の尺度で測れば、我々が45歳で、成熟した年齢であるのに比べると、12歳の少年といったところ like a boy of twelve でしょう。’ (ジョン・ダワー 増補版 敗北を抱きしめて )  

マ元帥の発言はどの駐日大使よりも率直でしたね。外交辞令がない。彼は知日派の人であった。 

 

我々日本人は日本語と英語の両言語を良く学び、思考における時制の大切さを十分に理解する必要がありますね。英文法にある時制 (tense) を使った考え方を会得すれば、我々は自己の意思 (will) を明らかにすることも可能になるし、自分自身の世界観 (world view) を持つことも出来ます。さすれば我々は国際社会において相手の理解も得られ、未来社会の建設に協力することも可能になります。かくして、我々日本人は、人類の進歩に一層の貢献が可能になるでしょう。  

 

 

 

 

 

 

 

   


チイメド・ツエリンさん  

2024-08-18 03:22:28 | 文化

TBS NEWS   >終戦から79 生かされなかった敗北の教訓“ノモンハン事件” 空から見た日本軍敗北の痕跡【news23】   >TBS NEWS DIG Microsoftの意見・   1日・   

85年前、広大な草原で日本軍とソ連軍との軍事衝突、「ノモンハン事件」が起きました。   

>大きな犠牲を出した日本軍。   

>このときの教訓が生かされていれば、「太平洋戦争は起きなかった」とも言われています。   

 

タラレバの話が日本人の反省につながるとよいですね。   

 

>終戦から79年 生かされなかった敗北の教訓“ノモンハン事件”   

2024年に100歳を迎えた女性が語り始めたのは、85年前の戦争の記憶でした。   

>チィメド・ツェリンさん   

>「爆弾の破片で重傷を負った兵隊が、叫び声をあげながら死んでいきました。   

>私は看護師でしたから、目の前で命を落としていく兵隊たちのために泣きました」   

>当時15歳だったモンゴル人のツェリンさんが目撃したのは、日本軍と当時のソ連、そしてモンゴル軍が戦った「ノモンハン事件」です。   

1932年、日本は現在の中国東北部に「満州国」という傀儡国家を作りました。   

>その満州国に駐留していた当時の日本軍は、ソ連、モンゴル軍と国境線をめぐり、小競り合いを繰り返していましたが、ついに、19395月、軍事衝突に発展します。   

4か月にわたり繰り広げられた戦いは、4万人近い犠牲者を出した末、日本の敗北に終わりました。   

>モンゴルの首都ウランバートルから東へ約1000キロ。   

>私達は、ノモンハン事件の現場を訪れることにしました。   

>空から見た日本軍敗北の痕跡   

>たくさんの馬が水辺に集まる雄大な景色が広がっています。   

>しかし…   

>記者   

>「ここは激しい戦闘が行われた場所の一つなのですが、85年たった今も、戦車がそのまま残されています」   

>現れたのは85年前の戦争の残骸でした。   

>撃墜されたのか、飛行機の一部もそのまま残されていました。   

>戦いの痕跡は大地にも。   

>上から見ると、ソ連軍が掘った塹壕が現れました。  

>まるで地割れのように数キロにわたって広がっているのがわかります。   

 

ロシア人の得意な戦法ですね。  

 

>周到に塹壕を準備したソ連軍はここに潜んで、連日、日本軍に激しい攻撃を浴びせ続けました。   

>別の激しい戦闘が行われた場所の一つには、上空からは無数の穴が確認できました。   

>日本軍が空から落とした爆弾の跡です。   

>当初は、日本軍が空からの攻撃で有利に戦いを進めていましたが、ソ連軍が最新鋭の戦闘機を投入したことで一転、劣勢に陥ったといいます。   

>日本が敗北した理由。   

>ここでノモンハン事件を40年以上調査しているモンゴル人の研究者は次のように話します。   

>「ノモンハン事件」研究者 ミャグマルスレンさん   

>「ソ連が勝った要因はロジや補給、戦力。   

>特に地形をよく知っていて、正しい情報があったからです」   

 

知識は宝ですね。   

 

>日本軍は「地形をよく調べず、軽視していた」という指摘があります。   

>ある場所に立つと、それがよくわかりました。   

>生かされなかった“敗北の教訓”   

>「ノモンハン事件」研究者 ミャグマルスレンさん   

>「ここは高地なので、敵を見張るには有利でした」   

>日本軍とソ連軍、モンゴル軍が対峙したハルハ河。   

>高地側がソ連・モンゴル軍。   

>ハルハ河を挟んだ対岸側が日本軍です。   

>高低差を活かし、日本側の動きを手に取るように把握していたソ連側は高台から砲弾を撃ち込み、戦況を有利に展開しました。   

>さらに…   

>「ノモンハン事件」研究者 ミャグマルスレンさん   

>「ソ連軍の戦車や武器の性能が日本軍よりもよかったのです。   

>日本軍はソ連の戦車を倒すため、ガソリンに火をつけた布を長い竹の棒の先につけ、戦車をたたいていました」   

 

それは、私の祖母が昔やっていた、梅の木に宿る毛虫退治の方法と同じですね。   

 

>最新鋭の戦闘機や戦車を投入したソ連軍と、それに竹の棒で立ち向かった日本軍。   

 

竹やり戦法は日本の伝統ですね。日本の文化には形式があって内容 (考え・哲学) が無い。      

 

>ソ連軍の戦力を過小評価していた点も敗因の一つだったといいます。

 

日本軍は精神主義ですからね。兎角、失敗は軽視されていますね。      

'敗因について一言いはしてくれ。我が国人が あまりの皇国を信じ過ぎて 英米をあなどつたことである。我が軍人は 精神に重きをおきすぎて 科学を忘れたことである'  (昭和天皇)   

 

>ノモンハンの敗北で明らかになったこと。   

>それは物資の補給や兵站の貧弱さに加え、装備の近代化の遅れ。   

>そして何より、正確な情報を分析する能力の欠如でした。   

 

全てが猿真似でやっていては、わが国は西洋に追いつくことはできませんね。後追いばかりでは、西洋に遅れます。      

 

>「ノモンハン事件」研究者 ミャグマルスレンさん   

>「もし日本がこの戦いの敗北から教訓を学んでいれば、第2次世界大戦は起きなかったし、広島、長崎に原爆が落とされることもなかっただろうと思うのです」   

 

そうですね。日本人が賢ければ、そういう事に成りますね。   

 

>もし日本がこの敗北を真正面から受け止めていたら、太平洋戦争という無謀な戦いを計画することはなかったのではないか、とミャグマルスレンさんは指摘します。  

 

そうですね。現実の話しは只一通り。たらればの話は無数にある。だから、タラレバの話は長くなりますね。   

 

>しかし、日本はノモンハン事件から教訓を得ないまま、2年後、太平洋戦争に突入したのです。   

 

日本人は反省が嫌いですからね。   

日本人は失敗を恥と見る。事実を隠ぺいして返り見ない。   

アングロサクソンは、失敗を研究して成功するための知識を吸収する。   

日本人は思考が嫌いですね。思考を停止している。だから、受け売りと後追いばかりに専念しています。   

これが日本人の学校教育のやり方です。   

 

15歳で看護師として戦争に参加したツェリンさん。   

100歳になった今、若い人たちに伝えたいことがあるといいます。   

>チィメド・ツェリンさん   

>「戦争というのは大変悲惨なものです。   

>二度と戦争を起こさないようにしてほしいと伝えたいです」   

>「戦争は始まると誰も止められなくなる」   

 

そうですね。   

 

>小川彩佳キャスター:   

>終戦から79年前。   

VTRを見て、真山さんはどう感じましたか?   

>小説家 真山仁さん:   

>ちょうど今、戦前の満州を舞台にした小説を準備していて、ノモンハンがメインではないですが、勉強をしています。   

>改めて戦争のことを考えると、一番大事なことは「なぜ始めたか」。   

 

そうですね。   

日本人には意思が無い。意思の無い人間には責任が無い。日本人は責任者捜しに苦労している。    

たとえば【英対する開戦の詔勅】では

洵ニ已ムヲ得サルモノアリ豈朕カ志ナラムヤ

まことにやむをえざるものあり。あにちんがこころざしならんや。

開戦はまことにやむをえないことで、私の本意ではない。   

となる。  

天皇の意思でなければ一体誰の本意で我が国の意思決定が為されたのでしょうか。  

‘誰も責任を取りたがらず、誰も自分に責任があると言わなかった。・・・・ 一般国民が軍部や文民官僚の責任と同等の責任を負っていると心から考えている人はほとんどいなかった。’ (ジョン・ダワー 増補版 敗北を抱きしめて ) 

だから意思の無い国民の事後処理はうやむやになる。兎角この世は無責任。   

 

>そこが戦争を止める一番のチャンスで、始まると誰も止められなくなります。   

 

そうですね。   

 

>ウクライナなどがそうですが、戦争は絶対に計画通りに行きません。   

>ちゃんと勉強して失敗を教訓にしないといけませんが、わりと我々はそれをやっていない。   

 

そうですね。生死に関わる事柄の学習が疎かにされていますね。      

ウクライナはソ連崩壊により核兵器を放棄した。しかし、プーチン大統領は非核国ウクライナに侵攻し核兵器使用をちらつかせて恫喝した。

これにより我が国の非核三原則に依拠した安全神話は消滅した。非核三原則とは 核兵器を「持たない、つくらない、持ち込ませない」の三原則を指すものと1967 (S42) 12月に佐藤栄作首相は説明した。日本人のお花畑はもうない。

「世界大戦を含むあらゆる戦争はすぐ終わらせられる。講和条約を結んだ場合、あるいは1945年の米国による広島と長崎への原爆投下と同じことをした場合だ」 (ロシアのメドベージェフ前大統領

‘ウクライナでの戦争の教訓は、抑止力によって未然に戦争を防ぐ方が、侵攻してきた敵を後退させることよりも遥かに望ましいということだ。’  (マシュー・ポッティンジャー) 

‘ロシアが力による現状変更を行っている国はG7(主要7カ国)では日本だけだ。北方領土だ。だから、ウクライナ問題で、ロシアを一番強く批判しなければいけないのは日本だ。’ (小野寺元防衛相     

戦って敵に勝つことが善であるならば、戦わずして勝つことは善の善である。わが国は平和国家であるから、善の善を目指さなくてはならない。我が自衛隊はその目的にたいする備えを怠るべきでない。 

'為せば成る 為さねば成らぬ 何事も 成らぬは人の 為さぬなりけり'  上杉鷹山 (うえすぎ ようざん)   

 

>小説だとフィクションなので、そこは踏み込めるのでやらなければいけないかな、と思っています。   

>なので今後10年くらいは少し頑張って戦争にこだわりたいと思っています。    

 

そうですね。頑張ってくださいね。   

 

>もう一つ、私も含めてメディアの方と一緒に考えなければいけないのは、「戦争を考えるのは8月だけなのか」ということです。   

>もちろん原爆が2回落とされた月でもあり、終戦の日でもありますが、それを言うと「128日のパールハーバー(真珠湾攻撃)も重要じゃないのか」となります。   

>毎月戦争の反省をする必要はないです。   

>ですが、生き証人に語られることでしかリアリティが得られないというのは少し問題だと思います。   

 

そうですね。専門家のリサーチが必要ですね。わが国には戦争研究所は無いのですかね。わが国の生死に関わることですから国を挙げて調べる価値がある内容ですね。         

 

>戦争を全く知らない世代、親から戦争を聞いた世代がどのように伝えていくのか、を考えていかなければなりません。   

>生き証人はどんどん亡くなっていくので「亡くなったら終わり」というのは少し残念かなと思いますね。   

 

そうですね。それではアニマルと同じですね。  

 

>小川キャスター:   

>教訓を受け止める世代であり続けてきたものが、今度は送る世代になっていかなければならないわけですね。   

>真山さん:   

>どう発信するかを考えなければいけない時がきていると思います。   

 

そうですね。地道な学問で価値がありますね。知的財産ですね。人類の宝ですね。   

マッカーサ元帥は1951年5月5日の上院合同委員会で日本人を以下のように評していました。  

‘もしアングロサクソンが人間としての発達という点で、科学とか芸術とか文化において、まあ45歳であるとすれば、ドイツ人もまったく同じくらいでした。しかし日本人は、時間的には古くからいる人々なのですが、指導を受けるべき状態にありました。近代文明の尺度で測れば、我々が45歳で、成熟した年齢であるのに比べると、12歳の少年といったところ like a boy of twelve でしょう。’ (ジョン・ダワー 増補版 敗北を抱きしめて )  

マ元帥の発言はどの駐日大使よりも率直でしたね。外交辞令がない。彼は知日派の人であった。