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日本人の知的能力を増進するための提案をするブログです。

二刀流による開国

2015-05-28 11:53:27 | 国際・政治
我が国は戦後の荒廃から立ちなおって、経済大国になった。それから、漫画大国にもなった。今の日本人の生活があるのは、ひとえに日本語思考のおかげである。
日本語思考によると、細工物の仕上がりが良くなる。だから、海外でも日本の商品に人気が出て、我が国に金が入るといった仕組みに成っている。このようにして日本語が我々の生活に役立っている。

物質の豊かさは、世界中の人々が望むところだが、これでわれわれは満足してはいけない。憲法前文にも書いてあるように、我々は、国際社会於いて名誉ある地位を占めたいのであれば、それにはどうしたら良いかを考える必要がある。単なる目先手先の職人芸に埋もれていることはできない。

日本語には階称 (言葉遣い)があるので、日本人には序列メンタリテイがある。絶えずモノの上下を比較する。'潜水艦は空を飛ばない' と言えば、潜水艦の事を悪く言ったと受け取る。だから、ついつい話がしずらくなる。われわれの使用言語・日本語について、二者択一で考えるのは得策でない。

'日本語では○○が考えられない' と指摘すれば、日本語の悪口を言ったと受け取られかねない。どの言語にも、それぞれの特徴があるのだが、そうした話をともすれば客観的には受け取らない。悪意の持ち主だと決めてかかる人が多くいた。
お互いの短所を補うように物事を配置すれば、さらに良い状態が得られるということを理解してもらいたい。
日本語には、日本語の良いところがあり、英語には英語の良いところがある。両方の良いところを利用すれば、我々にとって、さらに良い状態が得られる。だから、われわれは日本語と英語の二刀流で行くのが良い。

それから、国語をローマ字 (the Roman alphabet)表記にして、非漢字圏の人々にも近付きやすいものにしたらよい。トルコがアラビア文字表記を廃したようなものである。漢字を廃することは、日本語を世界に開くことになる。我が国の資格試験などを外国人に開放し国際的にすることにつながる。さすれば、我が国は、日本語を通して世界に影響力を持つ多くの人材を送り出すことになる。

さらに、英語思考を獲得することにより、日本人は現実界のみならず、非現実の世界を展開すること能力を得て、精神的な指導者になれる。精神的な結びつきにより、未来社会の建設に協力者を得ることができる。名実ともに、国際社会に於いて、名誉ある地位を占めることができる。我々には、既成の枠を破る努力が必要である。
そのために我々は、耐え難きを耐え、忍び難きを忍んでさらに努力する必要がある。




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