技術の習得

「子どもの点滴、どうやったら上手くなるんでしょうね」
一昨日の夜間診療所で、看護師さんに聞かれた。
待ち時間に、点滴手技（静脈内留置針穿刺・固定）のマニュアルを真剣に読んでいる。
「向上心と、いっぱい失敗すること、かな」
と、答えた。

あ、なんかまだ足りないことあったな、なんだろ。
と思ってふと思いだしたのが、アルビレックス新潟の柳下監督の話。

「ほんとにうまい選手は、30-40メートルのパスをミスなく通す。
--去年の新潟の選手は20メートルでミスをする。…だったら、ミスのない距離を保てと。
お互いのやりやすい距離……ミスしてもすぐ取り返すことのできる距離を保てと」

そうなんだ。
自分が自信を持って針を刺せる状況を見極めて、成功体験を重ねる。
そして少しずつ、難しい状況を克服していくこと、なのかな。

というわけで、今日はサッカーJ1リーグの開幕戦。
アルビレックスでの田中達也の活躍が楽しみ。

つねにトップスピードで走ればミスは出る。
周りを見ながら、時々立ち止まって書いている。
今日もびよよよ～～ん　(*^　__　^*)