先日ご紹介した『障害とバリアフリー子どもブックガイド』にあったこの本。
高橋うららさまが障害のある方などにきっちり取材されてできた本だ。
2019年のコロナ前に出版されているが、コロナが5類に移行し、
人の流れが増えた今だからこそ、とても大切なことが書かれている。
第一章の「目の不自由な人を手伝う」では、視覚障害のある41歳男性の、
駅のホームでの体験談が綴られている。
いつもの駅が工事中だと習慣的な動きができず、ホームのどちら側から乗ればいいか頭の中でイメージして歩く。
電車が到着したのに、目印になる点字ブロックの上に荷物が。
「点字ブロックの上を通してください」と伝えて荷物を移動してもらったとたん、
誰かがぶつかってきてバランスをくずして尻餅をついてしまう。
よろよろと起き上がった時、頭の中に描いていたホームのようすがわからなくなる。
歩き出したらホームから落ちそうになり少年に助けられる。
少年は言う。
「白い杖をついている人を見ると、いつもお手伝いしたいと思いながら、
どうやって声をかけたらいいのか、わからなくて」
「それなら、『何かお手伝いすることはありますか?』と聞いてくれるとうれしいです。
やり方がわからなかったら、さっきみたいに説明します」
こんな形で、
第2章 車いすの人を手伝う
第3章 赤ちゃんを連れた人を手伝う
第4章 耳の不自由な人を手伝う
第5章 外国人旅行者を手伝う
第6章 お年寄りを手伝う
第7章 ヘルプマークをつけた人を手伝い
第8章 補助犬ユーザーを手伝う
という内容になっている。
その人たちの生の言葉で伝わってくるから、ほんとうにわかりやすい!
自身に障害がある子たちにとっても役立つことがあるはず。
来週、療育センターに持っていく予定。
高橋うららさま、さらなるご活躍を!
昨日は関東に行っていた患者さんがコロナ陽性だった。
仙台市の下水コロナウイルスも増加しているし、コロナは増えてきているんだな。
今日もびよよよ〜〜ん (*^ __ ^*)
当事者でなければわからないことがきっちり取材されているのがすごかったです。
今、一気に人流が増えています。
今だからこそ多くの方に読んでいただきたいご本だなと思いました。
それにしても、このタイトル、好きです〜
さすがです〜
読みます。きちんとメモしました。二度目のご紹介、ありがとうございました。
当事者の生の言葉がすばらしいんです。
きっちり取材されるうらぴょんさまも。
読んでくれた人がひとりでも増えれば、世の中明るくなるような。
思っていたとおりのすてきなご本でした!