川天使空間

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『季節風157号』

2024年01月24日 04時56分33秒 | 創作・本の紹介
薄緑色の季節風157号が届いた。
さっそく読んだのが、みちのく童話会仲間のもえぎ桃さまの作品。
YA・エンタメ分科会推薦作の「西園寺那由多の善行〜探偵はほほえみながら解決する〜」。

 私立ノーブル高校一年生の西園寺那由多は、成績優秀・運動神経抜群・美青年でモデル、
 そのうえ、1/fゆらぎの声を持つ有名人。
 令和の不動産王を父に持つ國學院桜子、那由多と桜子の家に挟まれた小さな家に住む
 十文字文乃(小柄でメガネで地味なオタク男子)の三人は幼なじみ。
 桜子のおばさんがオレオレ詐欺で一億円だまし取られたと知り、
 ボランティアでお金を取りもどそうとする。
 財力と人力の桜子、パソコンの文乃、そして能力と行動のリーダー、那由多。
 高校生探偵X……それが三人の正体だった。

このトンデモな設定でこれだけ面白い話に仕立てあげるなんて、さすがもえぎさま。
笑いをこらえていたが、婦警のコスプレをした桜子が半グレに質問したところでこらえきれず声が出た。
 
 桜子は成績は低いがコミュ力は化け物級に高い。
 おっとりした雰囲気で、自分のペースに巻き込むのが上手で、加藤と佐久間ともフツーに会話していた。
 「質問よ。お住まいはどちらかしら?」
 「ああ?! だれが言うか!」
 「じゃあ、桜子があててみせるわ。日本ね」
 「ざっくりしすぎだろ!」

もう、この桜子ちゃんのキャラが最高。

このもえぎ桃さまの『トモダチデスゲーム・金の切れ目が縁の切れ目』を
私が書評で書いているのだが、本はとんでもなく面白いのに、書評は全然面白くない。
うーん、どうしたら月島さまみたいに面白く書けるのだろう。

季節風、まだまだ読んでいる途中だけれど、春研のお知らせが出た。

 テーマ「新しい風 語る」
 森くま堂さま、四月猫あらしさまと一緒に、私も出ます。

ボツ続きのことを話せばいいのかな。

ところで157号の表紙色を見てすぐ思いだしたのが、オレガノ・ロツンディフォルムの葉色。
(画像は洪水前のもの)



きれいな薄緑、洪水にやられ瀕死の状態から復活したわずかな枝葉を、
挿し芽でBackupしているけれど、育ってくれますように。

昨日はB型インフルの高校生も受診。
友達の間でB型が流行中らしい。
今夜は小児科の集まりだったけれど、雪がひどくて行けなそう。
今日もびよよよ〜〜ん (*^ __ ^*)
コメント
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