川天使空間

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児童文芸2015 2・3月号

2015年02月07日 05時32分21秒 | 創作・本の紹介
特集「奇跡の物語」。
どの作品もすばらしく。

松井ラフさま「雪の日の、三つのキセキ?」。
そうそう、こんな奇跡、あるなぁ。家族のあったかさが、いいなぁ。

うたかいずみさま「カイがくれた メッセージ」。
大切な家族とは心がつながっているのですね。いつでもどこでも、お空にのぼったあとでも。

森川成美さま「プリティ・ペアーの自転車」。
クリック寸前のその瞬間、うわぁ、奇跡だ!と共感してしまいました。

岩崎まさえさま「機関士ひいじいちゃん」。
五十年以上の時を超えた奇跡。(消えないでくれ、たのむ)ひいおじいちゃんと蒸気機関車の念が伝わってきました。

季巳明代さま「よっていっきゃんせ!」。
自動ドアが動いておじいちゃんが…。鹿児島弁をまじえて語られ、小さな奇跡がぐっと迫ってきます。

平松詩子さま「こしあんの花かざり」。
こしあんってなんだろう…母娘のつながりの奇跡に、ちょっとうるっとしました。

連載の大塚篤子さま「香時計」。
「お香」というだけでもう、引きこまれて。京の雅な香りがだたよってくるよう。

こちらも連載の近江屋一朗さま「クラスダイアリー」。
デスノートみたいで、こわごわの展開。目が離せません。

創作童話-おおぎやなぎちかさま「コハクの歌」。
猫のコハクが体験した地震。
東北在住ならではの、日本海中部地震も体験されたおおぎさまならではの、さすがの語り口です。

土山優さまのブックプラザ、言葉を凝縮した鋭利なレビューに感動。
いつか優さまにレビューしていただける作品を書きたいと切に思った。

松井ラフさまの、この一冊ができるまで。
この一冊を出せていない自分への励みになって。

高橋秀雄「朝霧の立つ川」の鬼怒川を書かれているのが、はやみず陽子さま。
ああ、こんな鬼の川なのだなあと、また本を開きたくなった。

ほかにも、嘉瀬陽介さま、松弥龍さま、開隆人さま…
「児童文芸」、読みごたえあって困ります。

「奇跡の物語」私も応募して撃沈だった。
森川成美さまの編集後記で、
「個々人に起きた奇跡という種を、読者の側に立ってはらはらどきどき読めるよう再構成できたか否かが、当落を分けたのだろう」
とあった。
これって、私の創作に一番足りないことだ! と、はっとして。
森川さま、ありがとうございます!
今日もびよよよ〜〜ん (*^ __ ^*)
コメント (5)
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