川の果ての更に果てに

Svensk,Danmark,Norges,Suomen応援ブログ

岡田監督辞任

2006-08-24 12:11:43 | サッカー
岡ちゃん辞任
まあ、去年に続いての低迷ということもありますし仕方ない気はしますね。4月くらいに勝った広島戦と負けたガンバ戦を見ていましたが、どちらの試合にしても何を意図しているのか不明確な部分がありましたし…今は当時より更に混迷しているのではという気がします。
後任は水沼コーチのようで、果たしてどう立て直してくるのでしょうか。

オシムは昨日国立にいた
気付きませんでした(笑)
とすると、期待の高い石川直宏をどう評価したのでしょうか。
昨日は点こそ取りましたが、ファウルを取ってもらえずにしばらくグラウンドで横になって拗ねていたり、あるいはプレーが途切れたので水を飲みに行ったら早いリスタートで試合再開がされ、近くで徳永がボールキープをしていたのに「自分は水を飲むといったら飲むんだ」と飲み終わるまで無視しているなど、中々心証によろしくないことをしていましたからね。後者は4-1でリードしている場面であったので周囲のFC東京サポは笑っておりましたが、私は正直笑えませんでした。「そんなに水を飲みたいならベンチに下がれ!」と言いたかったところで。

CL3回戦、残りの結果
北欧サッカーの希望・コペンハーゲンがアヤックスに0-2の勝利で逆転進出。正直期待していなかっただけにビックリ。まあ、内容は良くなくて最後がOGというあたりが何とも。とはいえトビー・リンデロートやグロンケアがCLの舞台で見られるのはうれしい限りです。
オランダリーグなんて何時でも見られるので別にアヤックスがいなくてもいいし(笑)。どうせロセンベリもベンチだろうしさ…
フェネルバフチェはディナモ・キエフ相手にホームドローで早々に敗退。ジーコトルコで最初の挫折…
[CL3回戦勝ち抜け組・順不同]
ミラン、バレンシア、リヴァプール、HSV、ベンフィカ・リスボン、スパルターク・モスクワ、ガラタサライ、ステアウア・ブカレスト、ディナモ・キエフ、リール、CSKAモスクワ、シャフタール、コペンハーゲン、AEKアテネ、レブスキ・ソフィア、アーセナル
グループリーグの抽選会は半日後の明日未明に行われるそうで、さてどういう組み合せになりますことやら。

チェルシー敗戦
CLの予選とあわせてプレミアもやっていました。
チェルシーがミドルスブラに敗戦。
ユナイテッドはルーニー不在も何のそので3-0で圧勝。スールシャールが後半終了間際に公式戦では3年ぶりとなるゴールも決めました。めでたいことです。
ルーニーがいない場合にどうするか、とりあえずロナウドをそのポジションで使ってみるということで解決策を見つけ出したようです。

ユーヴェ提訴に対する早い寄せ
FIFAは「俺達の警告を無視して提訴したらイタリアのクラブもチームも国際舞台から締め出してやるからな」と脅しをかけ、イタリア協会も「更に処分するぞ」と二人がかりで寄せてきております。
ユーヴェはどうするんでしょうか。

J1・第19節

2006-08-23 22:12:06 | サッカー
FC東京 5 - 1 アビスパ福岡
(東京)藤山、赤嶺、石川、伊野波、阿部 (福岡)OG
国立まで行って見てきたのですが…
福岡についてはほとんどテレビなどでも見ないのですが、以前詳細なブログを見たりしておりましたので、「左SBのアレックスの守備がなっていないらしい」ということと「右SBの中村北斗も守備の面では今ひとつらしい」という先入観などを持って、どんなものかいなと楽しみにしておりました。
その福岡は北斗を右MFにして、川勝監督の弟子吉村が右SBに入っていました。が、この吉村がいきなり対面の川口にぶっこ抜かれて決定機を作られてしまいます。で、北斗はというと位置どりにどこか迷いがありかのようで、また攻めの局面で走っても後ろからのボールがバロンの方に出ることが多くて徒労に終わることがほとんど…正直前半はいてもいなくてもほぼ同じなのではというくらい惨憺たるものでした。
片や左のアレックスはというと、こちらは前評判通り(?)石川にやられ徳永にやられ…正直、梶山とルーカスがピリッとしていない状態だったのでどうにか持ちこたえていたのかなという印象…特に梶山はパスも不正確で位置取りも悪くかなりダメでしたね。
幸か不幸か福岡は前半半ばで薮田が警告二枚で退場処分になってしまい、攻守定まらずの状態からまず守りという意識が向いたことで、逆に一時良くなりました。が、これもホベルトがDFラインの前のスペースを懸命に防いでいるからで、正直時間の問題かな~と思っていたら、藤山が突破してきてシュート、味方に当たって足元に転がってきたところをまたシュートしたら前にいたDFに当たってコースが変わっての先制ゴール。
前半は1-0で終わりましたが、梶山のところが修正されれば後半一方的な虐殺になるのではという雰囲気が…

後半、アビスパは川勝にハッパをかけられたか必死に点を取りにき、左SBのアレックスは味方がボールをキープしていればどこへでも上がっていきます。
え~、で、アレックスの持ち場をカバーする人がいないし、そもそも退場で一人少ないので、FCは石川と徳永がそろってドフリーです。あたかも「お前達に何が出来るって言うんだよ?」と挑発しているかのよう…
まあ、それでも「肉を切らせて骨を断つ」ではないですが、そのアレックスが猛然と右サイドへと走っていった流れからクロスかシュート気味のボールを中にいれ、それが相手のOGを呼び込み同点にしました。FCは速攻時に右がドフリーなのですが、同点にされたことで落ち着きを失ったのか無闇と回したところをかっさらわれたりしてしばしばピンチを迎えております…
12分くらいには遅攻からのパスをカットしたアビスパが逆に徳永の曖昧なポジショニングを突いて決定的なチャンス…途中投入の城後が独走してGKと1対1になりましたがこれが枠外…。

で、この逆転機会を逃した福岡が落ちたのと、FCが冷静さを取り戻したこともあって、以降はFCのゴールショー。
20分前くらいに右サイドをようやく使って徳永のクロスから赤嶺。
直後に今度は左をついて、中へ戻したボールを石川がちょっとハンド気味にトラップしつつ豪快に決めて3点目。
コーナーキックから伊野波、阿部と途中投入組が決めて結果的には5-1と十分虐殺的なスコアになりましたが、正直8-1で終わっても不思議でなかったような試合ではありました。

アビスパ側から見ると、前線、中盤が迫力不足のため、攻めをより効果的にするためにはアレックスが入ってこなければいけない…ただ、それは代償として自分側の左サイドをほぼ明渡すことになる…正直無茶苦茶なのですが、このアレックスの無茶苦茶なオーバーラップが別の試合でも行われているということは、そうせざるをえないという苦しい台所事情などもあるのでしょうか…
中村北斗は後半は前を向いて攻め込む機会もありましたし、アレックスの援護を受けると脅威にはなりましたが、全体としてみると攻守に中途半端な印象。3-5-2の右がやはりいいのかなという気が。アレックスも左ハーフにした方がまだ守備がマシになるような…
もっとも、もう一人のキーマンでこの日アビスパで一番効いていたホベルトは、4バックの前でやらせるのが一番良さそうで、解決の糸口を見つけるのは苦労しそうな印象を受けました。引退している岩本輝雄を引っ張り出したくなるのも何となく分かります。

ちなみにFCは新加入のワシントンが二試合続けてベンチ外。彼はガーロのとんだ置き土産となってしまったのでしょうか…

他の試合は?
浦和レッズ 3 - 1 アルビレックス新潟
(浦和)ワシントン3 (新潟)エジミウソン
川崎フロンターレ 4 - 2 名古屋グランパスエイト
(川崎)ジュニーニョ2、我那覇、OG (名古)秋田、ヨンセン
名古屋の連勝は4でストップ。まあ、ヨンセンがOGを含めて2点入れたようですのでノープロブレムなのですが。
横浜Fマリノス 1 - 2 大宮アルディージャ
(横浜)松田 (大宮)小林慶、吉原
ヴァンフォーレ甲府 2 - 1 鹿島アントラーズ
(甲府)バレー、須藤 (鹿島)岩政
ジュビロ磐田 3 - 1 ジェフ千葉
(磐田)太田2、福西 (千葉)巻
京都パープルサンガ 4 - 4 セレッソ大阪
(京都)松田、パウリーニョ、手島2 (C大阪)古橋、大久保2、藤本
京都は2試合続けて凄い試合をやっております。
ガンバ大阪 3 - 2 サンフレッチェ広島
(G大阪)山口、二川、マグノ・アウベス (広島)柏木、李漢宰
大分トリニータ 3 - 3 清水エスパルス
(大分)高橋2、エジミウソン (清水)チョ・ジェジン、枝村、伊東

頭でドリブル

2006-08-23 14:48:40 | サッカー
古きを学びて新しきを知るということを温故知新といいますが…

1930年の第一回ワールドカップ。
その準決勝でウルグアイの伝説的MFホセ・レアンドロ・アンドラーデがハーフウェーラインあたりからリフティングで前進しはじめ、そのまま緩慢な相手DFを全員かわしてゴールしたという話があります。まあ、当時は自分の持ち場から出て行かないという感じでしたし、やられた相手も「ポカーン」としていただけなのではとも思うのですが。

それから70年以上経った今、このリフティングドリブルをやる酔狂な選手が現れたのだとか。
サッカーに新たな大技? 話題呼ぶ「くっつきドリブル」とは。(narinari.com)
ケルロンっていう選手がいるとは聞いてましたが、こんなことをやる選手なわけですか。
ワールドカップの前に中澤のボンバーヘッドを整髪料でガチガチに固め、川口にヘッドでバックパスをした後、中澤の頭の中にボールをおさめてもらい、そのまま中澤を相手ゴールまで走らせれば点になるのではないかという戦術を提案されていた方がいましたけれど、このプレーにヒントを得ていたのでしょうか…

…でまあ、対策ですけれどカッとなって倒しに行くからダメなのであって正当なショルダーチャージで体勢狂わせればいいだけなのではと思うんですけれどね。血の気のあるラテン人DFなら「馬鹿にするな」と倒したりするんでしょうけれど、カンナバーロあたりなら併走してショルダーチャージで吹っ飛ばしてボールを獲って「はいはい面白い面白い、ご苦労さん」で終わりそうな気がするんですが(笑)
これが本当にいつも通用しているのなら、8得点なんてものにはならないでしょうし。少なくとも、欧州レベルの冷静な面々相手にはとても通用しそうなものには見えないんですが。

まあ、おそらくは89分間は普通のプレーに終始しており、一試合に一度か二度ほどやって観衆を湧かせているだけなのではと思いますけれど。あとは緊迫した試合の中でこういうのをやれば、それはそれで観衆を笑いに引き込むこともできるでしょうし有用なのではという気はしますけれどね。

CL3回戦

2006-08-23 13:30:12 | サッカー
強豪は順当に勝利
面白くない…といいつつも、バレンシア、レッズあたりは一応応援しているチームですけどね。レッズは何だかんだ言いつつジェラードをスタメンから外す余裕でしたし(カイトはまだいないみたいですが)、クラウチが決めておりました。同点にされるあたりは何とも不安ですが、一応ホームでの1点のリードを守りきりました。
キケ・フローレスが「アウェーでは奴等は弱い」と言っていたザルツブルク相手にバレンシアは快勝。しかしキケ・フローレスはザルツブルクに決まった時も「オーストリアのクラブで助かった」と相手を挑発しておりましたが、こんなに好戦的な監督でしたっけ?
ミランは先に2点を先取し、相手の反撃を1点に抑えて順当勝ち。でもベンチを見るとFWの控えが…体調面に問題があり、セリエであのスタイルが通用するのかとされているロナウドであっても獲らざるを得ない部分がありますかね…いくら何でもスロースターターのジラとケガの多いピッポだけで一年通してというのは無理でしょうし。
といいますか、インテルがズラタンを獲ったのはミランに対する嫌がらせが一番の理由かもしれないという気がしてきました(笑)

ラファエル・ソビスがラシンへ
そのミランが3人目のFWとして白羽の矢を立てていたらしいというソビスは南米チャンピオンのインテルナシオナルからスペインのラシン・サンタンデールへ移籍するそうです。といっても、本人が明らかにしたというだけで、実際どうなのかはよく分かりませんが。
一部の配信記事には「ラシンへ」とありましたが、これだけではラシン・サンタンデール(スペイン)かラシン・クラブ(アルゼンチン)か分かりません(笑) スペイン発なのでラシン・クラブということはありえないでしょうけれど。
一時期ブラジル代表の23人目に滑り込むかもとか言われていましたが、このところはそんなに良くもなかったそうですが、ラシンの残留切り札となりますか。
ついでにラシンはレアル・マドリーからルベン・ゴンザレスも獲得したそうです。

ユヴェントスはブームソン獲得
お金がないといいつつ、DFに7億2000万円の移籍金を払うあたりが侮れません。
セリエBならトゥドールとロベルト・コヴァチの二人で足りるような気もするのですが(元イタリア代表レグロッターリエもいますし)、そのうえでなお新戦力を獲るということはA残留を諦めていないということなんでしょうねぇ…

代表は30日夜発表、翌日から活動
「誰が使えるのか分からないし~」というつとめてサッカー的な部分と「日本はユーゴと違って準備万端やってくれるから色々やってみたいし~」という偏屈親父的部分とが半々くらいな気もします(笑)

トッテナム2-0でシーズン初勝利
タイニオがスタメンで出れば去年の強かったトテナムが戻ってくるということで(笑)。後半24分にゾコラに替えられていたのは気に入りませんが。
しかしまあ、ケガで代表戦を辞退していたタイニオですが、とりあえず元気そうで何よりではあります。

瑞典-丁抹U-21

2006-08-23 01:25:36 | サッカー
9月5日に予定されているデンマーク-スウェーデンのU-21代表メンバー。
9月5日というと、当ブログ開設1周年の日にあたるわけですが、何とも粋な計らいをしてくれたものです(誰が?)。

U-21スウェーデン代表
GK ヨアン・ダーリン、アッバース・ハッサン
DF マティアス・ビェリスミール、アンドレアス・グランクビスト、ペーター・ラーション、ミカエル・ルスティグ、フレドリック・ストール、オスカル・ヴェンデト
MF ドゥサン・ドュイッチ、マルティン・フリブロック、アレクサンダー・ファルネルド、ラスムス・リンドグレン、エルカン・ゼンギン
FW ビョルン・ランストレーム、ヘノク・ゴイトム、ヨアキム・ショーハーゲ、オラ・トイフォネン、ポントゥス・ヴェルンブルーム

欧州で注目されている選手となると、ファルネルド、ゴイトム、ランストレームくらいでしょうかね。

U-21デンマーク代表
GK イェスパー・ハンセン、テイス・F・ラスムッセン
DF ヨナス・トルスト、ミカエル・ヤコブセン、トマス・コルテガード、モアテン・ラスムッセン、セーレン・イェンセン
MF マルティン・ベルグフォルト、マルティン・スペルマン、マルティン・オルンスコフ・ニールセン、ミッケル・ティッゲーセン、ニキ・ツィームリンク、ヴィリアム・クビスト・ヨルゲンセン
FW ダニー・ステン・オルセン、イェペ・クルス、ヨアン・アブサロンセン、カスペア・ロレンツェン、モアテン・ダンカン・ラスムッセン、シモン・ブスク・ポウルセン

アッゲルとベントナーがいないので、大分地味めではあります。トルストとダンカンくらいでしょうか。
デンマークはこの下の世代がちょい強でミカエル・ラウドルップの息子アンドレアス・ラウドルップもいたりと話題性もあるので、いわゆる穴世代という感じもするのですが。

名前だけ見ているとスウェーデンの方が若干上のような気もしないではないですかね。スウェーデンには他にもユーゴ生まれのサイドMFとかアーセナルにいるS・ラーションとかそこそこの選手はおるようなので。

高校>プロな野球

2006-08-22 22:08:37 | 野球
総括でも何でもなく、昨日今日の雑感。

早実の優勝で終わった高校野球の決勝再試合の視聴率が平均で30%を超えていたんだそうです。
それでなくても、プロ野球の話題を押しのけて高校野球に注目が集まっていたわけですが、この数字はすごいものですね。もはや巨人戦などは視聴率云々どころか、地上波では「ない」という事態に陥っていますし、何ともはや…

で、それならプロが「高校野球に負けていられるか」と奮起しているのかと思いきや、「勇気をもらった」とか何かむしろ影響を受けているかのような記事も散見され、それはそれでいいのですがちと覇気がないような風にも感じられます。セは行方が見えた感がありますし、パはやっぱり存在が薄いですかねぇ。

決勝が再試合になったときに「将来があるのだからあまり投げさせてはいけない」とか過密日程に対しての批判もかなりありましたが、現実問題その将来の方がこの体たらくというのはどうなのでしょう…
これなら注目されるうちにできる限り無理をしてでもという理屈にもなりうるかもしれません。このあたりは以前、破壊王子さんも指摘されておりましたが。
もっとも、ON以前はプロ野球よりも六大学の方が人気があったという話もありますし、そういう意味では時代は回るということだけなのかもしれませんが。

ところで、破壊王子さんは巨人戦について触れる中で、「巨人が弱いというのなら、いっそ亀田みたいに疑惑の優勝でもやれば変わるか?」とも指摘されていますが、その亀田…

この間、次男が試合しておりましたが、これをかなりの数のアンチが見ていたらしく、彼らが一様に「相手がどうこう」、「歌がどうこう」とケチョンケチョンにけなしております。
私は世界戦を中心に年間100試合くらい見ていますが、「8回戦がメインの試合はいいよ」とスルーしておりました(というか、大毅の試合はこの間の興毅の世界戦の時にハイライトを見ただけです)ので、正直8回戦の試合を多数の人が見ていたということにかなり驚いております。
アンチは亀田が試合をしているということでわざわざ8回戦の試合を見る。これ野球で言うなれば、アンチ巨人がアンチであるが故にG+で巨人の二軍の試合を見るようなものとも言えそうで、そこまでするんだと正直恐れ入りました。今、アンチ巨人で巨人の二軍の試合を見る人がどれくらいいるんだろうか…とか考えると、いやま、そもそも巨人の二軍の選手は中々一軍にも上がれず、今二軍でもよほどのことがない限りは将来世界戦が予定されている亀田次男とは違うのだと言えばそうなのかもしれませんが。

ONの時代はトンと知りませぬが、少なくとも現在は単に野球をしているだけではダメだというのは明らか。
新庄や亀田のようにクセのある個性を身につけることも必要なのかもしれませんね。花形満のような将来を約束されたエリートが「巨人のドラフト1位は選ばれし者なのだ」と二軍の頃から好き放題やりつつ、一軍にあがって活躍するなんてのがいいのかも(笑)

どこでも入試

2006-08-22 20:46:20 | 日々のニュース
富士常葉大というと、確か以前伊豆に行った時に大きな宣伝看板を見たような記憶がありますが…
面接官出張します…富士常葉大が「どこでもAO入試」(読売新聞)
面接官が直接高校に出向いて面接する…つまり一度も大学に行くことなく入学できるというすごい入試システムを考案したのだそうです。

この手の奇抜なAO入試は時折目にしますけれど、あまり巧くいっているという印象はないですね。ま~、そもそも、独自性があるといえば聞こえはいいですけれど、試験を受ける側からすれば普遍的な対策を立てられないので人気のある大学でなければそもそも目を向けてもらえないのではという気がします。東大に行けるのならともかく、よく知らない大学に行くために独特の対策をする人はいないはずですからねぇ。
あとは一度も現地に行くことなく自分の行く大学を決めていいのかという気もするんですけれどね。行ってみたら全然違って行かなくなる…なんていうのでは。定員割れしているということで、とにかく学費だけでもという部分があるのかもしれませんけれど、学費さえもらえればそれでいいというのもあまりにも誠実さに欠けますし。

ここまでやるなら、いっそ授業も教授が出向く…のは無理にしても自宅にDVDなどを送付する…とかした方がいいのではないかという気すらします。
人それを通信制というのですが(笑)

この際贅沢は言わない、来てくれるならどこからでもいいしどこへだって行ってやるという気持ちは営業をやっていると分からないではないです。けれど、そんな有名な大学でもないわけですし、実際問題として沖縄から行きたいなんていう人もいないでしょうし、むしろ地元を徹底的に掘り起こした方がまだしも効果があるのではという気はしないでもないです。
あるいは独自の学部を作ってみるとか。そちらの方がまだ成算がありそうな気はします。

セリエ開幕はずれこむ?

2006-08-22 13:21:22 | サッカー
10.4にカメルーンとの試合?
をオシムは希望しているのだとか。
強いチームとやるべきというのは全く同感ですが、日本で試合をする状況でカメルーンがどの程度選手をつれてくるのか…ってのはありますね。

ユーロ予選初戦に臨むデンマーク代表
9月初頭のポルトガルとの親善試合、更にはアウェーのアイスランド戦に臨むメンバーが発表されました。
GK イェスパー・クリスティアンセン、トマス・セーレンセン
DF ブライアン・プリスケ、ダニエル・アッゲル、ヤン・クリスティアンセン、ラルス・ヤコブセン、ミカエル・グラフガード、ニクラス・イェンセン、ペア・クロウドルップ、ペア・ニールセン、トマス・ヘルベグ
MF クリスティアン・ポウルセン、クラウス・イェンセン、ダニエル・イェンセン、ラスムス・ヴィールツ、トマス・グラヴェセン、トマス・カーレンベルク
FW デニス・ロンメダール、イェスパー・グロンケア、ヨン・ダール・トマソン、ニクラス・ベントナー、セーレン・ラルセン、マルティン・ヨルゲンセン、ペーター・ロヴェンクランズ
デビュー戦ゴールを決めたベントナー、ヴィールツあたり有望な若手が引き続いて選ばれています。
ユーロ予選でライバルと見られるスペイン、スウェーデンとは年明けまで対戦はありませんが、デンマークはクロアチアほどではないにしても弱い相手に取りこぼしもやるので気をつけてほしいところです。06年は好調を維持しており、現状ではスウェーデンより強いでしょう。
個人的にはスペイン-デンマーク戦は結果別として予選で一番面白い試合になるのではと思っております。この両チームが対戦した記憶というのがちょっとないのですが、ポゼッション重視パスワークがウリのスペインと、高速サイドアタックからのカウンターに持ち味のあるデンマークはかなり噛みあいますし、アラゴネスが臆病風に吹かれたりしなければどちらが勝つにしても(まあ、スペイン優位は動かんでしょうが)、スペクタクルな試合になることが予想されますね。

ユーヴェ、司法機関に提訴
遂にやりました。
FIFAが「サッカーの世界に政治を関わらせることは罷りならぬ。もし司法機関に提訴したらイタリアにも処罰を加えるかもしれんぞ」と脅しをかけていましたが、「俺達は俺達のことしか考えないよ。他人のことなんてどうでもいいんだ。イタリアがどうなろうと知ったもんかい。ビタ一文にもならんのだしな。それに政治と関わったらいけないんだったらあの赤黒(ミラン)をどうにかしろ」と言わんばかりの挑戦的な態度です。
レッジーナも上訴するということですし……あの処分で何が不満なのかという気もするんですけどね。ミランやラツィオやフィオの判決がなければまず間違いなくB落ちなわけですし。まあ、レッジーナクラスのチームですと-15でも痛いは痛いのでしょうけれど。
セリエの開幕は9月9日と予定されているそうですけれど、これも凍結延期の可能性もあるそうですし、今後も色々出てくるかもということになるかもしれないですし、それすら危ういような気も。
一番いいのは一年空けてしまってその間に白黒はっきりつけてしまうということなのかもしれませんが。

ま、日程が詰まれば選手層が無意味に厚いインテルが優位になるでしょうか。
ミランは-8もありますし、加えて審判がさすがに今までのように肩入れしてくれないでしょうから、実質-15くらいにはなるでしょうし。
個人的にはローマが案外強いかもという気はするんですけどね。

オバオバがニューカッスルへ
その優位っぽいインテルからはマルティンスが移籍したそう。あれだけFWがいると仕方ないでしょう。
ところでオバオバには一時期年齢疑惑が出ていましたが、あれは解決したんでしょうか?

ピレス、移籍早々全治半年の重傷
前十字靭帯断裂で全治半年なのだとか。せっかく再起をかけていたのに不運…
また、ビジャレアルではゴンサロ・ロドリゲスも同じケガで重傷だそうです。

オシムサッカーと創造性

2006-08-21 20:40:55 | サッカー
イエメン戦が終わり、日本代表ネタは時期にそぐわないのではありますが、少し気になるエントリなどがありましたもので…少し時間をおきましたが、それに対するエントリを。
#148 「エレガントさの犠牲」論 と 「ファンタジスタの共存」(◆ Football Kingdom ◆)
効率化の行き着く先は・・ 日本2-0イエメン(football X football)
ルマン松井はオシム日本代表でどう使われるのか? ルマン開幕戦でのプレイを見ての一考察(doroguba ~football column~)

私はあまり気にしていなかったのですが、オシム監督の発言の中に去年あった「クライフvsモウリーニョ」みたいな図式を見出した方がおられるようです。
まあ、実際、オシムの代名詞は「走るサッカー」ですし、例えば中村俊輔あたりはどうなのか、あるいは松井大輔あたりはどう使われるのか、というところは関心のあるところなのかもしれません。

ただ、個人的にはオシムがいわゆる技巧派<労働者型と決めつけているかというと疑問ではあるんですけれどね。
といいますのも、例えば90年のユーゴ代表ではサフェト・スシッチ、ドラガン・ストイコビッチ、ロベルト・プロシネツキをまとめてピッチに送り出していた実績もあるわけですし、デヤン・サビチェビッチとかダボル・スーケルなんかも抱えていたわけですしね。暴行事件を起こさなければ間違いなくズボニミール・ボバンも入っていたでしょうし。
プロシネツキあたりは日本でも扱いづらいとされている中村俊輔を更に倍扱いづらくしたような選手でしたが(代わりに倍天才だったのでしょうが)、少なくともオシムの中では彼を使うことにさほどの違和感はなかったのではという気はします。その後はシュトルム・グラーツ、ジェフとどちらかという貧乏なクラブを率いていたがゆえに、どうしても実利型のチームを作らざるを得ないところがあったのでしょうけれど、ユーゴ代表はファンタジーと結果が両立したチームだったわけですし、「旧共産圏出身故に労働者型を好む」とも言い切れない部分があるのではと思うわけですね。
蛇足ですが、旧共産圏だから西欧と違う労働者重視のサッカーしかないという見方は賛成しかねます。無論ディナモ・キエフのような労働者重視のチームもあるましたが、一方でスパルターク・モスクワのようないわゆるファンタジスタを生み出すチームも普通にあったわけですしね。
なので、技巧派を使うこと自体に抵抗感があるとは思わないんですね。多分走れない分に見合った活躍を計算できる選手がいれば、難があっても使うとは思うんですね。逆に言うと俊輔や小野が冷遇されているのは損失に見合う分の利得を計算できないからということになるわけですけれど。

ま、正直オシムがそう考えていたとして頷ける部分もあります。
こういうことを言うとまたファンから怒りのコメントが飛んでくるかもしれませんけれど、私は中田英寿も中村俊輔も小野伸二にしても本当に自分のプレー一つで勝敗が分かれる時にその責任を背負う気概があったか、あるかというとかなり疑問な気がするんですね。どこか「自分はパスを出しているだけだから」と責任を投げているかのような部分があったように見受けられます。
さして動くわけでもない(ヒデは動いてましたが)ないし、勝敗について責任をもつプレーをしてくれない選手は使えないのではないかって気がしますね。動きの質とかそういうのではなく、トータルでプラスとマイナスを差し引いて考えているような部分があるように思います。
これは推測ですが、自分のプレーで勝敗が分かれる責任を負っていた(と私の目からは思えた)沢登正朗や5年くらい前の藤田俊哉のような存在が今いるのなら、運動量に多少難があっても使うのではと思いますね。つまり、彼の走らないというデメリット以上をプラス面が上回るとチーム構成上考えられるからではと思います。
もちろん、多少は走れるようにカスタマイズはされるでしょうが(笑)

で、松井大輔がどこで使われるかですが、まず有力なのは90年のサビチェビッチみたいな使われ方でしょうね。つまりスーパーサブ、最初の位置はベンチです。
レギュラーで使うのなら、ここまでの二試合を見た限りでは三都主のように使われるか、あるいは田中達也の位置かという気がします。1トップの下2シャドーの一角というのもあるかもしれませんかね。

ファンタジスタ…という見方などについてはまだ思う部分もありますが、長くなるので次回以降ということで。

高校野球・決勝Ⅱ

2006-08-21 16:36:46 | 野球
駒大苫小牧 3 - 4 早稲田実業
この日も駒大苫小牧は先発が菊池投手。まあ、田中投手の疲労もあるのでそれもありだろうと思っていましたが、初回からまたまた制球難から失点。すぐさま田中投手に替わることになってしまいます。う~ん、こういう扱い方をしているから菊池投手がベンチを気にして自分のピッチングに集中できないのでは…という気もしないではないです。
更に早実は二回にも得点。序盤で2-0と駒大苫小牧には苦しい展開。
一方早実の斉藤投手は4連投も何のその。力むこともなく、淡々としたピッチングで0を積み重ねていきます。選抜の関西戦でも再試合を経験しているということがあって、そのあたりの経験も生きているのかもしれません。
田中投手も二回の失点の後は持ち直して、中盤は淡々と進みます。

膠着しそうな流れを駒大苫小牧はこの日も一発で引き戻しにきます。6回に一番の三谷選手のホームラン! 実はこのホームラン、ちょっとコーヒーを飲もうと離れていたそのタイミングで出てしまい見ていないのですが(笑)
早実はその裏、二死から四球でランナーを出し、斉藤投手を支えていた捕手の小林選手がレフト線を抜くツーベース。レフトがクッションボールの処理に戸惑った間に一塁走者が長躯ホームインで3点目。失点直後の追加点は早実には大きく、逆に駒大苫小牧と田中投手には非常に痛い失点となってしまいました。
早実は七回にもノーアウトの走者をバントで送り、四番後藤選手がレフト前へのタイムリー。4-1。

9回表、駒大苫小牧は二番の三木選手がレフトとセンターの間へのポテンヒットで出塁すると、三番・中沢選手がバックスクリーンへの2ランホームラン! 諦めない駒大苫小牧、1点差に詰め寄ります。
しかし、反撃そこまで。最後の打者・田中を相手にまたまた147キロを記録するなど斉藤投手気合のピッチングで遂に早実が24イニングに及ぶ試合に決着をつけました。

早実は投手はスーパーエース1人、バントやスクイズを交えた攻撃と懐古的スタイルでの優勝。複数投手を擁し、バントに頼らない近代化に真っ向から反するクラシックのスタイルによる優勝で今後の高校野球シーンがどう変わるのでしょうか。
駒大苫小牧は…監督の投手起用が結局のところ裏目に出てしまいましたかね。どのあたりに理由があったのかは良く分かりませんが、ちょっと悔いの残る結果となってしまいました。とはいえ、三連覇を目指すチームがファイナルまで来て、これだけの試合をしたことは立派。胸を張って北海道に帰ってほしいものです。

再試合は何となく淡々としたゲームが多いという印象が強く、また実際、昨日ほどの展開ではなかったですが、素晴らしい試合でした。とりあえずはゆっくり休んでほしいものですね。