亀田のタイトル戦の話はさすがに下火になったようですが(公平性を真に問題にしたいのならそれでいいのかって気もしますけどね)、ボクシング界はまだまだ揺れております。
何と4大組織のヘビー級チャンピオンが全部旧ソ連圏出身のボクサーになってしまいました。
WBAは150キロという破格の巨体、となるとパワー重視かと思いきやそうでもなくてどちらかというと地味に判定勝ちをするというロシアのニコライ・ワルーエフ。ヒスパニック系アメリカ人ジョン・ルイスを判定で倒して王者になりました。
IBFは現在のヘビー級で一番有名なタレントといっていいアトランタの金メダリストにして大学博士をもつウクライナの巨人ウラディミール・クリチコ。以前一度倒したことのあるサウスポーの技巧派アメリカ人のクリス・バードをTKOに沈めて王者につきました。
WBOは同じくアトランタ五輪出場経験をもつバランスのいいベラルーシ出身のセルゲイ・リャコビッチ。タフで知られたアメリカ人のレイモン・ブリュースターにダウンを喫しながらも大差判定で勝利しました。
で、唯一残っていたWBC王者のアメリカ人のハシム・ラクマンがカザフスタン出身のオレグ・マスカエフに12回TKOでやられてしまったそうで、ついにアメリカ人がゼロになった…というか、全部前王者がアメリカ人というあたりが革命的といえばそうなのかもしれませんね。
ただま、アメリカ人がゼロになったということよりもむしろ、同時に実現してしまった黒人王者がいなくなったということの方が驚きかもしれませんね。モハメド・アリは言うに及ばず、ジョージ・フォアマン、マイク・タイソン、レノックス・ルイスと近年の名だたるヘビー級王者はほとんどがブラック系列なわけでしたから。
といってもある意味、他のアメリカンメジャースポーツ同様、ワールドナイズ化されてきたことによる当然の推移といえばそれまでですけれどね。アメリカ人がいなくなったといっても、IBF(クリチコ-バードはドイツ)以外は試合自体は全部アメリカで行われたわけですし。
日本のヘビー級王者とかは出てくるんですかね。出てこないだろうなぁ。疑惑の判定以前に判定まで残るのが無理…というか、そもそもヘビー級のボクサー自体がいませんし。
何と4大組織のヘビー級チャンピオンが全部旧ソ連圏出身のボクサーになってしまいました。
WBAは150キロという破格の巨体、となるとパワー重視かと思いきやそうでもなくてどちらかというと地味に判定勝ちをするというロシアのニコライ・ワルーエフ。ヒスパニック系アメリカ人ジョン・ルイスを判定で倒して王者になりました。
IBFは現在のヘビー級で一番有名なタレントといっていいアトランタの金メダリストにして大学博士をもつウクライナの巨人ウラディミール・クリチコ。以前一度倒したことのあるサウスポーの技巧派アメリカ人のクリス・バードをTKOに沈めて王者につきました。
WBOは同じくアトランタ五輪出場経験をもつバランスのいいベラルーシ出身のセルゲイ・リャコビッチ。タフで知られたアメリカ人のレイモン・ブリュースターにダウンを喫しながらも大差判定で勝利しました。
で、唯一残っていたWBC王者のアメリカ人のハシム・ラクマンがカザフスタン出身のオレグ・マスカエフに12回TKOでやられてしまったそうで、ついにアメリカ人がゼロになった…というか、全部前王者がアメリカ人というあたりが革命的といえばそうなのかもしれませんね。
ただま、アメリカ人がゼロになったということよりもむしろ、同時に実現してしまった黒人王者がいなくなったということの方が驚きかもしれませんね。モハメド・アリは言うに及ばず、ジョージ・フォアマン、マイク・タイソン、レノックス・ルイスと近年の名だたるヘビー級王者はほとんどがブラック系列なわけでしたから。
といってもある意味、他のアメリカンメジャースポーツ同様、ワールドナイズ化されてきたことによる当然の推移といえばそれまでですけれどね。アメリカ人がいなくなったといっても、IBF(クリチコ-バードはドイツ)以外は試合自体は全部アメリカで行われたわけですし。
日本のヘビー級王者とかは出てくるんですかね。出てこないだろうなぁ。疑惑の判定以前に判定まで残るのが無理…というか、そもそもヘビー級のボクサー自体がいませんし。