川の果ての更に果てに

Svensk,Danmark,Norges,Suomen応援ブログ

プール事故

2006-08-01 23:55:41 | 日々のニュース
埼玉・ふじみ野市で女の子が流水プールの吸水口に吸い込まれて死亡した話…
死因はやはり水死なのだろうかと思っていたら、頭部損傷によるものだそうで、しかも頭蓋骨が折れていてほぼ即死だったのだとか。それだけ凄い吸引力だったということなのでしょうね。吸水口のそばに立ったことがないのでよくは分からないのですが。

で、まあ、発生した時点から「何で蓋が外れたのに外に出さなかったのか」という批判があり、時間が経つにつれて勝手に再委託していたとか、蓋は元々ボルトではなく針金で止めていたとか色々問題視されるべき点なども出てきているようです。
まあ、正直監視員についてはほとんどが高校生だったということですし、蓋が外れているから、だから子供が引きずり込まれるかもしれないことまで想像できなかったのは仕方ないような気もします。再委託をしていなかったとしても、事故形態として想定していなかった旨のことを言っているわけですし防げたかどうかは疑問な気もします。
となると結局は蓋があっさり取れてしまった整備点検ということになるでしょうかね。このあたりの構図は形こそ違えどシンドラーエレベーターの事件とも似ているような気もします。整備とかメンテというのは事故が起きて初めて分かる…ということが改めて分かったわけですが、これを契機にエレベーターとかプール以外のことについても、各自治体が点検してもらいたいものです。「二度あることは三度…」。次、整備やメンテ不足で事故が起きた場合は、違う分野であっても「想定していなかった」では済まされない話です。

まあ、究極的には虐待看過と同じく現実的に金がないという自治体が多いわけですから、全部が全部できるはずがないというところに行き着くのかもしれません。金がないからどうしても公営サービスの質が落ちる。
私は個人的によく図書館を使いますが、新宿や吉祥寺ならともかく、実家に帰省して近くの図書館に行くと行くたびに置いてあるものの質・量などが減っているような気がしますしね。まあ、図書館に金をかけなくても誰か死ぬということはないでしょうが(エレベーターやエスカレーターはありますけど)、学習力低下など社会全体にとってはやはりデメリットも大きいでしょうしね。

何につけても適当に、曖昧にしていてそこから歪みが出てしまうとまず被害に遭うのは弱者であるということ。
さりとて、しっかりと維持していて財政再建団体に落ちたとしてもそれまた何か違うような気がしますし。

日テレ巨人戦縮小

2006-08-01 20:44:13 | 野球
最近てんでロクな話題のない巨人ですが、とうとう親会社格の日テレにまで見放されてしまったという感じですね。

G戦視聴率7月も過去最低…日テレもナイター延長中止(夕刊フジ)
落ち目になってしまうとまるでそれ自体が罪悪であるかのようによってたかって叩かれてしまうわけで世の冷たい風を感じずにはいられない話です。
ただ、この延長打ち切りという中途半端な措置はそれこそ逆効果になってどうなのかという気もしないではありません。
以前のエントリで、「延長打ち切りとかいやふやな収束の仕方をされると野球の好きな人まで幻滅してしまい、ケーブルや衛星に流れていく。中途半端に短くするくらいなら、いっそCSやBSに任せて放映しないくらいでいいのではないか」というようなことを書きました。少なくとも、最初から最後までフルに見られるCSがある中で試合開始から1時間もの間試合を見ることができない状態を作ってしまうこと自体、野球の魅力を伝えようという意欲を感じません。
正直、今回の日テレの対応もそうした根本的な解決策からは正反対のものであって、これをやっても「9時までに終わるわけないし、それなら今後はCSで見よう」となるだけでは。まあ、日テレが巨人戦の視聴率低迷記録更新という自虐ネタに巨人戦の存在意義を見出しているのでしたら、何も言いませんけれど。というか、本気でそれを狙っているんじゃないかというくらいにストレス溜まる放映ですし。

いっそのこと巨人戦は週一でしかやらず、ただその一日だけは試合の最初から終了までやり通すくらいでやった方がいいんじゃないですかね。さすがにそういう措置を取られれば、選手達も「今日は絶対に負けられん」という意識をもって、あるいは巨人愛も強まるかもしれませんし…
まあ、そんなこと言っても惨敗するときはするのでしょうし、放映枠を4時間取ったのに初回に7点取られて5%とか目も当てられんことになるのかもしれませんが…

厳格に、慎重に

2006-08-01 19:56:46 | サッカー
反町男前、「厳しくしつける」?
何だか練習も厳しい上に、禁止事項も沢山でているのだとか。
例えば…
M本「ソータ、何持ってんの?」
H山「AV」
男前「こらー! おまえら、AVは禁止だと言っただろ! おまけに海外から持ってくるなんて何て奴だ!」
H山「えー、監督。これ、アニメビデオっすよ」
とかやる阿呆がいるかどうかは不明です。
酒とAVは厳禁なのだとか。本番前は二年先だのに、すごい鼻息の荒さを感じます。

オシムは決まらない
ってか、2チームいない。海外組ダメ。五輪世代ダメとなると人がいなくなるのは当然といえば当然でしょうけれどね。

ポウルセンがやってくる
セビージャとセルティックが日本ツアーでやってきます。
セルティックはどうでもいいですが(笑)、セビージャにはクリスティアン・ポウルセン(Denmark)がいます。イタリアンも今回のW杯優勝で彼のような選手の偉大さをよくよく理解したと思いますし、アルビファンの皆様、そんなポウルセンをどうかよろしく。ま~、親善試合ですので、「コイツ本当にデンマーク代表?」くらいのパフォーマンスになるのでしょうけれど。

リヴァプールとマッカビ・ハイファの試合は中立地で
UEFAがそういう指針なのだそうで。
マッカビ・ハイファの側からしてみるとやや気の毒な気もしますが、いくらアラブもサッカー好きとはいっても信用しきれるものでもないということでしょうかね。

アルゼンチン監督はバシーレ
ビアンチかバシーレって感じでしたから無難ですかね。
欧州中心視点からすると無名ですが、ボカでそこそこ結果を出していますし、悪い選択肢ではないでしょう。ただ、若い選手をどう組み合わせていくのでしょうか。

ブラジルはドゥンガとジョルジーニョ
ジョルジーニョは一応監督をしていたようですけれど、それほど大きなクラブは率いていないようですし、まあ、完全に初心者お試し期間。ドイツの模倣路線というところでしょうか。
ただ、ますます日本とセレソンの試合は組みやすくなったでしょうね。

ミランのCL出場可は明日決定
可否ではなく、可ですので(笑)
ただ、何もしていないマッカビ・ハイファがホーム開催権を取り上げられて、ミランが普通にホームで試合するのは何か公平ではない気もしますので、セリエに倣って何試合かホーム開催権は取り上げてもいいような気がします。
カカーも最終的にミランバッシングとかがどのあたりに落ち着くか、あとはメレンゲがどれくらい評価をつりあげてくれるかを見定めつつ、どっちに所属するか決めようとしているというようなところかもしれませんね。

Dornroschen 1

2006-08-01 17:25:01 | 日々のニュース
昔々。
ある国に、それはそれは美しい王様と王妃様がおりました。
二人はまた大層仲が良かったのですが、どうしても子供が生まれませんでした。
しかし、ある時、王妃が水浴びをしているとザリガニが陸に上がってきてこういいました。
「間もなく子供が生まれるよ」

その言葉通り、しばらくするととても可愛らしい女の子が生まれました。
王様は喜んで宴を開く、国中の妖精達も招くことにしました。妖精は国に13人いたため、王妃様は皿を買いにイオンに出かけました。
けれどもレジ袋が有料になっていたため、12枚しか買うことができませんでした。

<イオン>レジ袋 有料に(毎日新聞)

そこで12人しか妖精を招きませんでした。
さて、お祝いの催しが開かれ、それはつつがなく終わりそうでした。
最後に12人の妖精が一人ずつお姫様に祝福を与えることにしました。一人目は美徳を、二人目は美しさを。それはそれは素晴らしい贈り物でした。
さて、12人目の妖精が祝福をしようとしたとき、突如雷鳴が鳴り響きました。
「梅雨明けなのにどうしたことか?」
「夏の夕方は天気が不安定ですからね」
などなど言っていると、何と招待しなかったはずの13人目の妖精が現れました。
「ふぇっふぇっふぇっ。よくもあたしを招待してくれなかったねぇ」
妖精は招待されなかったことを大層根にもっていました。まるで「世界の戦争は全て自分のせいだ」と言われたくらいに怒っていました。

ギブソンさん番組への支援停止=ユダヤ批判に反応か-米テレビ(時事通信)

「あたしからも素晴らしい祝福をさせてもらうよ。ふぇっふぇっふぇっ。姫は15歳の時に糸巻きのつむが刺さって死んでしまうだろう!
呪いの言葉を吐くと妖精は「ふぇっふぇっふぇっ」と不快な笑い声をあげながら出て行きました。
王様と王妃様が愕然としますが、しかしすぐに12人目の妖精が、
「でもそれはただの死ではなく、100年の眠りにつくだけなのです」
ととっさに切り替えました。
「……呪いを無効にすることはできないの?」
「できません」
王様の素朴な質問に妖精はすべなく答えました。

さて、祝賀会が終わると王様は愛しい姫を守るためにただちに国中の糸巻きのつむを焼いてしまうように命令しました。そのためには糸つむぎを専門にしている部署を僅か数分の会議で閉鎖させることも辞しませんでした。
しかし、その部署の署員は怒り狂い、各々がブログに書き綴って王様の横暴を批判しました。

中国検索サイト大手「百度」の解雇ブログ騒動(japan.internet.com)

彼らは地下にもぐり、15年もすれば糸巻きのつむはプレミアムがついて高くなるだろうと断固として渡さない決心を固めていました。こうして地下に幾つかのつむが流れてしまいました。
さて、15年後にお姫様はどうなってしまうのでしょうか?