川の果ての更に果てに

Svensk,Danmark,Norges,Suomen応援ブログ

オシム日本初戦

2006-08-09 21:21:44 | サッカー
まず、最初に確認しなければならないのはトリニダード・トバゴはイングランド勢が来ておらず、国内組ばかりであることに加えて監督も変わっています。大黒柱のヨークもおりません。
ということは、彼らがプレーオフで1点差で何とか勝ったバーレーンよりも弱いと考えるのが普通であり、相手がアジアの中堅の上くらいと考える必要がまずあります。

ただま、それを差し引いても前半は内容がありました。
前半頭からショートパスを主体に多くの選手が顔を出しています。
ダイレクトなプレーが多く、シュートも飛びます。前に出る時も後ろに下がる時も人数が確保されていて非常にいい感じです。ただ、「やってやろう」という意気込みがありすぎる感もありますね。後先を考えていない感がうかがえます。
15分。ちょっとこの調子で飛ばしていると後半以降厳しいかもと思っていると我那覇が倒されゴール正面でFK。これを三都主が直接決めてGOOOOAL!!!
その後も我那覇がポストとなってチャンスを得ますが、達也を走らせた三都主のスルーは僅かにGKが早く。
22分には左サイドハーフライン近くの駒野から浮き球のスルーパス。飛び出してきた三都主がGKと1対1。冷静に頭の上を抜いて2点目のGOOOOAL!!! 三都主のこういう部分が代表選手なんだよということですね。ジ○コさん(笑)
25分以降、無理をしないということでペースダウン。この無理をしないという共通理解はいいですね。FKのこぼれ球をそのまま打った28分のトリニダードトバゴ側の攻めや、35分過ぎのゆっくり回して苦し紛れのシュートを打ってオーバーは、入れば相手のスーパープレーでむしろ狙い通りの守りでしょう。
両サイドのハユマが、駒野が何度もクロスをあげていますし、長谷部や山瀬もスルーを狙うなど与えられたタスクを忠実にこなしています。我那覇もまあまあポストになれています。達也はもう少しドリブル突破をやってほしいですが、まあ、最初はこんなものでしょうか。
前半がそうこう終了。大体意図していたことはできていたような気がします。

後半。最初のチャンスはトリニダードトバゴ。スルーパスがウォルフに通りますが、これはウォルフがハンドでした。
田中達也から長谷部、山瀬を走らせる一連のプレーなどもありましたが、トリニダードトバゴ側にペースが傾きました。三都主がサクッとかわされてシュートを打たれたり。これは軽率ですが、三都主ですから。
6分に山瀬 → 大悟
ハユのクロスを達也がシュート…我那覇がブロックしてしまいました。
15分前、坪井が肉離れですかね。交替を要求しております。坪井は最近代表戦では幸が薄いですね。栗原が入っております。
このあたりから一進一退に。ま~、飛ばしていましたから、少し落ちてきたということでしょうか。トリニダードトバゴ側にFKですが、これは明後日の方向に飛んでしまいました。雨が強くなってきました。
20分に我那覇 → 佐藤寿。
と替わった後あたりからトリニダードが出てきましたね。というより日本が行けなくなったわけですが。残り20分くらいある中ではちょっと良くないですね。
29分に長谷部 → 中村直
トリニダードがボールをキープする時間が長くなり、日本は長い距離のカウンターが多くなってきました。このあたりはジーコの頃とオシムであろうと変わりないですね。何となく最後決めきれないあたりも同じです。

でまあ、結局2-0で終了。トリニダードトバゴがゴール前に迫るシーンもありましたが、まあ、彼らもバーレーンより弱いチームですから…
前半は意図も見えましたし、非常にいい内容でしたが、後半は失速してしまいました。ま、そんなものだろうという部分はありますが。

就任時に掲げた採点基準。
運動量で上回る と シュート14本の基準で採点するとなると…
運動量は前半はともかく、後半は負けてましたかね。シュートは11か12かなという感じで下回りました。
まあ、2点取ったので多少加味して及第点を少し下回るくらいの出来ですかね。55点ということで。2-0でこれだと要求が高いですかね。まあ、この相手ですし、次戦はもう少しペース配分を考えるということで。
MOMは三都主は2点取りましたが、守備面で軽率なプレーもありました。鈴木啓太のサポートや守備の方が目立っていたような気もします。
まあ、あまりひねくれるのも何ですし点を取ったことを評価しないといけないので三都主にしておきましょう(笑)。

北欧の両雄が始動

2006-08-09 15:01:28 | サッカー
雨の恐れが依然として拭えないわけですが、果たしてどうなることでしょうか。そういえば試合後に川淵解任デモとかもやるんですよね。私は「川淵が辞めてもいいいとは思っているけれど、今回のデモの趣旨は筋違い」と思ってますので参加する気などさらさらありません。雨が降る中でもやるんですかね。

オシム「負けて学べ」
理屈は分かりますが、今日の二線級のトリニダードトバゴに負けられると…
「日本は全然強くない。どんな相手にも120%やらないといけない」ということの証明にはなりますけれど。

8.16スウェーデン代表
ドイツ戦のメンバーを発表しました。
GK
アンドレアス・イサクション(25) レンヌ(FRA) 開幕戦欠場は何故?
ラミー・シャーバーン(31) フレドリクスタ(NOR) 第2GKに昇格?
DF
ニクラス・アレクサンデション(34) イェーテボリ まだやるんですか(笑)
ミカエル・ドルシン(24) ローゼンボリ(NOR) 落選にメゲず頑張れ
ミカエル・ニルション(28) パナシナイコス(GRE) 右SBは彼かな
ミカエル・アントンソン(25) パナシナイコス(GRE) 彼はあまり知らない
ペッター・ハンション(29) ヘーレンフェーン(HOL) ルチッチの後釜はハンションあたりか
カール・スベンション(22) イェーテボリ ベテランを脅かせ
フレドリック・ステンマン(23) レバークーゼン(GER) 同じく。クラブでもポジションを取れ
MF
ダニエル・アンデション(29) マルメ 地味なサポート役のままもうすぐ30
トビアス・リンデロート(27) コペンハーゲン(DEN) 依然この人は欠かせないです
アンデシュ・スベンション(30) エルフスボリ そろそろ潮時な気も
キム・シェルストレーム(25) リヨン(FRA) 更なるブレイクに期待
クリスティアン・ヴィルヘルムション(26) ナント(FRA) W杯の失望から巻き返せ
ケネディ・バキルチオギル(25) トゥエンテ(HOL) 随分久しぶりに見た気が
FW
ヨアン・エルマンダー(25) トゥールーズ(FRA) 次代の大砲か、あるいは右に回されるのか
マルクス・ロセンベリ(23) アヤックス(HOL) ズラタンを超えろ
フレドリック・ベルグルンド(27) コペンハーゲン(DEN) ドイツ戦はアルベックと2トップ?
マルクス・アルベック(33) コペンハーゲン(DEN) 伸びしろはないけど、いらないかといわれるといる…

DFに関してはドイツのレギュラーはアレクサンデションのみ。エドマンあたりはお休みでしょうけれど、逆に若手の奮起に期待したいところです。ドイツ相手だと厳しいでしょうが、

ステンマン  ドルシン  スベンション  ニルション

みたいな4バックにしてくれればなぁという気も。
中盤はファルネルドの復帰を期待していたらバキルチオギルとベルグルンドという意外なところからピックアップ。まあ、ユーロ予選に向けて層も厚くしていってほしいところです。ズラタンいかんでダメになるというのはもうコリゴリなので(笑)

デンマーク代表
こちらはポーランド戦に向けてのメンバーを発表しました。
GK
イェスパー・クリスティアンセン(28) コペンハーゲン
トーマス・セーレンセン(30) アストン・ビラ(ENG)
DF
ブライアン・プリスケ(29) クラブ・ブルージュ(BER)
ダニエル・アッゲル(21) リヴァプール(ENG)
ヤン・クリスティアンセン(25) ニュルンベルク(GER)
ラルス・ヤコブセン(26) コペンハーゲン
ミカエル・グラブガード(28) コペンハーゲン
ニクラス・イェンセン(31) フルアム(ENG)
パー・クロウドルップ(27) フィオレンティーナ(ITA)
トーマス・ヘルベグ(35) ボルシアMG(GER)
MF
クリスティァン・ポウルセン(26) セビージャ(ESP)
クラウス・イェンセン(29) フルアム(ENG)
デニエル・イェンセン(27) ブレーメン(GER)
イェスパー・グロンケア(28) コペンハーゲン
マーティン・ヨルゲンセン(30) フィオレンティーナ(ITA)
ラスムス・ヴィールツ(22) アース
トーマス・グラヴェセン(30) レアル・マドリー(ESP)
トーマス・カーレンベルク(23) オーセール(FRA)
デニス・ロンメダール(28) チャールトン(ENG)
FW
ヨン・ダール・トマソン(29) シュトゥットガルド(GER)
ニクラス・ベントナー(18) バーミンガム(ENG)
セーレン・ラルセン(24) シャルケ04(GER)
ペーター・ロヴェンクランズ(26) シャルケ04(GER)

う~む、質・量ともにデンマークの方がスウェーデンより上だ(笑) 18歳のベントナーの召集という起爆剤みたいなものも提供してくれましたし。出番があるかどうかは微妙ですが、いい加減、ヨルゲンセン、グロンケア、ロンメダール、トマソンあたりのユニットはマンネリ感が漂っているのでちょっと変革を起こしてほしいものではあります。

キャンベル、メルテザッカー
前者はポーツマスへ、後者はブレーメンへの移籍が決まったそう。

フランクフルト、トゥルクを獲得
これで高原はサブ降格の目が高くなるのだとか…
とはいえ、ハンブルクでのサブは仕方ないですけれど、フランクフルトでサブならそこまでの選手ということにもなりそうな気もします。

ジェフ、A3優勝を逃す

2006-08-09 13:43:51 | サッカー
深夜放送を見てました。
この試合の韓国人審判の目線で見てみると…
「この試合でジェフが勝てばジェフが優勝。ガンバが14点以上取って勝てばガンバが優勝だが、これはないだろう。
さて、とりあえず前半は真面目に笛を吹くことに専念した。優勢なのは黄色(ジェフ)だったな。左右から何度かチャンスを作る。だが最後がイマイチだ。22番(羽生)と8番(水野)の惜しいシーンなどがあるのだが。片や青はあまりいい攻めがない。ロングシュートなどで活路を見出そうという感じだな。
前半が終了したが0-0だ。試合内容自体は悪くないけれど、ゴールがないのでお客さんは面白くないだろう。これまでの試合は最低でも4点は入っているのだし、もう少し盛り上げないと。後半はゴールが沢山入るようにしなければいけないと使命感が駆り立てているぜ。
後半も黄色が優勢だ。7番(佐藤)がいいシュートを打ったが入らない。一方の青はカウンターからフィニッシュまでもちこめることが多くなった。そうこうしていると、青の9番がPAのライン上で倒された。ここは暗黙の了解に従って、PAの僅かに外の位置で青にFKを与える笛を吹いた。そうしたら黄色の壁がチマチマチマチマと距離を詰めようとする。おまけに文句も多いし、2番(坂本)にイエローを出して黙らせることにした。これだけ近い位置だと逆にFKなんて入らんもんだ。あまり文句を言うんじゃないよ。
と思ったら7番(遠藤)が直接入れてしまった。キーパーはファー寄りに構えていたのに、いざ蹴られるとニアを意識してしまった。そうしたらファーの際どいところにFKがきて止められず、ってことだ。やるじゃないか。
青は一気に良くなったな。PA内でのこぼれ球を拾おうとした17番(明神)を黄色の6番(阿部)が倒したのでPKを与えた。ファウル自体は妥当だろう。17番がボールに追いついたかは微妙だったけどね。蹴るのは7番だ。
おいおいおいおい。さっきFKを見事に沈めたのに、そのやる気のないPKは何なんだ。キックミスか? ボテボテのPKは当然のようにGKが止めた。
何ともしまりのない話だ。頭にきたので黄色にもPKを与えることにした。さっきイエローを出した2番がPA内で倒されたように見えたのでPKを与えた。よく見てないから分からないよ。青の5番にイエローを出しておいたが、あいつは『正当なチャージじゃないか』と言っていた。ドンマイドンマイ。さっきPKを外すから悪いんだ。恨むなら俺じゃなくて味方を恨め。これで同点になれば試合は盛り上がるってなもんだし。
と思ったら、こっちも6番が外してしまった。ちょっと硬くなりすぎだろう。この大会のPKでそこまで硬くなっていたらワールドカップのPKなんか到底蹴れないんじゃないのかねぇ。
意気消沈した黄色を嘲笑うかのように青は7番のクロスを11番(播戸)がニアに入ってのヘッド。これが決まって2-0だ。勝負あった、だな。このまま終わるのも面白くないんで、青の2番(シジクレイ)のボールをパスカットしてみた。これを黄色が拾えばと思ったが拾ったのは青だった。一試合に何回もできないから、もういいや、このまま終わらせてしまえ。
これで蔚山が優勝ということになった。
まあ、それはそれで目出度いんじゃないの」

ジェフは地力では勝っていた大連戦でドローだったのが結局痛かったですね。ガンバ相手に勝たなければダメというのと、ドローでもいいというのでは全然違ったでしょうし。とはいえ、この試合でもチャンスの数はかなり上回っていましたし、最後外れるのは運不運の部分もあるので、まあ極端に悲観するほどのものでもなかったのではないでしょうか。
MVPはイ・チョンスだそうで。3試合で6得点なので当然といえば当然でしょうけれど。ACLでもそうでしたが、やはり一人だけズ抜けているという印象ですね。欧州再挑戦とかありそうな感じも。

Aschenputtel おまけ

2006-08-09 00:43:35 | その他
紆余曲折を経て、王子様とシンデレラは結ばれました。
ノリノリの王子様はシンデレラに車のカタログを見せています。
「シンデレラ、デートの時にはどの車に乗ろうか? gooのアンケート結果によると…」
「王子様、私、エンツォ・フェラーリに乗りたいです!!!
「エ、エ、エンツォ・フェラーリ…?」
「はい。やはりロイヤリティーはフェラーリ。フェラーリの最高峰はエンツォ」
「い、いや、あれは…その…国内に数台しか無くて簡単に買えるものではないから…」
「えぇ~っ。エンツォはダメなんですか? じゃあ、マクラーレンF1GTでいいです
「…筆者はたま~に銀座や六本木あたりも歩くが、それでも国内でマクラーレンの車が走っているのを見たことがないが…それにかえってお値段が高くなっているような気がするんだけど(中古で1億を超えるとか…もう笑い話の世界)」
「マクラーレンもダメなんですか? 王子様っていっても何だか普通ですね」
「…アンケートだと、1位はポルシェのカレラ911だからこれで我慢してよ?」
「ポルシェかぁ…最近のポルシェは好きじゃないんです。昔カエルみたいな車だと思っていたら、一時期少しライト部分のフォルムが平べったくなってカッコよさがあがったじゃないですか。世間ではどうだか分かりませんし、一部では前部分はボクスターとの使いまわしでポルシェは退化したとか言われたりしていましたけれど、私、あのヘッドライト部分のフォルムだけを見てポルシェ良くなったなぁと思っていたんです。そうしたら最新版ではまたヘッドライトがギョロ目になっちゃってるじゃないですか。何か今のポルシェは面白くないです」
シンデレラのとってもマニアックな話に王子様はついていけませんでした。
「あ、そうそう。ジェームズ・ディーンが乗っていたポルシェ・スパイダーなんかは良くありません? 骨董品マニアにはたまらない逸品だと思いますから手に入れましょうよ。どこにあるのかは知りませんけれど」
「…あの事故死した時に乗っていたというの? 何か不吉っぽくない?」
別の車に部品を使いまわしたら、その車がことごとく事故に遭う呪いの車だっていう話はありますけれど、そこがいいんですよ」
「よ、よくないよ。じ、じゃあ、2位のボルボとかは?」
スウェーデンマニアの管理人なら喜びそうですけれど、ボルボは何か頑丈なだけで見た目イマイチって印象がありますね」
「3位の普通のフェラーリでいこうよ。やっぱりフェラーリだし」
「フェラーリはうるさいだけって気がしますから。むしろマセラティの方が気品が
良くていい気がします」
「マ、マセラティね…(そんな車ないよ~。何なんだ~)」
「4位以降の車も何だか普通で、かぼちゃの馬車に乗った私には特にどうということもありませんから」
シンデレラは国産車を一蹴してしまいました。
「やっぱりマセラティがいいでしょう。エンブレムも何となく高貴っぽいじゃないですか」
「…ち、ちなみに値段は幾らくらい?」
「フェラーリよりは安いと思いますけれど」
「あ、そ、そう(ホッ)」
結局、王子様はシンデレラとのデートのためにマセラティを買うハメになってしまいました。
「…でも、普通の女性がポルシェ911とか分かるんですか? 王子様」
「ポルシェに乗りたいは全部911にしたんじゃないかなぁとは思うけれど」
「何かいい加減ですね」
めでたし、めでたし?

別にマセラティの回し者ではありませぬ(笑)
でも、マセラティのアフィリエイトにつなげて、仮に買っちゃったりする人がいたら1%でも自分のところに数万円~二十万くらいは入ってくるんだろうなとか阿呆みたいなことは考えました(笑)
ってか、ひょっとしてアフィリで儲けるのは車?