FC東京 5 - 1 アビスパ福岡
(東京)藤山、赤嶺、石川、伊野波、阿部 (福岡)OG
国立まで行って見てきたのですが…
福岡についてはほとんどテレビなどでも見ないのですが、以前詳細なブログを見たりしておりましたので、「左SBのアレックスの守備がなっていないらしい」ということと「右SBの中村北斗も守備の面では今ひとつらしい」という先入観などを持って、どんなものかいなと楽しみにしておりました。
その福岡は北斗を右MFにして、川勝監督の弟子吉村が右SBに入っていました。が、この吉村がいきなり対面の川口にぶっこ抜かれて決定機を作られてしまいます。で、北斗はというと位置どりにどこか迷いがありかのようで、また攻めの局面で走っても後ろからのボールがバロンの方に出ることが多くて徒労に終わることがほとんど…正直前半はいてもいなくてもほぼ同じなのではというくらい惨憺たるものでした。
片や左のアレックスはというと、こちらは前評判通り(?)石川にやられ徳永にやられ…正直、梶山とルーカスがピリッとしていない状態だったのでどうにか持ちこたえていたのかなという印象…特に梶山はパスも不正確で位置取りも悪くかなりダメでしたね。
幸か不幸か福岡は前半半ばで薮田が警告二枚で退場処分になってしまい、攻守定まらずの状態からまず守りという意識が向いたことで、逆に一時良くなりました。が、これもホベルトがDFラインの前のスペースを懸命に防いでいるからで、正直時間の問題かな~と思っていたら、藤山が突破してきてシュート、味方に当たって足元に転がってきたところをまたシュートしたら前にいたDFに当たってコースが変わっての先制ゴール。
前半は1-0で終わりましたが、梶山のところが修正されれば後半一方的な虐殺になるのではという雰囲気が…
後半、アビスパは川勝にハッパをかけられたか必死に点を取りにき、左SBのアレックスは味方がボールをキープしていればどこへでも上がっていきます。
え~、で、アレックスの持ち場をカバーする人がいないし、そもそも退場で一人少ないので、FCは石川と徳永がそろってドフリーです。あたかも「お前達に何が出来るって言うんだよ?」と挑発しているかのよう…
まあ、それでも「肉を切らせて骨を断つ」ではないですが、そのアレックスが猛然と右サイドへと走っていった流れからクロスかシュート気味のボールを中にいれ、それが相手のOGを呼び込み同点にしました。FCは速攻時に右がドフリーなのですが、同点にされたことで落ち着きを失ったのか無闇と回したところをかっさらわれたりしてしばしばピンチを迎えております…
12分くらいには遅攻からのパスをカットしたアビスパが逆に徳永の曖昧なポジショニングを突いて決定的なチャンス…途中投入の城後が独走してGKと1対1になりましたがこれが枠外…。
で、この逆転機会を逃した福岡が落ちたのと、FCが冷静さを取り戻したこともあって、以降はFCのゴールショー。
20分前くらいに右サイドをようやく使って徳永のクロスから赤嶺。
直後に今度は左をついて、中へ戻したボールを石川がちょっとハンド気味にトラップしつつ豪快に決めて3点目。
コーナーキックから伊野波、阿部と途中投入組が決めて結果的には5-1と十分虐殺的なスコアになりましたが、正直8-1で終わっても不思議でなかったような試合ではありました。
アビスパ側から見ると、前線、中盤が迫力不足のため、攻めをより効果的にするためにはアレックスが入ってこなければいけない…ただ、それは代償として自分側の左サイドをほぼ明渡すことになる…正直無茶苦茶なのですが、このアレックスの無茶苦茶なオーバーラップが別の試合でも行われているということは、そうせざるをえないという苦しい台所事情などもあるのでしょうか…
中村北斗は後半は前を向いて攻め込む機会もありましたし、アレックスの援護を受けると脅威にはなりましたが、全体としてみると攻守に中途半端な印象。3-5-2の右がやはりいいのかなという気が。アレックスも左ハーフにした方がまだ守備がマシになるような…
もっとも、もう一人のキーマンでこの日アビスパで一番効いていたホベルトは、4バックの前でやらせるのが一番良さそうで、解決の糸口を見つけるのは苦労しそうな印象を受けました。引退している岩本輝雄を引っ張り出したくなるのも何となく分かります。
ちなみにFCは新加入のワシントンが二試合続けてベンチ外。彼はガーロのとんだ置き土産となってしまったのでしょうか…
他の試合は?
浦和レッズ 3 - 1 アルビレックス新潟
(浦和)ワシントン3 (新潟)エジミウソン
川崎フロンターレ 4 - 2 名古屋グランパスエイト
(川崎)ジュニーニョ2、我那覇、OG (名古)秋田、ヨンセン
名古屋の連勝は4でストップ。まあ、ヨンセンがOGを含めて2点入れたようですのでノープロブレムなのですが。
横浜Fマリノス 1 - 2 大宮アルディージャ
(横浜)松田 (大宮)小林慶、吉原
ヴァンフォーレ甲府 2 - 1 鹿島アントラーズ
(甲府)バレー、須藤 (鹿島)岩政
ジュビロ磐田 3 - 1 ジェフ千葉
(磐田)太田2、福西 (千葉)巻
京都パープルサンガ 4 - 4 セレッソ大阪
(京都)松田、パウリーニョ、手島2 (C大阪)古橋、大久保2、藤本
京都は2試合続けて凄い試合をやっております。
ガンバ大阪 3 - 2 サンフレッチェ広島
(G大阪)山口、二川、マグノ・アウベス (広島)柏木、李漢宰
大分トリニータ 3 - 3 清水エスパルス
(大分)高橋2、エジミウソン (清水)チョ・ジェジン、枝村、伊東
(東京)藤山、赤嶺、石川、伊野波、阿部 (福岡)OG
国立まで行って見てきたのですが…
福岡についてはほとんどテレビなどでも見ないのですが、以前詳細なブログを見たりしておりましたので、「左SBのアレックスの守備がなっていないらしい」ということと「右SBの中村北斗も守備の面では今ひとつらしい」という先入観などを持って、どんなものかいなと楽しみにしておりました。
その福岡は北斗を右MFにして、川勝監督の弟子吉村が右SBに入っていました。が、この吉村がいきなり対面の川口にぶっこ抜かれて決定機を作られてしまいます。で、北斗はというと位置どりにどこか迷いがありかのようで、また攻めの局面で走っても後ろからのボールがバロンの方に出ることが多くて徒労に終わることがほとんど…正直前半はいてもいなくてもほぼ同じなのではというくらい惨憺たるものでした。
片や左のアレックスはというと、こちらは前評判通り(?)石川にやられ徳永にやられ…正直、梶山とルーカスがピリッとしていない状態だったのでどうにか持ちこたえていたのかなという印象…特に梶山はパスも不正確で位置取りも悪くかなりダメでしたね。
幸か不幸か福岡は前半半ばで薮田が警告二枚で退場処分になってしまい、攻守定まらずの状態からまず守りという意識が向いたことで、逆に一時良くなりました。が、これもホベルトがDFラインの前のスペースを懸命に防いでいるからで、正直時間の問題かな~と思っていたら、藤山が突破してきてシュート、味方に当たって足元に転がってきたところをまたシュートしたら前にいたDFに当たってコースが変わっての先制ゴール。
前半は1-0で終わりましたが、梶山のところが修正されれば後半一方的な虐殺になるのではという雰囲気が…
後半、アビスパは川勝にハッパをかけられたか必死に点を取りにき、左SBのアレックスは味方がボールをキープしていればどこへでも上がっていきます。
え~、で、アレックスの持ち場をカバーする人がいないし、そもそも退場で一人少ないので、FCは石川と徳永がそろってドフリーです。あたかも「お前達に何が出来るって言うんだよ?」と挑発しているかのよう…
まあ、それでも「肉を切らせて骨を断つ」ではないですが、そのアレックスが猛然と右サイドへと走っていった流れからクロスかシュート気味のボールを中にいれ、それが相手のOGを呼び込み同点にしました。FCは速攻時に右がドフリーなのですが、同点にされたことで落ち着きを失ったのか無闇と回したところをかっさらわれたりしてしばしばピンチを迎えております…
12分くらいには遅攻からのパスをカットしたアビスパが逆に徳永の曖昧なポジショニングを突いて決定的なチャンス…途中投入の城後が独走してGKと1対1になりましたがこれが枠外…。
で、この逆転機会を逃した福岡が落ちたのと、FCが冷静さを取り戻したこともあって、以降はFCのゴールショー。
20分前くらいに右サイドをようやく使って徳永のクロスから赤嶺。
直後に今度は左をついて、中へ戻したボールを石川がちょっとハンド気味にトラップしつつ豪快に決めて3点目。
コーナーキックから伊野波、阿部と途中投入組が決めて結果的には5-1と十分虐殺的なスコアになりましたが、正直8-1で終わっても不思議でなかったような試合ではありました。
アビスパ側から見ると、前線、中盤が迫力不足のため、攻めをより効果的にするためにはアレックスが入ってこなければいけない…ただ、それは代償として自分側の左サイドをほぼ明渡すことになる…正直無茶苦茶なのですが、このアレックスの無茶苦茶なオーバーラップが別の試合でも行われているということは、そうせざるをえないという苦しい台所事情などもあるのでしょうか…
中村北斗は後半は前を向いて攻め込む機会もありましたし、アレックスの援護を受けると脅威にはなりましたが、全体としてみると攻守に中途半端な印象。3-5-2の右がやはりいいのかなという気が。アレックスも左ハーフにした方がまだ守備がマシになるような…
もっとも、もう一人のキーマンでこの日アビスパで一番効いていたホベルトは、4バックの前でやらせるのが一番良さそうで、解決の糸口を見つけるのは苦労しそうな印象を受けました。引退している岩本輝雄を引っ張り出したくなるのも何となく分かります。
ちなみにFCは新加入のワシントンが二試合続けてベンチ外。彼はガーロのとんだ置き土産となってしまったのでしょうか…
他の試合は?
浦和レッズ 3 - 1 アルビレックス新潟
(浦和)ワシントン3 (新潟)エジミウソン
川崎フロンターレ 4 - 2 名古屋グランパスエイト
(川崎)ジュニーニョ2、我那覇、OG (名古)秋田、ヨンセン
名古屋の連勝は4でストップ。まあ、ヨンセンがOGを含めて2点入れたようですのでノープロブレムなのですが。
横浜Fマリノス 1 - 2 大宮アルディージャ
(横浜)松田 (大宮)小林慶、吉原
ヴァンフォーレ甲府 2 - 1 鹿島アントラーズ
(甲府)バレー、須藤 (鹿島)岩政
ジュビロ磐田 3 - 1 ジェフ千葉
(磐田)太田2、福西 (千葉)巻
京都パープルサンガ 4 - 4 セレッソ大阪
(京都)松田、パウリーニョ、手島2 (C大阪)古橋、大久保2、藤本
京都は2試合続けて凄い試合をやっております。
ガンバ大阪 3 - 2 サンフレッチェ広島
(G大阪)山口、二川、マグノ・アウベス (広島)柏木、李漢宰
大分トリニータ 3 - 3 清水エスパルス
(大分)高橋2、エジミウソン (清水)チョ・ジェジン、枝村、伊東
意外に日本の暑い夏もお気に召したのでしょうか。
しかし今節はどっかんどっかん派手な試合が多かったですね。
そんな試合なら、暑い中見てても、思わずバックダンサーとして踊りたくなったりするのでしょうか(笑)。
今夜は山本浩二のバックダンサーを勤めていたため国立に行けませんでした(笑)。
FC東京のゴールショー、私も見たかったです。
来週の水曜日のセレッソ\大阪戦には必ずや!ゴールショー見れる事を祈りつつ。
国立行かれたんですね。良かった三ッ沢じゃなくて(苦笑)
福岡相手とは言えトーキョーはもうガーロから脱却した感じですかね。
福岡相手。。。今のマリノスじゃ5点も入れられないだろうなぁ。
名古屋のOGは秋田だったと思います。
どうも福岡は松田監督が数年かけて作り上げてきたものを
川勝さんがぶっ壊してしまったなという印象です。
たしかにチームを変えるには一度壊さないといけないこともあるでしょうが
生命線だった守備が崩壊しては、もうどうしようもないかなと。
暑い中でも、点が入るとサポは喜んで踊ったり歌ったりしていましたから、喜んでバックダンサーもすることでしょう。
国立でのFC東京戦はまだありますが、山本浩二は次がないだろうということで正しい選択だと思います(笑)
来週のセレッソ戦…ガーロ時代でも5点取った相手ですしまた派手な試合になりそうな予感です。
ガーロから脱却し、そしてワシントンの取り残され…
福岡は前半戦は守りがいいけれど点が…という感じでしたね。それがここ二試合は守りが破綻し…この試合に関しては攻撃もどうしても個人頼みな部分がありましたし、苦しいですね。
まあ厳しいJ1になることは最初から分かっていたんだし、最後まで諦めず応援します!!。ホベルトの頑張りが最後の救いですが、フォローが全くなく、つぶれやしないか心配です。
ただ、宮本でしたか4-1の状況でサイドラインを出そうなボールに全力で追いかけたりしていましたし、ホベルト以外の選手も最後まで頑張っていました。精神的にはまだまだ戦えるのではないかと思いますし、一つ一つ克服して何とか最後まで頑張ってほしいものです。