というのと、
というのとでは、確かに緊迫感が違うような気はしますが…
大阪での女性監禁・暴力事件は海外での犯罪なんかでは似たようなのが幾つかあるだけに、「日本でもこういう事件があるもんだな~」と少し憂鬱な思いで見ていましたが、警察が中々捜査に乗り出さなかった姿勢がバッシングに遭っています。
そんな中で、友人にメールで救援を求め、かつ顔文字とかが使われていたから緊迫性がないということで取り上げなかったなんていうこともあったのだそう。
救出メール、緊迫性なし判断=友人あてで「顔文字」-女性監禁傷害・大阪府警(時事通信)
ま、どちらかというと、緊迫性如何にかかわらず、取り上げるつもりがそもそもなかったのではという気もしますけれどね。メールだから、とか友人だから、とか顔文字だから、というのは何となく口実として使われただけという気もしないではないです。
結果が分かればもちろん警察はどうして動かなかったのだということにもなるわけですけれど、実際問題、ストーカーにしてもこの手の事件にしても警察にしても簡単には動けないという部分があるのも確かなんですよね。もちろん、大阪府警が迷いに迷った結果動かなかったのか、単に面倒だから動かなかったのかまでは分かりませんが。
介入しなかったのが悪いといっても、逆に介入してしまった結果というか変なやり方で介入してしまった結果、殺人が早まったということで警察が槍玉にあげられている栃木リンチ殺人事件のような場合もありますし、このあたりの判断も何とも難しいというのは確か。
一つの事件では正しい方法だとしても、犯人の性格とか状況が微妙に違う別の場合にも通用するというわけでもないわけですし。
そうは言っても最終的には動いてもらわないと解決には程遠い。ただ、色々理由をつけて動かない。
…となると、スカった場合に虚偽告訴で訴えられる恐れを覚悟してでも告訴状を内容証明郵便などのやりかたで送りつけるとか、怠慢した場合にそれが明らかに分かるような状況にして、警察が嫌でも動かざるを得ないようなやり方をするという方法なんかも模索した方がいいのかもしれませんね。被害者ではなく、警察側の緊迫性を増すようなことをするということで。
敵意を買うのは間違いないでしょうけれど…