NPO川越きもの散歩が企画する「彩の国の匠を訪ねる旅」の第3弾が、5月22日(土)に晴れ渡った青空のもと遂行されました。今回は羽生の藍染職人さんと、加須の手描き鯉のぼり職人さんを訪ねます。
川越と大宮から貸切バスに乗って、まずは羽生の「武州中島紺屋」さんへ。
藍染を意識してか、今回は青い着物でご参加の方が多いですね。
まずは、藍染を始めて60年の四代目・中島安夫さんにお話をうかがいます。中島さんは、埼玉県指定無形文化財技術保守者で、カリフォルニア芸術工芸大学の客員教授もされているすごい技術の持ち主です。
作業場には、藍が静かに息付いていました。植物が発酵した独特の匂いです。
参加者全員、中島さんの指に釘付けです。ひとつのことを脈々と続けてきた方の、静かな凄みを感じさせます。
1500坪の敷地内にある資料館では、いにしえから使われてきた藍の歴史を知ることができます。
中島さんにわがままを言って、反物も見せていただきました。本藍の反物、今では大変な貴重品です。手前の薄いブルーは、正絹に藍染めをほどこしたもの。本物の持つオーラをひしひしと感じました。
反物は無理ですが、隣接のショップには、魅力的な藍の製品がお手頃価格で並んでいます。深い藍色に絞りが効いたTシャツをゲットして、さて、次はお待ちかねの藍染体験です!(つづく)
川越と大宮から貸切バスに乗って、まずは羽生の「武州中島紺屋」さんへ。
藍染を意識してか、今回は青い着物でご参加の方が多いですね。
まずは、藍染を始めて60年の四代目・中島安夫さんにお話をうかがいます。中島さんは、埼玉県指定無形文化財技術保守者で、カリフォルニア芸術工芸大学の客員教授もされているすごい技術の持ち主です。
作業場には、藍が静かに息付いていました。植物が発酵した独特の匂いです。
参加者全員、中島さんの指に釘付けです。ひとつのことを脈々と続けてきた方の、静かな凄みを感じさせます。
1500坪の敷地内にある資料館では、いにしえから使われてきた藍の歴史を知ることができます。
中島さんにわがままを言って、反物も見せていただきました。本藍の反物、今では大変な貴重品です。手前の薄いブルーは、正絹に藍染めをほどこしたもの。本物の持つオーラをひしひしと感じました。
反物は無理ですが、隣接のショップには、魅力的な藍の製品がお手頃価格で並んでいます。深い藍色に絞りが効いたTシャツをゲットして、さて、次はお待ちかねの藍染体験です!(つづく)
実際に製作の現場を拝見すると、より作品に対する愛情が深まりますね。
反物…目の保養?目の毒?(^^; 本物を見られて、貴重な体験でした。