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近藤ようこさんをお迎えして

2009-07-28 19:51:00 | 28日の川越きもの散歩
       『 文月の川越きもの散歩 』2009.7.28

       

毎月28日、成田山川越別院ののみの市に合わせて行っている「川越きもの散歩」。お天気が危うい中、今月も30名近い皆さまが集まりました。それぞれの夏着物姿…ステキです。

        

川越の町並みを歩き、隠れ家のおもむきがある「風凛」にてちらし寿司を。

        

今回は「きもの散歩・スペシャルバージョン」として、漫画家で作家の近藤ようこさんにおいでいただいき、先日発売されたばかりの「着物いろはがるた」が出来上がるまでんのウラ話や、着物に関するあれこれをお話していただきました。

        

最新刊の「着物いろはがるた」には、NPO川越きもの散歩のことが10ページにもわたって掲載されています。なぜなら、近藤ようこさんはプライベートでも、このきもの散歩によく遊びにきてくれているのです。近藤さんのほんわか~とした雰囲気に、いつも和ませてもらっています。

         

「着物いろはがるた」も、そんな近藤さんテイストが満載。うふふっ♪と笑いながら読める漫画なのに、いつの間にか着物に関するいろんな知識が身についてしまいます。最後は、ひとりひとりに丁寧にサインをして下さいました(*^^*)

真の職人魂にふれた日

2009-07-19 20:47:00 | きものイベント
  『 江戸型染め・藤本義和さんを迎えて 』 2009.7.19

        

気温30℃を超える暑さの中、八王子在住の江戸型染め職人・藤本さんのお話を聞きに25名もの人々が、趣のある「本町の長屋」に集りました。この暑さにもめげず夏着物姿の方がほとんどで、皆さまのきものに対する愛情をひしひしと感じます。昭和11年生まれの藤本さんは、とっても意欲的で真摯な方。数々の賞を獲得しているにもかかわらず、若いきもの好きの面々の意見も感心しながら聞いて下さいます。その藤本さんの仕事を1年かけて静かに追ったドキュメンタリー映画、「めぐる」も上映されました。気の遠くなるかと思われるほどに黙々と続けられる型押しの作業…その様子に「ものをつくり出す」ということの凄さを実感…。

        

藤本さんの若い頃の修行の話やお仕事に対する思いを聞き、実際に使っている道具なども見せていただきました。そして映画「めぐる」で、木版染めと言う作業の一部始終を知った後に藤本さんの作品を見ると、愛おしさで胸がキュンッ!となってしまいます。「いやぁ、好きだから続けられただけですよ」と和やかな微笑みを浮かべる藤本さんに、本物の職人さんの姿を見た気がします。品があっていろいろな締め方ができる半幅帯、新製品の和柄タンブラー、そして持っているだけで穏やかな気分にさせてくれるはんなり色の日傘など…数多くの作品を実際に手にとって見ることができたのも、幸せなひとときでした。