普段は場所が狭くてあまりお持ちできない「いろどり反物」も、この日はゆっくりとお手に取ってご覧いただけるように。フジイが手に持っているのは、縦横いろどりの糸で織った、大島調いろどりです。秩父のブランド繭「いろどり」に惚れこんで、いろいろな反物が誕生しています。
フジイも、おめかしモード。本庄の黒澤さんが手織りして、そこに加賀紋を入れた銀鼠の紬に、ご自慢の帯を締めています。
理事の吉川は、久しぶりに自前のいろどりきもので登場。はんなりした色に、個性的な帯がピッタリです。
こちらも、背中に加賀紋入り。ヨシカワの出身地である甲府をキーにした、武田菱に葡萄をアレンジした、キュートな紋です。色無地の紬も、こういう遊びを入れると、着るシーンの幅がグッと広がりますね。
落ち着いた和室で美味しい会席を堪能し、日本庭園を愛でているうちに、お時間となりました。幸すしさんの脇の路地を歩いて、蔵の町に出ます。この後ろ姿…今の季節ならではのワンシーン。お天気にも恵まれ、ほんにいい日でありました。ご参加の皆さま、ありがとうございました。
今年の「川越きもの散歩」は、今回で最後。12月28日は年末できものサロンが借りられないため、お休みとなりますので、ご注意下さい m(..)m