青梅バスツアーでは東京都唯一のタオル工場、青梅織物に起源をもつホットマンの工場を訪問しました。社長さん自らご案内いただき、詳しい説明に感激です。
明治元年創業、小幅から広幅の織物、そして高級タオルへと変遷してきました。
綿花から糸染め、様々な行程があります。
こちらは近代的な工場です。手織りの部分もあると聞いてそちらも見学。
田中社長と記念撮影、古民家も工場敷地内にあり、青梅の自然環境のなかで地域とともにある企業という印象です。 工場向かいにはおしゃれなパン屋さんも経営されています。
工場にはタオルショップも併設されています。
ドイツのシニョール織りもホットマンでは早い時期に提携、導入しているそうです。
柄の模様をあわせながら織すすめています。
昔ながらの機械も展示されています。
話題の1秒タオル、お買いものタイムも好評でした。木綿糸には織りやすいように、また柔らかくするためにオイルがコーティングされているものがあり、そのオイルがおちていないと吸水性が悪いとのこと。1秒タオルは、吸水性がいいという新製品。
ホットマン向かいには3代つづけてホットマンの染色を担当してきた藍染め工房があります。
そちらも見学しました。
江戸時代からの歴史のある青梅縞を復刻されています。絹と木綿の交織織物です。
青梅織物組合の向かいにある繭蔵にてランチです。
織物組合の敷地内にあるレストラン繭蔵さん、織物を収蔵していた大谷石の蔵です。
11月29日の青梅、紅葉がまだ少し残っていました。次は多摩川の上流奥多摩へ。
櫛かんざし美術館へ。
江戸・明治・大正・昭和と日本髪の変遷がよくわかります。きものは残りましたが、女性の髪形日本髪はもう日常から消えてしまいました。エリザベス一世のティアラが展示されているのには驚きました。
奥多摩といえば澤の井園、玉堂美術館、かんざし美術館、ままごとや、と文化と自然を生かした
観光地作りが行われています。
甘酒や試飲コーナーもあり、多摩川の清流を眺めながらゆったりくつろげます。
晩秋の一日、着物バスツアーも無事に終了。次回もお楽しみに~。ご参加のみなさまありがとうございました。
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