大学の医学展の特別講演会として
鳥越俊太郎さんの講演が
医学部のホールで行われた。
「がん体験者が一番言いたいこと」
~私が7年半じっと見つめたきたがんとは何か~
大学祭ということもあって、キャンパス内は人でぎっしり。
焼き鳥やら、たこ焼きやらのおいしいにおいが充満の中、
人をかき分けかき分け、
たどりつくと会場入口には長蛇の列。
予約者だけの列らしいのだが、
受付の手順が悪いのか、一向に前に進まない。
最終的には時間切れで、チェックなし。
「何のための受付?」と、
憤懣やるかたない思いで、会場へ入るも・・・
鳥越氏、挨拶がてら
『学生のやることなので、
時間通りに始まらなかった受付業務を
大目に見てほしい。
僕にも同じような経験があります…』と。
状況を的確にとらえ、
自分側へ聴講者の気持ちを持っていくところは
さすがというところか
まず、誰に焦点を当てていくか?
まさに治療を受けているがん患者なのか、
体験者なのか?これからがんになる人なのか
『可能性は2人に一人ですからねぇ~』と、
前列の二人に、話しかける。
周知の事実ながら、爆弾発言だよね
年間国内で100万~102万人の方が死亡、
誕生するのが約100万人。つまりは2万人の人口減少。
なくなる原因の3分の1が、「がん」。
死因のがんの部位の類は、
男性の場合―肺がん・胃がん・大腸がん・肝臓がん・すい臓がん
女性の場合―大腸がん・肺がん・胃がん・すい臓がん・乳がん
実は、大腸がんは早いうちに症状が出てくるため、
早期に発見しやすい。
血便で異常が見つかり、
その後精密検査、内視鏡で発見できる。
なぜ、女性の死亡原因で大腸がんが多いのか?
鳥越氏の推測では、男性医師に診てもらうことがいやで
先送りしてしまうのでは?
人間の身体を知れば知るほど、うまくできており
健康を保っている。つまり、
「いたみ」によって具合が悪いという信号を出している。
ただ、がんについては
末期になれば、神経に触って痛みを感じるが、
早期では痛みという信号を出さないし、自覚症状がない。
そのため、がん検診によって早めに見つけて処置を
しなければならない。
慶應義塾大学の近藤先生は
『CT検査によって被爆しがんとなる可能性あり』と説くが、
レベルの違った検診を、
鳥越氏自ら選んで、受けている。
鳥越氏がん病歴
2005年10月 大腸がん(II期)
2007年1月 左肺がん胸腔鏡による手術(7mm)
半年後、右肺手術(ただし、良性)
⇒肺はとってみないとわからないそう
抗がん剤3年間投与、免疫力アップの漢方薬服用
⇒脱毛無し・副作用が出なかったのは、
抗がん剤は悪性細胞にも効いていない?
2009年 PETCTにて肝臓がん発見、開腹手術(1.5cm)70g切除
2012年にはホノルルマラソン完走したそうで、
参加中、「走るがん相談室」化していたとのこと。
その中で、声をかけながら
鳥越氏を追い越して行った女性が
会場にいたのですよ
その女性がすっと、立ちあがる。
『術後、何年?』
『乳がんの手術を受けて22年になります』
『おお~僕は来年2月で5年です』
日ごろから自分の身体に関心を持って
自分の健康をコントロールする。
食事
睡眠
運動
が大事・・・
4回の手術を受け、
73歳には見えない
がんに関わる活動を精力的に行っている
ダンディな鳥越氏の講演会でした
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鳥越俊太郎さんの講演が
医学部のホールで行われた。
「がん体験者が一番言いたいこと」
~私が7年半じっと見つめたきたがんとは何か~
大学祭ということもあって、キャンパス内は人でぎっしり。
焼き鳥やら、たこ焼きやらのおいしいにおいが充満の中、
人をかき分けかき分け、
たどりつくと会場入口には長蛇の列。
予約者だけの列らしいのだが、
受付の手順が悪いのか、一向に前に進まない。
最終的には時間切れで、チェックなし。
「何のための受付?」と、
憤懣やるかたない思いで、会場へ入るも・・・
鳥越氏、挨拶がてら
『学生のやることなので、
時間通りに始まらなかった受付業務を
大目に見てほしい。
僕にも同じような経験があります…』と。
状況を的確にとらえ、
自分側へ聴講者の気持ちを持っていくところは
さすがというところか
まず、誰に焦点を当てていくか?
まさに治療を受けているがん患者なのか、
体験者なのか?これからがんになる人なのか
『可能性は2人に一人ですからねぇ~』と、
前列の二人に、話しかける。
周知の事実ながら、爆弾発言だよね
年間国内で100万~102万人の方が死亡、
誕生するのが約100万人。つまりは2万人の人口減少。
なくなる原因の3分の1が、「がん」。
死因のがんの部位の類は、
男性の場合―肺がん・胃がん・大腸がん・肝臓がん・すい臓がん
女性の場合―大腸がん・肺がん・胃がん・すい臓がん・乳がん
実は、大腸がんは早いうちに症状が出てくるため、
早期に発見しやすい。
血便で異常が見つかり、
その後精密検査、内視鏡で発見できる。
なぜ、女性の死亡原因で大腸がんが多いのか?
鳥越氏の推測では、男性医師に診てもらうことがいやで
先送りしてしまうのでは?
人間の身体を知れば知るほど、うまくできており
健康を保っている。つまり、
「いたみ」によって具合が悪いという信号を出している。
ただ、がんについては
末期になれば、神経に触って痛みを感じるが、
早期では痛みという信号を出さないし、自覚症状がない。
そのため、がん検診によって早めに見つけて処置を
しなければならない。
慶應義塾大学の近藤先生は
『CT検査によって被爆しがんとなる可能性あり』と説くが、
レベルの違った検診を、
鳥越氏自ら選んで、受けている。
鳥越氏がん病歴
2005年10月 大腸がん(II期)
2007年1月 左肺がん胸腔鏡による手術(7mm)
半年後、右肺手術(ただし、良性)
⇒肺はとってみないとわからないそう
抗がん剤3年間投与、免疫力アップの漢方薬服用
⇒脱毛無し・副作用が出なかったのは、
抗がん剤は悪性細胞にも効いていない?
2009年 PETCTにて肝臓がん発見、開腹手術(1.5cm)70g切除
2012年にはホノルルマラソン完走したそうで、
参加中、「走るがん相談室」化していたとのこと。
その中で、声をかけながら
鳥越氏を追い越して行った女性が
会場にいたのですよ
その女性がすっと、立ちあがる。
『術後、何年?』
『乳がんの手術を受けて22年になります』
『おお~僕は来年2月で5年です』
日ごろから自分の身体に関心を持って
自分の健康をコントロールする。
食事
睡眠
運動
が大事・・・
4回の手術を受け、
73歳には見えない
がんに関わる活動を精力的に行っている
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実は私も行こうかどうか迷ってたんです。でも、温泉から○大に直行っていうのもどうかと思ってやめました。
夜のローカルニュースでも、鳥越さんが「2人に1人はがんに罹る」ってなことを言ってたのが放送されてました。”もしやKatyさんいたりして”なんて思ってたんですが、本当にいたんですね!もっとTVをガン見すればよかった~!!(笑)
鳥越さんは本当に凄いかたですね。度重なり襲ってくる病気と闘い続け、それを自ら発信することで、たくさんの人に勇気をわけてあげてるんですもんね。
私もこうしちゃいられないなぁ。フルマラソンは無理だけど、とりあえず登山にでも行こうかしら。『病気に負けない自分』ってのを実感できる何かがあれば、今まで以上に元気になれる気がするので。
73歳に負けていられませんね
コメントの意図は本の宣伝なのでしょうか?
そうか、ローカルニュースでやっていましたか?でっかいビデオカメラ持っていた人が、いたわ、そう言えば…てっきり、大学関係者かと思っていたわ~(・・?))
鳥越氏、ジムに通っているらしく、一時間以上、マイク片手にステージ真ん中で立ちっぱなし。水を飲むこともなく、まして原稿無しで、講演こなしました。お元気ですわ。見習いたいサバイバーですよね。
自己管理が大事ということも、何回かのがん転移を経験しての言葉だから、説得力あるしね。日頃の精進だね(^◇^;)
よろしくお願いいたします。
そしてサバイバー・・カッコよすぎる。
有名人にありがちな、特別な治療を受けたわけでなく、
手術、抗がん剤と標準的なところがまた親近感。
私も、最終的に「食事、睡眠、運動」が大事という考えに行きつきましたね。
つい、発病する前に気付いていたら、発病を延ばせたかもな…と思ってしまいます。
でも、進行を遅らせるためにもなるかなと思い直して、気をつけてます。
katyさんは、まだ遅くないよ!
その上、4回の手術を受けているんだから、
すごいっと頭が下がりますわ。
確かに標準治療だったね。でも、毎月抗がん剤に10万払ったという話だったから、医療限度額が、上位所得者に入るんだなぁと思いながら、聞いていました。
当たり前なんだけどね、気がつくとこがそこかって
かんじです
告知前、自分の身体を過信してましたね。がんばれると思っていたので、いつも走っていた感じでしたね。
睡眠はめちゃ少なかったもんなぁ~
自分のこと、いたわるのは、自分でしかないんですよね。当たり前のこと、この齢になって、やっと気がつきました(遅っ)
お互い、気持ちの良い日が過ごせるように
身体に良い続けましょうね