NewでHighな*のんびり*がんLife

乳がんサバイバー4年生のお気楽闘病日記。
おとなしい粘液がんのはずが、初発から3年後に逆側にも…(((;゜Д゜)))

ゴメンナサイッ(>_<)

2016-06-16 21:52:14 | がんと日常7(H28.6月~)
いつもこちらに遊びに来てくれている皆さま、コメントをくださっている皆さま、大変申し訳ありません!!
只今プライベートが大変慌しくなっておりまして、コメントへの返信と記事の投稿が滞っております。しばらく前から予約投稿していた分が昨日15日で終わってしまい、あと1~2回で終わるはずの入院中の記事が書けない状態です。そのうち一時的には落ち着くと思うのですが、今はちょっと色々と頑張らなくてはならないことがありまして…。ことが全て落ち着いたら、このブログでも報告しようと思いますので、しばらく無言状態になることをお許しくださいませm(__)m あ、体調不良によるものではないのでご安心を!
「先月戻ってきたと思ったら、またコレかよ!」という感じですが、今後も悔いなく闘病生活を送るためにも、何卒ご容赦くださいませ。余裕が出てきたら戻ってまいりますので、どうぞよろしくお願いします!!(>_<)

手術2日後(H28.5.19.Thu.)

2016-06-15 00:15:27 | 入院&手術5(左全摘)
今日から洗髪&シャワーが解禁です。洗面所の使用時間は6時からなので、30分ほど待って人の出入りが落ち着いた頃に、いそいそと洗髪に向かいました。
シャワーの予約は入れたんですけどね。でもドレーンがつながっているので、洗髪は洗面台で行なった方が楽そう。そう思って早朝からせっせとシャンプーしてました。特段腕が上がり辛いと感じることもなく、朝からスッキリサッパリ!やっぱり頭がスッキリすると気分も違うッ(≧▽≦)

朝の回診で傷の状態を見てもらいましたが、こちらも順調です。女医さんがバストバンドを絞め直してくれたんですが、おっぱい両方ないしガーゼ類も全部外しちゃったし、どうにもゆとりが多すぎる…。絞めた女医さんご本人も気づいたようで、「バストバンド緩くないですか?」と聞かれました。「ハイ、ゆるゆるです」と答えつつ、「と言うか、既にバストバンドをつける意味があるのかどうか…」とモゴモゴ言うと、主治医が「うん、外しちゃっていいよ」と横から答えてくれました。やった~\(^o^)/これで邪魔なもの全部取れた♪まさか全摘して術後2日目で全部取れるとは思ってもみなかったけど、今はこんなにスピーディーなんですね。ホント楽ちん。

シャワーを浴びる前、看護師さんがドレーンの入口付近に防水テープを貼ってくれました。このときに「もう傷口見れましたか?」と聞かれたんですが、どうやら心の準備ができていない人には、傷をガーゼで覆い隠してから防水加工するらしいです。ま、私には無縁の作業ですけどね( ̄▽ ̄) でも退院間近になっても傷を見れない人もいるそうですよ。看護師さん曰く「今見れないなら家に帰っても見れないんだから、退院までにはちゃんと見るようにしてください」とお願いしているとのことですが。
実は私のベッドの斜め前のおばあさんが、まさにそういう人でした。温存手術で入院期間3泊4日という恐ろしい速さで退院していきましたが、何度も「傷見ましたか?」と聞かれては「いえ、怖くて」とか「勇気が出なくて」などと答えているのを聞きました。温存の傷だから、それほど大きくないと思うんだけどなぁ?でも人によっては、それさえも大きな苦痛に感じたりするんでしょうね。退院日の朝に再度看護師さんに諭され、「はい。勇気を出して見てみます」と答えていたけど大丈夫だったのかなぁ(´・ω・)

そんなこんなで術後初シャワーはやっぱり快適でした。タオルで拭くだけじゃ物足りないですもんね。ちなみに毎度思うんですが、術後のシャワーのときって顔も体もやけに皮剥けません?普段は1~2日入浴できないくらいであんなに皮膚ボロボロにならないと思うんだけど、なぜか術後って垢?がよく出るのです。顔の脱皮具合もかなりひどいんですけど、これって私だけでしょうかね??

特に問題もなく術後2日目も終了。地味に微熱は続いているんだけど、別に体調は悪くありません。明日からはリハビリが始まるので、少しずつ腕を動かしていきたいと思います!

手術翌日(H28.5.18.Wed.)<後編>

2016-06-14 00:15:37 | 入院&手術5(左全摘)
やけに長く感じた午前が終わり、やっとお昼ご飯です。一昨日の夕食以降何も食べていないのでお腹は空いてるはずなんだけど、あまり食欲はありません。でも一応胃を慣らさなきゃね、と思って食事を開けると…全部通常のメニューでした。えーっと…やっぱりかーっっ(>_<)
チラッと話には聞いていたのです。手術翌日の昼食から食事制限が解除されるということだったので、「まずはお粥とかですか?」と看護師さんに聞いたら「いえ、普通の食事ですよ」との回答。でもさすがにそれはないでしょ?と思ってたんだけど、ありましたね。これ絶対胃が痛くなるパターンだと思うんだけど、ムコスタ&ロキソニンさん頑張って!ってことでOKなのかな…(´-ω-`) そして案の定、少し食べたところで胃が痛くなって食事終了。そりゃそうだろうよ…orz

午後はレントゲンの撮影がありました。でも他は全く予定がなかったので、パソコンやスマホを弄ったり、お見舞いに来てくれた同居中の相方や母とおしゃべりしたりして過ごしました。ただ、やっぱりどうも体が怠い。手術翌日だから当然と言えば当然なんだけど、少しだけ熱があったのも理由のひとつでしょう。無理してもしょうがないので、辛いときはベッドに横になっておしゃべりしてました。
結局この日はだるだるのまま終了。それでも夕方の回診では「うん、順調順調♪」と主治医に及第点をもらえたし、自力で洗顔出来るようになって心も体もだいぶスッキリしました。

ところで、術後初めてのトイレに行ったときに密かに楽しみにしていたことがあります。それはセンチネルの色素。おしっこが綺麗な真っ青で出てくるので、水を流す前に観察しておこうと思っていたのです。で、見てみたんですが…全然普通のおしっこでした(-_-;)
前回のセンチネルは温存手術と一緒に行ったので、尿に管を入れていなかったんです。なので術後初めてのトイレで真っ青なおしっこが出たんですね。今回は管が入っていたので、既に色素は出きってたのかもしれません。あーあ、残念。

さて、明日は術後2日目。自力で洗髪やシャワーを浴びられるようになります。やっと体中スッキリできるー!朝一でシャワー室の予約入れようっと♪
それにしても、手術翌日にしてバストバンドの中がカラっぽなことに驚きです。今ってこんなに圧迫期間が短いんですね。本当に快適です。このまま順調に回復していきますように( ̄人 ̄)オネガイ☆

手術翌日(H28.5.18.Wed.)<中編>

2016-06-13 00:15:00 | 入院&手術5(左全摘)
回診後に看護師さんが2人やってきました。まずは1人の若くてとっても元気な看護師さんが、採血をしてくれるようです。ちなみに今回の手術は左側ですが、私は右側も全摘しています。なので手術直前まで、点滴や採血,血圧測定をどこでしようか先生も悩んでました。「足を使うことになりそうかなぁ」と麻酔の先生は言ってたんですが、リンパ節郭清をしていないということで、点滴は右腕を使用。これからしばらくは、採血も右腕を使うことになるんだな~と私は思ってました。

そんな訳で術後初採血。看護師さんはベッドの左右にいて、採血すると言ったのは左側の若い女性です。ここで疑問に思わなきゃいけなかったんでしょうけど、油断してました。その若い看護師さん、突然私の左の二の腕をガシッと握って引っ張ったのです。「いたっっっ!!」と思わず大声を上げてしまいました。だってね、つい前日の夕方に手術したばっかの側の二の腕よ?それを力いっぱい握って引っ張るとか、普通に考えて有り得ないでしょ!?でも彼女は『え?何でそんな声出すの?』とでも言いたげな表情。さすがに危機感を覚えて「こっち術側ですけど!」と言うと、「ハイそうですけど?」と返答されました。え?何?一体どういうこと??私が戸惑っていると、右側にいた看護師さんが「左側も郭清しなかったので、採血に使えることになったんです」と説明してくれました。あ…そうなんだ…。いや、うん、それはわかった。でもだったら尚更、まだ痛いだろうことを見越して優しく扱わない?手術とか関係なくても痛いくらいの強さで握るとか、絶対に有り得ないってば!

右側の先輩看護師さんが説明してくれたので、左の看護師さんは仕切り直しとばかりにもう一度私の左腕を取りました。さっきよりはマシだけど、それでもやっぱり力が強い。『もぉヤダこの人。本当に心底勘弁してほしい』と思いながら耐えていたら、今度は駆血帯(ゴム紐)で思い切り強く縛られました。「だから痛いってば!」看護師さん相手にブチ切れたのは生まれて初めてです(それでも相当控えめに言ったつもりだけど)。若い看護師さんは相変わらず『え?だって仕方ないじゃん』という顔をしていて、もう1人の先輩看護師さんが慌てて「大丈夫ですか?」と私の左側に回ってきました。「だってね、わきも手術してるのに、そのすぐ下を強く握ったら痛いの当然じゃないですか」と極力怒りを抑えつつ言うと、先輩看護師さんは「そうですよね」と、なるべく腕の上の方に触れずに採血するように後輩に指示しました。
そうして何とか採血は終了。血圧や酸素量等の計測を終えた後、年長の看護師さんに尿の管を外してもらいました。さて次は、若い看護師さんがホットタオルで体を拭いてくれるそうです。嫌な予感しかしない…。でも仕方ないと覚悟を決めたんですが…上半身をゴシゴシ擦られたとき、また思わず「いたたたた」と声を上げてしまいました。もぉホント誰か助けて(´Д⊂ヽ) 見かねた先輩看護師さんが「上半身、ご自分で拭きますか?」と言ってくれたので、二つ返事でそうさせてもらいました。ホッとして自分で首を拭いていると、若い看護師さんが今度は足を拭いてくれました。ゴシゴシゴシゴシッッ。痛いよぉ…orz

さすがにやっとわかりました。このコ、単にガサツなだけみたいです。そして手の力がハンパなく強い。本人は気づいていないのかもしれないし、悪気も全くありません。でも、脛の皮が剥けるんじゃないかと思うくらい一生懸命ゴシゴシ擦られ、私は本気で怖くなりました。術後の腕を強く握ったことも本人は気づいていないんでしょうけど、病人の体に触れる仕事なのにこんなんで大丈夫なの!?

看護師さんたちの作業が終了し、私は歩いて元の病室に戻りました。すると先ほどの若い看護師さんが登場。今度は一体何?と私が身構えたところで彼女は言いました。
「腕って前から痛かったんですか?どんな感じで痛いんですか?」
……………( ゜д゜)ポカーン…もう何も言うまい。
先輩に指導を受けながら目下修行中の看護師さんだということはわかりました。最初から上手に仕事出来る人なんていないし、患者側もある程度は大目に見ながら成長の手助けができたらいいな、とは思います。でもそれは、自分の間違いを謙虚に受け止める姿勢があればこそ。入院初日に他の看護師さんのもとでじっくり体調等の確認を行っているんだから、”前から痛かった”はないでしょ?まずは自分の行動に不備がなかったかを省みるところからじゃないの?それができない人間に、わざわざ教えてあげる義理はありません。クレームなんてね、相手の人や店に多少の期待を持ってるからこそ、改善の要求ができるんです。言っても無駄だと思ったら、無言で去って二度と関わりません。この看護師さんも、いつかは自分の非を認める素直さを身に着けられるかもしれないけど、今は言っても無駄。入院中ずっとこのコの世話になるわけじゃないし、今は事故だと思って耐えましょう。
実はこの後も色々しでかしてくれたんですが、そこは割愛。何にせよ、まさか看護師さんにここまで恐怖感を覚えることになるとは思ってもみませんでした。色んな人がいるのねぇ…(-ω-)

手術翌日(H28.5.18.Wed.)<前編>

2016-06-12 00:15:10 | 入院&手術5(左全摘)
外がだんだん明るくなっていくのを感じながら、体の向きを少しずつ変えつつ痛みに耐えること数時間。点滴が終わってるのに(替えの点滴はスタンバイされてるんだけど)看護師さんが来てくれません。どうしようかな。あまりナースコール使いたくないんだけど、体も痛いし呼んだ方がいいかな。しばらく迷った末にボタンをポチッとすると「どうしましたか~?」と言いながら看護師さんがやってきました。

看護師さんね、もちろん夜間も数回来てくれてたんだけど、話をするのが辛くて、「痛みはどうですか?」「痛いです」とか「痛み止め使いますか?」「お願いします」という最低限の会話しかできずにいたのです。体の向きは好きに変えていいと言われていたけれど、ドレーンがどこかに引っかかっていて殆ど動けません。何とか体の下にタオルケットを差し込んで少しずつ重心をずらして~、なんてことを地道に繰り返してたんですが、体が痛くてたまらない。痛み止めの点滴のとき以外は看護師さんもサッと来てサッと消えてしまうので、なかなか話しかけるタイミングも掴めず朝を迎えたのでした。
そうして結局ナースコール。来てくれた看護師さんに「点滴終わってるんですが」と言うと、「あらホントだ」と替えの点滴に繋げ直してくれました。それから「体痛いので向き変えたいんですけど」と言うと、「動いていいですよ?」とアッサリ。えーっと…うん、それはわかってるんだけど動けないんだよぉ…(ToT)「ドレーン引っかかってるみたいで」と説明すると、ササッとほどいてくれました。ふぅ、これでやっと動けるーっ。ついでに枕を体の下に入れてもらって、やっと苦痛が和らぎました。

ナースコールって、いつも押すタイミングで悩むのです。とっとと押してとっととお願いしちゃえばいいんだろうけど、どうしても『もう少し待ったら来てくれるかも』とか『夜勤の看護師さんって受け持つ患者さん多くて大変そうだから、もう少し我慢しようかな』とか思って躊躇っちゃうんですよね。こればっかりはいつまで経っても慣れません…。

部屋の外がだいぶ騒がしくなり、朝食も終わったのかと思われる頃、主治医が現れました。あれ?今日って外来の日なのに、診察の前に来てくれたんだ!わ~い(∩´▽`∩)
主治医はバストバンドの中を見て「うん、順調だね。回診でも診てくれるけど、今取っちゃおう」と言って、オダンゴ類を外してくれました。えええ~?今って手術の翌朝に取れちゃうモンなの?あまりのスピードに驚きつつも、楽になって私も嬉しい♪「わー、もう取れちゃうんだー」と感心しながら見ているうちに、先生は肌に1番近い1枚を残してバストバンドをし直し、あっという間に部屋を後にしました。相変わらず手際いいな…( ̄▽ ̄;)
その後、回診の先生が再度バストバンドの中を確認し、主治医が残した1枚も外してくれました。「もしバストバンドが汚れるようだったら、ガーゼ1枚入れてもらってくださいね~」と言って、地肌にそのままバストバンド。…果たしてコレって意味あるの?と思ったけど、とりあえず巻かれておきます(・∀・)