右往左往の乳がんの日々

2012年7月乳がん告知。怒涛の術前化学療法・手術・放射線のフルコース治療終了。それでも、小さなことで揺らぎます~

いよいよ術後療法の始まり始まり

2013-01-31 20:38:18 | 術後補助療法
久しぶりの朝一のお出かけ・・・通院ですが
今日は9時から診察が入っていたので、
7時に起きて、さくさくっと御飯を食べて、
他のブロガーさんの写真を見て、たまごかけ御飯ですぅ~~


『おはようございます、調子どうですか?』
『変わりありませんが、ただ突っ張り感がどうも・・・』
で、手術のところを見てもらって、OKをいただく。

『じゃあ、これから放射線科の診断受けてきてください』
『はい・・・』

『先生、ところでリハビリの件どうなりました?』
『人員が少なくって、外来まで受けられないと言うことなので、
 ご自分でリハビリ続けてください』
ふ~ん、やっぱりだめか
なんだかなぁ、この地域で一番の拠点病院のはずなのに・・・ふん


今日は、血液検査なしで
ハーセプチンの投与と決まっていたので、ご気楽気分
ただ、3週間後は採血ありで、
はたまた、緊張の待ち時間かと思うと、なんだかね。
ハーセプチンだけでも、肝機能障害、腎機能障害はたまた心機能障害などがあり、
なかなか侮れない。
次回は、心臓超音波まであるし・・・
とはいっても、ここで心配してもどうしようもないのは経験済み。
【出たとこ勝負】でやっていくしかないね。

『では、3週間後の診察で・・・』



ということで、緑のラインに沿って、放射線治療科受付へ。
いってみると、患者さんが数名いるので、
先に点滴受けてきてくださいってことだったので、治療センターへ逆戻り。
放射線科から連絡をいてくれていたので、ベットはすぐ確保できていた。

『今回、初回っていう事で1番のベットで、様子を見ながら点滴します』
『えっ?私12月まで抗がん剤とハーセプチン点滴受けてましたけど・・・』
『先生の指示ですけど・・・座薬を入れてから30分後にはじめますね』

なんだか、ぐたぐた質問してたら、
先輩看護師さんやら薬剤師さんまで来て、質問に答えてくれることになった。
時間が空いていたことで、初回という位置づけらしく、
通常30分投与が90分という指示らしい、ただし、待機(3時間病院内にいること)はなし。

ハーセプチン、10時半から開始して、12時終了。ながっ

で、メインイベントである放射線治療科へ再び、戻る。
診察室に入って、やおら胸部(乳房切除術後)に対する放射線治療の説明20分。
予防的目的
X線透視を行い、放射線を照射する部位・形を計画し、治療開始
開始日:2月5日から20回(合計50Gy)
週4回(月・火・木・金)ただし、休日があった場合、水曜日を入れて週4回
治療時間約10分
副作用
 *皮膚炎
 *悪心・嘔気・食欲低下・めまい・全身倦怠感
晩期障害(治療終了後~数ヵ月後、遅いものは数年後)
 *放射線性肺臓炎
 *上肢の浮腫
 *左肩のコリ←わざわざ、追加して入れてくれた


その後、胸の写真を撮られて、優秀なエコー(どうも定価一億円也らしい)で
胸部の厚さをチェック。
通常2cmくらいの厚さらしいが、この部分は肺まで届かないように電子線を使用。
そして、私の場合は、鎖骨まで腫れていたのでそこも照射、
で、ここは厚いのでX線になるらしい。
ただ、鎖骨箇所は追加照射もありうるらしく、他の先生と相談の上、決めるとのこと。
CTがないのは、X線透視で照射の位置を決めるらしい。

わぁ~なんだか、すっきりとわかりやすい診察が受けられたぁと、
至極満足の状態で、会計に向かう。

で、再び落ち込むことに・・・ハーセプチン高い。
特許が切れるのはまだまだ先だしねぇ~
いたし方あるまい

  追記
次の朝、病院からの連絡で
治療法の変更ということで、
月曜日にCT撮影を行うことになりました


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放射線療法の事前情報収集中

2013-01-30 13:31:20 | 術後補助療法
あしたは、術後2回目の診察日兼ハーセプチン点滴の日。
それで、診察してもらってから、放射線科の診察を受けるのかもという微妙な設定。
予約一覧票には、看護師さんの赤ボールペンの手書きで
*放射線科受診予定してます。
と書かれている。

初めて受診する放射線科、事前にどんな感じなのかと、
患者さんのためのガイドラインなるを読むと、
放射線療法の内容や大まかなところが分かる
せっかく、読んだので書きとめておく事に・・・

がん細胞は、正常な細胞よりダメージを受けやすいので、放射線で死滅させられる
乳がんは放射線療法が効きやすい
乳房温存術後は、原則必要→再発を三分の一に減らす
乳房切除術後、再発のリスクが高い場合→胸壁や鎖骨上窩リンパ節(首の付け根のリンパ節)に照射
 *国内ではこの研究が少ない。
陽子線や重粒子線という放射線は、保険適用外
術後一ヶ月ほどから開始(術後20週以内)
 *抗がん剤療法がある場合は、抗がん剤を先に行うのが一般的
治療期間は、通常5~6週間。週5日
1回に1.8~2Gyの放射線を25回照射が一般的

が、私が知りたいのはどんな風に進められていくかってことなんだよなぁ~
で、ブロガーさんたちのライブ的記事を読むと
その内容が手に取るように、理解できる。
これであたふたせずに、ど~んと放射線科医との対応やら
機敏な動作(?)ができそう。

診断のあとに万歳した姿勢でCTの撮影があって、
そこで照射範囲のマーキングがあるらしい。
第1回目の放射線療法の位置決めがなかなか、
時間がかかるらしいことなどが分かる。
その後、照射は短いものの、長く続く治療・・・となる。

まずは、明日は放射線科診察で、CT予約が決まるのかな?
それまで、万歳で肩がバンバンにならないようにしなくちゃ

皆さんのブログ情報で、細かな流れが分かります。
本当に、ありがとうございます


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想いは空の上

2013-01-29 14:39:44 | 読書
ここんとこ、本を読む回数が異常に増えた。
会社にいっている時間が、とりあえずフリーになったのだから
その分、何かに使う時間があるという事になる。

家事を手伝ったり、外出したりしても、
リハビリしても(そんなにやってないけどサ
思いのほか、時間はたんまりある。
いかに勤務時間に拘束されていたか、
それで給料をもらっていたのだから、
考えてもしょうがないけどね。

がんについての本は、かなり読んだし、
それによって、がんのことや治療の大筋はつかめたし、
気持ちのコントロールもある程度できるようになったと思う。
ちょっと、そちらの関係は小休止。


帰省する際、名古屋-札幌だから、必然的にを選ぶ事になるのだが、
その際のお楽しみはといえば、
JALの機内誌「SKYWARD」に連載されていた浅田次郎氏のエッセイ。
月がまたぐと、『わぁ~い、2回も読める』とひそかに喜んでいた。
安上がりな、ちっちゃい私です。

そのエッセイがまとめられた本をたまたま図書館で見つけたのだ
どうも2冊あるらしいが、「つばさよつばさ」と「アイム・ファイン」。
私が読んだのは後者のほう。
ふとんに入ってからのお楽しみで、くっくっと笑いながら読んでいる。
どうしたらあんな面白い話が書けるのか、
どうしていろんな思いがけない体験をするのか。
後先が逆になったが、「つばさよつばさ」も借りる事にしようっと・・・


2010年ごろだったか、日本航空が会社更生法を適用した前後、サービスが低下していた。
ANAは飛んでいるのに、フライトキャンセルしたりで、
私としては、不信感を持ってしまい、それから全日空を利用する事になった。
その後、格安運賃のSKYMARKが就航される事になって、
可能な限り、そちらを利用するようになってから、
ますます、JAL離れが加速されてしまった。

あのツルのマーク、憧れだった日本を代表する航空会社。
すっかり、合理化で日本航空の国内外の路線は減ってしまって、
日本の競争力が落ちたのと同様に、
ツルも羽ばたく先を減らしてしまった。

やっぱり、残念と言うほかない・・・

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リハビリは続くよ~どこまでも

2013-01-28 15:21:59 | セルフ・ケア
毎日、飽きもせずリハビリに励んでいるけなげな私(なんちゃって
が、このツッパリ感は改善されているとはどうも実感できない。
脇の下に強力な布製のガムテープを何枚か張っているような・・・
もう、脇の下の皮膚をび~っと広げたいという気持ちになってしまう。


患者さんのガイドラインを読むと、
術後のリハビリは3ヶ月以上継続したほうが
6ヶ月くらいたったときの肩関節の動きがよく、
リンパ浮腫は増加しないという研究結果がある。

これはあくまで腋窩リンパ節郭清した方用

手術を受けた事による痛み、違和感や痺れなどの知覚異常は、
多くの場合、術後数ヶ月で和らぐ。
が、神経痛の世にきりきりした感覚の痛みや鈍痛などは、
数年以上たっても消えない場合がある。
術後しばらくは、術側の肩や胸・背中がはれぼったいなどの症状が続くが
これは手術自体の影響であることが多い。

〈確かに、背中がはれぽったくなって、ぶよぶよしているし
 時々痛くなるし、痺れや違和感も感じている・・・〉

リンパ浮腫の特徴的な初期症状はないが、
10mm以上腕周りが増えると、リンパ浮腫が現れていると考えられる。

〈理学療法師さん作成の計画書に書かれている寸法と照らし合わせて
 計ってみるもとりあえず同寸法

2008年4月から、リンパ節郭清を伴う手術で入院した場合、
"医師あるいは意思の指示を受けた看護師や理学療法士”による、
リンパ浮腫についての指導が保険適用で実施され、
基礎知識や対策法について学ぶことができる。

〈確かに、理学療法士さんからも看護師さんからも指導を受け、
 それぞれからなぜか違うプリントをもらっている〉

入院中に一回指導を受けておけば、
退院した月かその翌月にもう一回保険適用で指導が受けられる。
生活上の注意点やセルフケアの方法、などの詳しい説明がある。

と書かれてあったので、先週の診察の際に主治医に聞いてみた。

『先生、ここのリハビリって外来は行っていないって、
 理学療法士の方に聞いてだんですけど、もう少したってから
 また、せめてもう一回リハビリとか指導受けられないんでしょうか?』
『うう~ん、ここでは、やっていないけど、
 リハビリの方に聞いておきますよ』
なんだか心もとないけど、いたし方あるまい

【喉元(のどもと)過ぎれば熱さを忘れる】タイプの私としては、
どうしても、誰かがチェックして、
お褒めの言葉か改善のアドバイスなんかがなくっちゃ、
だーだーになってしまう。

10年以上前、怪我ですっかり足の筋肉がなくなってしまって、
半年近く、歩行訓練のリハビリを受けていたことがある。
変な癖がついちゃうと、他の部分にしわ寄せがいって、
大変な事になることを実感している。
そのときは、杖やら、コルセットやら、保険外の靴の中敷やらにお世話になっていた。
今回はそこまで大変ではないだろうと思っているのだが。

理学療法士さんの知識と忍耐力、そしてマッサージのすばらしさに
脱帽している私としては、ぜひまた、ご厄介になりたいのだ

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どのライン・カラーをたどって

2013-01-26 15:15:25 | 日記
昨日、リハビリをさぽっちゃったんで、
ちょっと、お風呂に長めに入って、マッサージでもと思ったところに、
携帯の音

お花をやっていたころの友達の一人で、私が乳がんであることも知っている彼女。
『手術、どうやった?』(本当は島原弁なんだけど、復元不可能
『大丈夫だったけんか』と言い返すも、どうも正確なイントネーションではないらしく笑われる。

手術後どうだったか気になっていたらしく、
私の普通の声の調子を聞いて安心してくれた様子。

ほんで、もう一つ聞きたいことがあってと話を続ける。
もう一人の友達とNEW YORKとBOSTONにお花の先生たちと
一緒のツアーで出かけるとのこと。
『ええ~~、私もいきたいっっっ』と声を張り上げるも
『3月8日出発じゃけん、無理やろ?』
そりゃそうだワ・・・ まだ、放射線治療が待っているし。

ツアーの代金が高いうえにオプションツアーがこれまた高いらしい。
そりゃぁ、□□□□□の華道流派のツアーだもの、高いはず。
それで、なんとか自分たちで回れるのか聞いてきたのだった。

私はBOSTONには行ったことがないけど、
NYは何回か行っていて、他のアメリカの都市と違って
地下鉄を使えばどこでも手軽に行けちゃうのがうれしい。

数十年前はとても危険で、地下鉄なんて滅相もないって時代もあった。
そのころ友達のだんなが決死の覚悟でハーレムにゴスペルを聴きに行ったこともあった。
『ハーレムで襲われそうになったら、バスケットボールを投げつけてやれば、
 バスケに夢中になって、その間に逃げられる』なんて、
まじめな顔で馬鹿なことを言っていたのも大昔の話。

かといって、まったく安全かということも無きにしも非ずで、
人のいないところや遅い時間にふらふらするのは、注意が必要だろう。

で、彼女たちのためにNYのことをネットで調べて送る事にした。

ということで、一つ紹介。
友達に連れて行ってもらってから
NYに行くと、必ず寄る私のお気に入りレストラン。

【GRAND CENTRAL STATION OYSTER BAR】

駅構内にある古いレストラン。1913年創業って、ちょうど100周年。
赤と白にチェックのテーブルクロスも庶民的でいい。
ここで生ガキとクラムチャウダーを食べれば、ランチとしては最高。
もちろん、白ワインつきでね(また、書いちゃったね)
駅構内にはいい感じの書店や雑貨屋があって、本当に楽しい


超有名店で東京にも2店あるのが分かった。品川と丸の内・・・
ほかにもたくさん、NYにはいいところはあるし、
また、行ってみたいな、よその国・・・・・

NYの地下鉄、ラインごとに色がついていて、それにしたがっていけば
何とか着けると思うんだけど・・・

さて、私はといえば、病院内の床に張られたライン・カラーにしたがって
放射線を受けに行くんだろうなぁ・・・
以前、外来看護師さんにどうも迷子になるような場所に
あるらしいからって言われていたんだよな

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