右往左往の乳がんの日々

2012年7月乳がん告知。怒涛の術前化学療法・手術・放射線のフルコース治療終了。それでも、小さなことで揺らぎます~

なんでもお願いしてくださいって!

2013-02-23 22:01:36 | 抗がん剤治療
今日は、患者サロンで知り合いになった方が声をかけてくださって、
乳がん患者会の集まりに参加させていただいた。

女医さんが参加されるので、
『なかなか診察時に聞けないことでも、聞いてね』と言われて
会員でもないのに、出かけた。

前回、参加させていただいたときはホルモン剤の講義式だったのが、
今回は自由に質問という形を取っていた。
ということで、まずは自己紹介。
20名ぐらいの方が出席。私をふくめて4名が、2年以内に手術。
ほかの方々は、8年以上、中には16年たっていらっしゃる方も

先生からは、みなさん診察時に先生になかなか時間が
とってもらえないことが不満なのではと?
『予約を入れるときは、ちゃんと診察できると思って、
 入れるんですけど、患者さんをお待たせしちゃって、
 患者さんにも、看護師さんにも怒られるんです』と苦笑い。

質問内容はいろいろ・・・
ホルモン剤の投与年数は?
手術(おなかを切ったり)後は、体力が落ちるのか?
RI、MRI、CTの違いは?
娘に乳がん検査を受けさせるべきか?ETC、ETC。

私の質問は
パクリの点滴の際に、冷やすことについて
エビデンスがないということで、積極的に勧められなかったものの、
やはり、試しにアイスノンで冷やすことで、効果があったように思い、
最後まで継続したこと。
ケモ室で、看護師さんの中でも知識の差があること。
頭髪について効果があるのか?

以下、先生のお話。
冷やすことで、副作用に効果があるという正式なデータがないこと。
製薬会社のように、徹底的にデータを集めて、
その効能についてのエビデンスをだすようなことに至っていない。

化学療法室にいる看護師さんたちは、やる気のある人が集まっている。
ただ、看護師さんたちは日々かなり忙しい中、
自分自身で勉強を続けている。
また、がん腫もたくさんあり、新薬もどんどん出てきている。

副作用の対応については、患者さんたちのほうが
言ってくれなければわからない。
医者にも看護師にも、積極的にどんどん言ってほしい。
そうすることで、看護師の対応、知識も向上する。
医者側としては、看護師の忙しさを知っているから、
もっと、勉強するようにとは、どうも言い出しにくい。
だから、患者からこうしてほしいとか、どうも調子が悪いとか
言うべき(MUSTですね)って。

で、頭髪については、今の40代50代の医師は、
かって、頭を冷やすことで脱毛を防ごうという事は知っているそうで、
どうも、その時は効果が見られなかったよう。
という話をしたら、
隣の人が、『わたし、やりました』って
その方は、13年前に治療を受けたとのこと。
器械の改良とか、設備の問題とかいろいろあって、
すぐには、効果のある状態になるのは難しいだろうって。


ということで、今、そしてこれから化学療法を受ける方は、
どんなことでもリクエストして、
看護師さんにもどんどん知識を増やしてもらって、
いろんなことをしてもらいましょう


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術前化学療法12回終了

2012-12-13 22:21:24 | 抗がん剤治療
今日でいよいよ術前化学療法のファイナル・デイ。
鼻息荒く早起きしたものの
すっかりスローペースに体が馴染んでいるため、
病院に着いたら、受付開始で並んでいる列はなく、
もう患者さんはそれぞれの受診科へ。
皆さん早いのだ

外来治療センターで受付を済ませると、先週と同じ番号24。
血圧と検温して結果を受付に言うと
『5番に入ってください』と
これまたおんなじ

よ~く見ると、外来治療センターで待っている人が少ない。
看護師さんの話だと、今朝早くの患者さんたちは少なく、
看護師さんの中には遅刻した人も多かったそう。
昨日ずっと雪が降り続いていたため、朝は渋滞状態だったとか・・・

私は、バスをやめて地下鉄で行ったのが、功を奏したようだ。
かなり歩くんだけど、このごろちょっと体重増えてしまって、
これも運動不足解消のひとつ。

先週と同じような時間に始まり、3時間ほどで点滴終わり。

あっさり、8月から始まった
WEEKLYパクリタキセル+ハーセプチンの
術前化学療法が終了
来週は検査となる。

術前化学療法期間中、数度休薬となり、
単純計算で10月で終って、11月ごろ手術かと思いきや、
なんのなんの、術前治療が12月までずれ込んでしまった。

副作用のまとめとしては、
1.骨髄抑制(白血球減少など)
 貧血症状 ←疲労・倦怠感がある、めまい、爪の色が白い
2.肝機能障害(AST・ALT数値増加)
3.脱毛(わずかに残っている箇所もあるが、ほとんどすべて)
4.末梢神経障害(手先や足先のしびれ・ピリピリ感)
 手に力が入らず、ふたがあけにくい、物を落とす、ボタンがはめにくい、
 足元がふわふわした感覚
5.睡眠障害


乳がん告知を受けた際、
ステージが進んだがんだったため、即手術を受けられないと
言われたことは、告知にも増してショックだった。
自分自身も、この時点ではがん治療のことはまったくわからず、
負のスパイラルに陥ったこともあった。

そして、
抗がん剤を投与する事によってがんが小さくなり、
生検でがん細胞が見つからなかったことで、
実際に自分の目で、術前化学療法の効果を知ることは、
治療の励みになったことは事実だ。

この抗がん剤治療中、一番辛かったのは、
白血球減少、肝機能障害で投与が受けられなかったことだった。
とにかく、治療が中途で断念され、
先が見えないことが、精神的に非常に辛かった。



これから手術、その病理検査によって術後療法が決まり、
また一喜一憂することもあるだろう。

もう一度、自分に言い聞かせる・・・
【あせらず、あわてず、あきらめず】

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術前化学療法11回目

2012-12-06 21:42:09 | 抗がん剤治療
今日は、血液検査なしで抗がん剤療法を受ける事になっていた。
しかも、主治医は不在

先週、外来療法センターの看護師さんと話していて、
朝一番で抗がん剤投与を受けよう
がんばって朝起きてでかけたものの
ベット#は、5番。

9時から投与を始めて、会計が終ったのが12時。
びっちり3時間
11月分の傷病手当金請求書も用意されていて、
早めに受け取ることができたので、やれやれ。

会社からの控除不能額の請求は、
きっちりと即座に郵送されてくるのだけど、
なかなか、こちら側が受け取るときには、
時間がかかるんだよね。


  
先日、三浦綾子記念文学館を訪ねて、
彼女の生涯が過酷であったものの、
多くの書物で、数々のメッセージを残していたのだと
改めて認識した・・・

《与えられたこの命を、人間らしい美しさをもって、
 生きられないものかと苦心するのだが、
 なかなか一筋縄ではいかない》
                     -「命ある限り」より-


ちょっと、三浦綾子の本を読みたくって、
病院後、ブックオフに寄ってみた。
普通の書店じゃないところが、どうなの?って感じか。
まずは、『氷点』からと思ったのが、
残念ながら在庫あらず。
その代わり、手に入れたのは、『塩狩峠』と数冊のエッセイ。

昼寝しちゃったので、ふとんの中で読めそうだな

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術前化学療法10回目と・・・♪♪♪

2012-11-29 22:15:34 | 抗がん剤治療
先週、主治医から
『来週(今日のこと)は、治療大丈夫でしょう』というお墨付きの言葉を
もらったものの・・・

月曜日から火曜日まで、体調不良。
腰が痛くなって、おまけに脇の下まで気になり始め、
少々、微熱もあり~の状態だったために、
診察を待っている間、どうも落ち着かない。
今日は、なぜだか一人一人の診察時間が長いような気がする。

やっと名前呼ばれ、診察室へ。
めずらしく、主治医にうったえる。

『調子はどうです?』
『うむ~ん、あんまり良くなかったですが』
『そうですかぁ?採血結果は、いいんですけどね・・・』

その後、触診、エコー。

『脇の下も、ちょっと痛いんです』
『がんがあったところが硬くなっているんでしょう』
《ありゃ、それだけかい・・・つまりは、気のせい?》

ごぞごぞ服を着て、診察ベットから出て主治医を見ると、
いすに座るようにと、促される。
『あと二回の抗がん剤を6日、13日と続けて受けて、
そのあと、1週間後ぐらいに検査を受けてもらいたいんですが、
20日で都合いいですか?』

予定のまったくない私としては、断るわけもなく
『はい、大丈夫です
《ついに、手術前の検査なんだぁ

『年内でも、手術はできるのですが、どうしますか?』
『でも、年末年始入院ということでしょうか?』
『そうなりそうですね~』
『うんん、それでは年明けでお願いします』

めずらしく主治医、にっこりして手術の日を指定してくれる。

ということで、年明け早々、1月8日に手術を受けられる事に
長かったなぁっ~て、まだ、術前抗がん剤終わっていないんだけど、
それでも、主治医から話があったことで、一歩前進が見えた・・・

8月16日の抗がん剤投与の開始から、
何の問題もなければ、とっくに手術も終っていたころだろうに。
骨髄抑制やら肝機能障害で6週間もお休み。
両者とも自覚症状はなく、
これといった方法もなく、ただただ時間をかけて改善を待つばかり。
いやぁ~~最初のうちはつらかったなぁ。

まだ2回あるということで、
病院売店に売ってあった
【肝機能を高めるおいしい食べ物】同文書院
【免疫力を上げるコツ】同文書院
新書版サイズの本2冊購入。
もうちょっと、早く気がついてればなぁ

遅ればせながらではあるが、
これからの食生活の指針になるだろうから、
しっかりマスターしとうこうっと。

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術前化学療法9回目ギリギリセーフ

2012-11-08 22:43:04 | 抗がん剤治療
久しぶりの晴れの日、週一回の通院日。
新聞、テレビでの占いでいっていたラッキーカラーとアイテム、
緑のもの、ピアスと指輪をして、病院へ。
すっかり、占いチェックおばさん化している。

昨日、一昨日と愛知から来てくれた友人と
札幌をぷらぷら歩いていたせいか、
階段が楽チン
一週間ろくな外出をしないと、
地下鉄のちょっとした階段も苦になってしまう。
〈やっぱり、少しは動かないといかんなぁ〉と実感。

2日間、ここんとこ入れなかった居酒屋やらレストランで
おいしい食材とおしゃべりで、時間を過ごすことも必要、
〈安静安静ばっかりじゃあねぇ~〉


  
病院は相変わらず、外来治療センターで採血を待つ人の多いこと!
採血を終えて、診察待合にいくと、
やっぱり、席は患者さんでいっぱい。
一時間以上待ちを覚悟でかる~い文庫本を読み始める。
が、やっぱり結果が気になって、内容が頭に入らない。

検査結果は、案の定、
白血球の数値の激減、2週間前の半分以下。
特に、好中球の劇的激少
肝機能の数値は、再上昇。とりあえずだが、二桁キープ。
ということで、今日の治療第3クールの3回目はギリギリセーフ。

はかばかしくない数値結果を言われると、来週は休薬と察知。
『来週は休んで2週間後、血液検査の結果で治療を受けられるかどうか
判断しましょう』という、主治医のお言葉。
〈御意〉と、心の中でうなづく。

とりあえず、目の前の障害(?)をクリアできたことで、
〈まあ、こんなもんだよなぁ〉と納得

そこへ、治験コーディネータのお姉さん久々の登場。
休薬して数値が戻り、残っている3回の化学療法が順調にできれば、
その後、検査を経て手術へ。年内ぎりぎりか?、年明けか?
『順調にいけば、クリスマスのころ、手術して年末病院で』とか、
『ええっ、年末年始病院・・・』
まぁ、クリスマスとかお正月、浮かれている場合ではないんだけどサ。
2週間の結果次第だから、その時に考えることにするかっ
それでも、ちょっと一歩進めるかなぁという気持ちになる。

点滴受けた後、酔ったような感じになっちゃって、
かなりふらふら状態。肝機能の低下からかな?
帰りのバスで、一バス停居眠りして乗り過ごしてしまった。
こんなことは、始めて。
やはり、少しずつ抗がん剤が蓄積されて、
症状、状態が変化していくのだろうか?
私の副作用は、白血球や肝機能という自覚症状がないのだけど、
今は、日常生活に影響もなく、軽く済んでいる。

ブログ村の皆さんたちの中には
治療から来るつらい症状や副作用を持ちつつ、
働きながらも、家事も育児もこなし、
ときには愚痴るも、自分自身をコントロールしていると思うんだ。


私から見ると、みんな"Super Women"。

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