右往左往の乳がんの日々

2012年7月乳がん告知。怒涛の術前化学療法・手術・放射線のフルコース治療終了。それでも、小さなことで揺らぎます~

術前化学療法10回目と・・・♪♪♪

2012-11-29 22:15:34 | 抗がん剤治療
先週、主治医から
『来週(今日のこと)は、治療大丈夫でしょう』というお墨付きの言葉を
もらったものの・・・

月曜日から火曜日まで、体調不良。
腰が痛くなって、おまけに脇の下まで気になり始め、
少々、微熱もあり~の状態だったために、
診察を待っている間、どうも落ち着かない。
今日は、なぜだか一人一人の診察時間が長いような気がする。

やっと名前呼ばれ、診察室へ。
めずらしく、主治医にうったえる。

『調子はどうです?』
『うむ~ん、あんまり良くなかったですが』
『そうですかぁ?採血結果は、いいんですけどね・・・』

その後、触診、エコー。

『脇の下も、ちょっと痛いんです』
『がんがあったところが硬くなっているんでしょう』
《ありゃ、それだけかい・・・つまりは、気のせい?》

ごぞごぞ服を着て、診察ベットから出て主治医を見ると、
いすに座るようにと、促される。
『あと二回の抗がん剤を6日、13日と続けて受けて、
そのあと、1週間後ぐらいに検査を受けてもらいたいんですが、
20日で都合いいですか?』

予定のまったくない私としては、断るわけもなく
『はい、大丈夫です
《ついに、手術前の検査なんだぁ

『年内でも、手術はできるのですが、どうしますか?』
『でも、年末年始入院ということでしょうか?』
『そうなりそうですね~』
『うんん、それでは年明けでお願いします』

めずらしく主治医、にっこりして手術の日を指定してくれる。

ということで、年明け早々、1月8日に手術を受けられる事に
長かったなぁっ~て、まだ、術前抗がん剤終わっていないんだけど、
それでも、主治医から話があったことで、一歩前進が見えた・・・

8月16日の抗がん剤投与の開始から、
何の問題もなければ、とっくに手術も終っていたころだろうに。
骨髄抑制やら肝機能障害で6週間もお休み。
両者とも自覚症状はなく、
これといった方法もなく、ただただ時間をかけて改善を待つばかり。
いやぁ~~最初のうちはつらかったなぁ。

まだ2回あるということで、
病院売店に売ってあった
【肝機能を高めるおいしい食べ物】同文書院
【免疫力を上げるコツ】同文書院
新書版サイズの本2冊購入。
もうちょっと、早く気がついてればなぁ

遅ればせながらではあるが、
これからの食生活の指針になるだろうから、
しっかりマスターしとうこうっと。

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再発乳がんの公開講座のメモ

2012-11-25 00:24:39 | 公開講座
昨日24日に受講した乳がん市民公開講座
「乳がんの理解を深めるために」の第三回目の内容は、
【再発乳がんと向き合うための基礎知識】

この講座はなくなられた乳がん患者さんの寄付で運営され、
4回のシリーズになっている。
第四回目はまとめとして【総論】らしいが、
来年2月の予定が会場確保が難しく、日時は未定だとのこと。

『再発の場合、いろいろなケースがあるため、
原則的なことしか言わないし、質問時間も今回は設けていない』と講師。

以下記述している内容は、かいつまんで書いてあるため、
抜けや聞き間違いもある可能性がある事、留意。


その内容としては
知っておきたいこと
・再発治療の目的:快適な生活(QOL)を続けながら、生きていく
・遠隔転移再発治療の基本:くすり←手術はしない
・再発後の生存期間は6ヶ月以内から10年以上までと様々
 ただし、
 平均生存期間は、あくまで過去のデータを基にした参考値
 長期生存が難しいと予想されても外れることがある
・新しいくすりが生存率を高める

再発乳がんの治療・・・>快適な生活を続けながら、いのちを支える
〔いのちを支える〕ための薬物治療  
 ・ホルモン療法、化学療法、分子標的療法
〔QOL〕ための緩和治療
 ・副作用の緩和、症状の緩和、心の緩和

治療開始前に必要な情報・・・>これらの情報によって治療の内容が決まる
・転移している部位とその程度
・ホルモンレセプターの状態(陽性か陰性か)
・HER2発現の状況
・年齢
・閉経前か後か
 など。
・いのちの危険があるかないか←一番重要

治療の流れ
《ホルモンレセプター陽性且ついのちの危険が迫っていない場合》
 ・ホルモン療法が有効な場合
  第一次ホルモン療法 
   ↓
  第二次ホルモン療法
   ↓
  第三次ホルモン療法
   ↓ 

 ・第一次ホルモン療法がまったく効果がない場合
  第一次ホルモン療法
   ↓
  第一次化学療法
   ↓
  第二次化学療法
   ↓ 

《ホルモンレセプター陰性》
《ホルモンレセプター陽性であってもいのちの危険が迫っている場合》
  第一次化学療法
   ↓
  第二次化学療法
   ↓
  第三次化学療法
   ↓

*ホルモン療法が効くかどうかわかるまで2-3ヶ月と時間がかかる。
*化学療法の際、HER2陽性であれば、早い時期からハーセプチンもしくはタイケルブの併用をする。

くすりの変更
・画像診断での病巣の増悪
・腫瘍マーカーの増加
・くすりの副作用
   ↓
くすりの変更の検討されるが、経過観察をすることがある。
が、患者さんの自覚症状が悪化した際には、変更を考える。
*自覚症状があったら、速やかに医師や看護師に報告することが重要。

手術や放射線治療を考える場合
部位    薬物 放射線  手術
局所再発  ○   ○   △
骨      ○   ○   △
肺      ○   ×   ×
肝臓     ○   ×   ×
脳      △   ○   △
*薬物治療中心だが、骨転移の場合の骨折、脳転移の神経症状改善などの手術が考えられる。
*脳転移の場合は、全脳照射、ガンマナイフ(小さい腫瘍の場合)が基本。

免疫療法
第4の療法として考えられるが、まだ標準療法として認められず、
何年かしたら、補助的療法になるかも…

再発乳がん治療は、臨機応変に対応する事になり、
主治医と相談しつつ、治療を受けることが重要であるということで
講座は結ばれた。


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たまたま見た優勝パレードだけど

2012-11-24 19:10:19 | 日記
今日は乳がん市民公開講座へ。
講座受講だけっていうのも、なんだかなぁと思っていたところ、
今日はファイターズの優勝パレードがちょうどいい時間帯にある。
いい気分転換になりそう。

地方出身の多くの人がそうであるように、
もともとはジャイアンツ・ファン。
地元に野球チームがなかったことから、
野球中継というとジャイアンツが中心だった。
今はほとんど野球は見ないのだから、
マルっきりのにわかファン。

パレード予定の駅前通は、人人人でいっぱい。
後からTVで知ったのだが、約10万人の人が集まったらしい。


ビルの屋上から、紙ふぶきが舞っていた。

栗山監督は、紙ふぶきではなく雪吹雪の中、
パレードしたかったそうだけど、
見る側としてはどうかなぁ?


写真は結構、撮れたのだけど、とりあえず雰囲気だけ。

私が、認識できたのは先頭車に乗っていた栗山監督だけ。
それも、知人が栗山町に住んでいるから、
記憶に残っていたと言ったほうが、正しい

だから、
若い女の子がたくさん声援していた『けんすけ~~』って、だ~れ?っていう位、
ファイターズのこと、知らないけど、
みんながわいわいしている中で、手を振っちゃう自分も楽しい

ファイターズの応援して、
来年、元気でパレードまた見たいなぁ~と、
講座会場へ向かうのだった

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治療延期も慣れると凹まなくなる

2012-11-22 19:47:58 | 日記
2週間ぶりの通院。
採血して、診察室の待合室へ移動。
相変わらず、超満員状態。

予約票を受付に出して、本を読み始めるが、
後ろの席のカップルがしゃべる、しゃべる。
『北海道の人は声が大きいよね~』と、
以前私自身も言われたことがあるが、本当にでかっ

そのうち、おじさん二人が待合室にやってきて、
輪をかけておっきな声で話す
ちょっとしてから、受付の人が、そのうちの一人に話しかける。
『○○さん、受付票ありますか?』
『なんだい、それは?』
もうひとりのおじさん、助け舟を出す。
『カード(診察券のこと)を入れると、受付の機械からでてくるしょ』
『受付の機械?知らねぇ~~な。あったかい?』
受付嬢あきらめて、さっさと受付に戻る。
その後、延々と受付の機械の説明が続く・・・

そのうち、おじさんやっと思い出したようで、
集金用みたいなバックをごそごそ探って、
『ごめん、ごめん』と受付票を提出。

そうこうしているうちに、治験コーディネータのお姉さんが
私を見つけて、寄ってくる。
『白血球の数値が戻らなくって、今日の治療は無理みたい。
まだ、肝機能の数値は出ていないんだけど・・・
先生に早めに読んでもらうようにしますね』

診察はすぐ終わったんだけど、
来週の予約票を受け取って、会計が終わるまで約一時間。
『あっ、診断書!』とはたと、思い出し、
受付に聞くと用意されているようで、
それをあたふたと受け取って、地下鉄駅へ急ぐ

だって、今日は治療がだめだったら、
レディス・ディの映画館に行って【ツナグ】を見ようと考えていたもん。
が、もう時期が遅いのかすでに間引き(?)上映。次の上映は夕方。
『ああそうだ任侠ヘルパー、見たかったんだ』
すっかりケモ・ブレイン。

草なぎ兄貴、めちゃ任侠やくざ。TVドラマのとき、ほとんど見てなかったんで、
あんなに凄みのある草なぎ君ってすごい! でも、基本やっぱりいいひと
昔見ていた高倉健さんみたいだったなぁ、草なぎ君。
極道が介護ヘルパーなんて現実離れした話だけど、
ちょっとうるっとする場面もあって、楽しめた映画。

それともうひとつの予定。
以前、ウィッグを購入したお店からメールが届いて、
欲しかった毛付きインナー・キャップを買うこと。
以前、ウィッグの上に帽子をかぶって、落とした事に気がつかず、
すたこらすまして歩いてたら、おっちゃんに『これあなたのでは??』と
不思議がられたことがあった。
普通は気がつくよなぁ、落としたら。

毛付きインナー・キャップすっかり気に入っちゃって
うちの中でも、もうすでに使ってる。
帽子だけじゃあ、首周りがすーすーして、
風邪引きそうだったから、これはいいお買い物だったワン

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普通が一番

2012-11-21 21:18:56 | 日々気づかされること
昨日、自転車に乗っていて
接触事故を起こされたおじさんのお見舞いに、
母と出かけてきた。
すぐ、退院とかいう話だったので、
お見舞いに行かずにいたら、思いのほか長引いて、
やっと出かける事に。


おじさん自身は、思いのほか元気だったのだが、
私があかんかった・・・
マスクをして、
帰宅後、手洗い、うがいもしたのに
なんだか、熱っぽい。
計ってみると、微熱37.2度。
うえっ、微妙~~

2週間前の検査結果を見て、
38度まで熱があがったら、病院に連絡して
最初に出した薬を服用するように言われていた。

ここ数年来、7度台まで上がったことはなかった。

 

今日検温してみると、
36.4度で、やれやれ一安心。

告知を受ける前、
平熱がかなり低くなっていて、いつも35度台だった。
体温が低いのも、がんにかかりやすい要素のひとつだったと
いろいろ、調べて後からわかったこと。
このところの化学療法で、体温は36度台。
やっぱり、何でも標準、普通がいいんだよなぁ

明日の検査で、数値が標準に戻って
治療が続行できますように


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