先週末、入院中知り合ったえりんぎちゃんと、
通院先の病院主催講演会聴講。
タイトルは
「がんの低侵龍治療」
乳腺外科・婦人科・呼吸器外科の専門医からの
外科的治療の講演。
「低侵龍」とは、私にとっては聞きなれない言葉であったが、
キズが小さく身体の負担が少ないこと。
*機能を損なわない
*痛みが少ない
*歩行・離床が早い
*社会復帰が早くできる
*入院は短期間
*少ない医療費
ということで、お財布にも優しいと・・・
生活の質(QOL)の改善にもつながる。
乳がん治療も、患者とって大きな負担を強いる拡大手術から
縮小手術へと移行している。
乳房温存手術
ハルステッド手術…早期発見でも根こそぎ大きくとって再発防止→日常生活の不具合
↓
胸筋温存乳房切除術
↓
乳房温存療法、乳房再建手術
センチネルリンパ節生検
【標準治療】リンパ節転移の有無の確認、リンパ節郭清必要性を見る。
→切除しないため、リンパ浮腫の予防となる
内視鏡下手術⇒他の部位と比較して、メリットが多くはない
ラジオ波焼灼療法(RFA)
⇒高周波のラジオ波を60-80度に熱してがんを死滅させる。
確認できないため「がんが残る恐れがある」
粒子線(陽子線・重粒子線)治療
⇒施設の限定化
自己負担のため高額な治療費
乳がんにはこれまで適応無し→臨床試験段階
非切除の可能性
術前化学療法により、手術前にがん細胞が消えている(病理学的完全寛解pCR)
手術をしなければ、確認できない状況。
→手術をしない方法:今後の検討課題
そして、最後に
目先の低侵龍治療だけを追うことないように、
そして氾濫する情報に惑わされないようにと。
そして、がん補完代替治療のみは危険だと
治療の失敗は、挽回が困難と結んでいた。
民間療法としての、がん補完代替医療については、
ガイドブックがあるそう⇒ここ
興味のある方はどうぞ。
紹介ではなく、利用する際の知識として。
もう二つの講演については、書かないけど
腹腔鏡手術や胸腔鏡手術だったりと
内視鏡を使った手術が紹介され、
手術創を小さく、また、その数を減らす低侵龍手術を
画僧を見せながら、紹介していた。
先週聴講した講演会でも似たような講演内容だったし、
すべての患者さんが受けられるとは限らない手術を
あんまり前面に出してもねぇ
いずれにしても、
技術の進歩や開発が、
患者不在にならないようにと
望むところだな
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タイトルは
「がんの低侵龍治療」
乳腺外科・婦人科・呼吸器外科の専門医からの
外科的治療の講演。
「低侵龍」とは、私にとっては聞きなれない言葉であったが、
キズが小さく身体の負担が少ないこと。
*機能を損なわない
*痛みが少ない
*歩行・離床が早い
*社会復帰が早くできる
*入院は短期間
*少ない医療費
ということで、お財布にも優しいと・・・
生活の質(QOL)の改善にもつながる。
乳がん治療も、患者とって大きな負担を強いる拡大手術から
縮小手術へと移行している。
乳房温存手術
ハルステッド手術…早期発見でも根こそぎ大きくとって再発防止→日常生活の不具合
↓
胸筋温存乳房切除術
↓
乳房温存療法、乳房再建手術
センチネルリンパ節生検
【標準治療】リンパ節転移の有無の確認、リンパ節郭清必要性を見る。
→切除しないため、リンパ浮腫の予防となる
内視鏡下手術⇒他の部位と比較して、メリットが多くはない
ラジオ波焼灼療法(RFA)
⇒高周波のラジオ波を60-80度に熱してがんを死滅させる。
確認できないため「がんが残る恐れがある」
粒子線(陽子線・重粒子線)治療
⇒施設の限定化
自己負担のため高額な治療費
乳がんにはこれまで適応無し→臨床試験段階
非切除の可能性
術前化学療法により、手術前にがん細胞が消えている(病理学的完全寛解pCR)
手術をしなければ、確認できない状況。
→手術をしない方法:今後の検討課題
そして、最後に
目先の低侵龍治療だけを追うことないように、
そして氾濫する情報に惑わされないようにと。
そして、がん補完代替治療のみは危険だと
治療の失敗は、挽回が困難と結んでいた。
民間療法としての、がん補完代替医療については、
ガイドブックがあるそう⇒ここ
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紹介ではなく、利用する際の知識として。
もう二つの講演については、書かないけど
腹腔鏡手術や胸腔鏡手術だったりと
内視鏡を使った手術が紹介され、
手術創を小さく、また、その数を減らす低侵龍手術を
画僧を見せながら、紹介していた。
先週聴講した講演会でも似たような講演内容だったし、
すべての患者さんが受けられるとは限らない手術を
あんまり前面に出してもねぇ
いずれにしても、
技術の進歩や開発が、
患者不在にならないようにと
望むところだな
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やっぱり時代は『縮小手術』なんですね~。
乳がんの手術は、もう私たちには(多分)必要ないでしょうが、後輩患者さんの治療の選択肢が増えるのは喜ばしいことかな~と思いました。ただ、保険適用外じゃ実際に利用できる人が限られますしね。法の整備は技術の後でしょうから、なかなか道のりは長そうですよね。。。
1番おもしろかったのは、手術中のちょっとグロい動画でしょうか。爆睡中の出来事を少しだけ垣間見ることができました。普通ならうるさくて目が覚めるはずなのに、やっぱり麻酔ってすごいッスね~(^_^;)
でも、無治療が一番かな(^з^)-☆
医療の進歩ってすごいよね。まして、最近はどんどん公にして、患者やその家族の理解を深めようとしてる。きっと昔はそんなことしていなかったんだろうし。その分、患者としては自分の病気の事をしっかり把握してなくちゃいけないんだろうね。
また、出かけましょうv(^_^v)♪
開発者が小さくすることだけにこだわり始めたら危ない気も。手術時間をただ短くすることに情熱燃やす白い巨塔みたいにならないでねって思う。正確さ第一でお願いしますってね。
補完代替療法は、再発がわかってからすぐに興味を持ち、帯津良一さんの「がんになっても諦めない」という本を購入。
西洋医学(抗がん剤や手術)を否定せず「治し×癒し」の治療法を実践しているところに興味を持ちました。
今やっているのは、その中でもお手軽なサプリメントと丸山ワクチンですが、この先検討したいものはまだあります。
でも、主治医との連携が崩れるようなことはしたくないですね。やっぱり、今の道を外れるのは怖いし。それだけになるなんて、宗教みたいで自動制御装置働きます。
蚊帳の外の患者さんでした・・・
とにかく早期でなければ、その恩恵にはあずかれないということですからね。だから、検診を受けなければいけないという論法。それでも、良いお医者さんに診てもらっての話だからね。鳥越さんがその一例です。初期の肺がんは、たまたま名医が見つけたようです。
blueさんの読まれた本、今度読んでみます。とりあえず、今年は何とか今の治療で他に何かというのは考えていませんが。。。
去年、主治医にサプリメント疑惑をかけられたのが、少々トラウマにになってましてね。
「主治医、切れてたもんなぁ」
なんだかんだ言っても、とりあえず頼ってますからね。