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けいた と おちぇの親方日記

わんこと暮らす、のんびり日記

エッセイ「命の器」(宮本輝著)

2016-02-16 18:00:00 | 書籍(小説)
宮本輝さんのエッセイ「命の器」を読んだ。
宮本さんのもので小説以外の作品を読むのは、初めてである。



本作を読むと、なかなかすごい家で育ち、
すごい生き方をしてきたのだと思う。

広告代理店を早々に辞め、
作家を目指したかと思えば、精神疾患にかかったりと。

また、何故、富山の話も多いのか、
この本を読んでその理由が分かった。

本作のなかに、宮本さんが中2のとき、
10冊1組50円で文庫本を買った話がある。
そのとき、選んだ作品というのが、

レマルクの「凱旋門」、ドストエフスキーの「貧しき人々」、
カミュの「異邦人」、ダビの「北ホテル」、
石川達三の「蒼氓」、高山樗牛の「滝口入道」、
樋口一葉の「たけくらべ」、三島由紀夫の「美徳のよろめき」、
井上靖の「猟銃・闘牛」、徳田秋声の「あらくれ」、だそうだ。

中2の少年が選ぶ作品とは思えない。

本エッセイ集のタイトルである「命の器」。
帯にも書かれているが、
「『出会い』とは、決して偶然ではないのだ。」
「どんな人と出会うかは、その人の命の器次第なのだ。」

なのほど、おちぇと出会えたということは、
おとんたちの器はよい器なのだろう。
ねっ。



聞いてますか~?





お~い。
手のマッサージをされながら、脚を開く。



大物だね、おちぇは。
風邪をひいちゃうから、ちゃんと毛布をかけないと。



全く起きない。



実はこの日、おちぇはシャンプーだったので、
疲れていたのである。お手々もまるまる。



旅行前だもんね。
おちぇ、頑張ったよ。お疲れさん。



おちぇのシャンプーを待っている間、
病院の通りの向かいにある、木曽路さんでお昼。

久しぶりのすき焼き。美味しかった~。



奥さんは和定食。



おちぇ、おとんたちだけ、ごめんね。日曜は水炊きだから、楽しみにしていて。
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