けいた と おちぇの親方日記

わんこと暮らす、のんびり日記

コミック「ちはやふる」(末次由紀著)

2016-06-12 12:00:00 | 書籍(コミック)
競技かるたを題材とした、
末次由紀さん原作のコミック「ちはやふる」を読み始めた。
既に31巻まで進んでいるので、とりあえず、5巻まで購入。



と思ったら、15巻まであった。



タイトルの『ちはやふる』、主人公の綾瀬千早(ちはや)は、
小倉百人一首にある六歌仙・在原業平の歌、
『ちはやぶる 神代も聞かず 竜田川 からくれなゐに 水くくるとは』に由来。



「ちはやふる」とは、神にかかる枕詞。

綾瀬千早は、小学6年生のとき、
福井からやってきた転校生・綿谷新にかるたの魅力に引き込まれ、
そして、幼馴染の真島太一も巻き込んでいく。

中学は、千早は地元の公立、新は福井、
太一は私立へと進み、3人は離れ離れになり、小学校編は終わる。

そして、2巻の途中(第7首)からは、高校編へ。
都立瑞沢高校に進んだ千早は、そこで太一と再会し、かるた部の設立に奔走。

和服をこよなく愛す、呉服屋の娘・大江奏。

小学時代、試合中に肉まんを買いに行こうとしたことから、
千早から肉まんくんと呼ばれるようになった、西田優征。

そして、太一には及ばないものの学年2位の秀才、机くんこと駒野勉。
ちなみに実家は薬局。

千早は新に会うため、全国大会を目指す。
そこで、現在のクィーン(男性の場合、名人)若宮詩暢に出会う。

既にアニメにはなっていたようであるが、最近、映画化もされた。
映画「ちはやふる -上の句-」、映画「ちはやふる -下の句-」



千早役は広瀬すずさん。詩暢役には、松岡茉優さん。





そして、太一役には野村周平さん。
奏役は上白石萌音さん、肉まんくん役は矢本悠馬さん、
机くん役は森永悠希さん。



綿谷新役には真剣佑さん。



DVDになったら、是非観たい作品である。





コミックの方はやっと6巻。まだまだ先は長い。
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小説「たまゆら」(あさのあつこ著)

2015-10-08 18:00:00 | 書籍(コミック)
あさのあつこさんの「たまゆら」を読んだ。
島清恋愛文学賞受賞作品だそうだ。

あさのさんといえば、「バッテリー」。



花粧(迦葉)山と呼ばれる山の山間に暮らす、
能生伊久男と日名子。
そこは、人の世と山との境界にあたる。

ある雪の朝、その家を18歳の国木真帆子が訪れた。
父親を殺し、山に消えた今原陽介を探すために。

彼を捜す真帆子に付き添い、
老夫婦はこの恐ろしい山に分け入ることに。

陽介を見つけ出し、真帆子がいう。

人を殺した者の償いの術があるのか、購う方途があるのか、わからない。
たとえ、自分の命を差し出したとしても罪が消えるとは思えない。

しかし、だからこそ、逃げてはいけない。消えてはいけない。
生きて、罪と向かい合って。生きて、生きて、生き抜いて。

人の世で犯した罪は人の世で生きて、償って。
償えるまで、生き抜いて。

被害者家族がどう考えるかはわからないが、
罪を犯した本人が自ら命を絶つということは許されないと思う。
恋愛小説ではないと思うが、良い作品であった。

ところで、おちぇは何をしているのかな?



ん?



楽しそうだね。可愛い。
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小説「最果てアーケード」(小川洋子著)

2015-09-21 12:00:00 | 書籍(コミック)

小川洋子さんの「最果てアーケード」を読んだ。
小川さんの作品は、これが3作目であろうか。



少し寂しい話であった。

「わたし」はまだ高校生なのに、一人ぼっち。

友達のRちゃん、衣装係さんと、
登場人物もつぎつぎと亡くなっていく。

そして、ノブさんのお店にある、
雄ライオンのドアノブが付いた奥部屋。

最後には愛犬べべを残して、
「わたし」はひとりでその奥部屋に入っていく。

う~ん、自分には難しかった。
小川さんの作風が好みではないと言うことだろう。

しかし、「博士の愛した数式」はとても好きな作品である。

寺尾聡さん、深津絵里さんで映画化もされたが、
そちらもとても良かった。

ね、おちぇ。



聞いてますか?
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小説「暗殺の年輪」(藤沢周平)

2015-09-08 18:00:00 | 書籍(コミック)
藤沢周平さんの「暗殺の年輪」を読んだ。

本作は第69回直木賞受賞作品で、
児玉清さんも絶賛していた作品である。



本文庫本には、「黒い縄」、「暗殺の年輪」、「ただ一撃」、
「冥い海」、「囮」の順で短編が5篇収められている。

藤沢さんの作品は初めてなので、
まずは直木賞作品の「暗殺の年輪」から読み始めた。

海坂(うなさか)藩士・葛西馨之介は、
18年前に藩の重臣暗殺に失敗し、父親が横死している。
しかし、お家取り潰しにはならなかった。
それはなぜか?

その馨之介に中老の暗殺の依頼が。

書評には「武士の非情な掟の世界を、
端正な文体と緻密な構成で描いた直木賞受賞作」とあるが、
自分にはそこまで感じられなかった。

このなかでは、自分は「黒い縄」が一番面白かった。

出戻り女の“おしの”、元岡っ引きの地兵衛、
そしておしのの幼馴染みの宗次郎。

時代劇によくある話であるが、なかなか面白かった。

「ただ一撃」は面白く読めたが、
どうしてそうなのか理解できない作品であった。

「冥い海」は落ち目となった葛飾北斎が、
上り調子の安藤広重に嫉妬するというもの。

最後の「囮」は数頁を読んで止めてしまった。

まだ自分には藤沢さんの作品の良さは、解らないようである。

そして、今日のおまけ。
これは、おちぇが何歳のときでしょうか?



丸くなっているせいもあるけど、小さいね。



おかんに撫でてもらっているうちに
更に小さくなってきたね。



あらら、寝てしまった。



答えは6歳と5か月。先週末の夜のことである。

小さいときと変わらないね。
いつまでも可愛い仔犬のままだね。
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エッセイ「人生とは勇気」(児玉清著)

2015-08-20 18:00:00 | 書籍(コミック)
今は亡き児玉清さんのエッセイ「人生とは勇気」を読んだ。

私がエッセイを読むことはあまりない。
昼休みに丸善さんの文庫本コーナーを彷徨いていたら、
元気な児玉さんのお顔が目に入った。



児玉さんは好きな俳優さんであったが、
2011年5月16日、77歳で亡くなってしまった。

木村拓哉さん主演の連ドラ「HERO」(フジ・01年1月期他)の
鍋島利光・東京地検次席検事役が有名であるが、
自分は同じく、フジの連ドラ「鹿男あをによし」(08年1月期)の
リチャードこと、小治田(おはりだ)史明教頭役が好きである。



児玉さんにしては珍しく、本役は悪役で、
しかも少々せこい悪役。
こんな役も演じられるのだなあと思った。

本の話に戻るが、児玉さんといえば、大の読書家。
その児玉さんがどんな話を書かれるのかと思い、
本作品を手に取った。

また、解説の中江有里さんの
「児玉さんへ ― 解説にかえて」というのも惹かれた。



本作品を読んで、児玉さんのイメージが少し変わった。

「極端に弱者を優先させるのは、誤りである。
 弱者を守るのは当たり前であるが、弱者が前面に立つと社会は歪む。」

ご本人も書かれていたが、
思っていてもなかなか言える言葉ではない。

「『勝負をする』とか『これに人生を賭けます』などといった、
 言葉を口にしてはいけない」

「本を読むことは、心の中に生じる仕事上のストレス、
 不満や不安、さらには悲しみや苦しみといった、
 いわば人生の負の部分をすぺて吸い取ってくれたばかりか、
 いつも僕の心に希望の灯を点してくれた」

児玉さんほどの読書家ではないが、
自分にとっても本を読むということはそういうことである。

児玉さんが大切にしている「暗殺の年輪」(藤沢周平著)という
作品について紹介される部分がある。

「主人公の馨之助は、どんな境遇に落ちても、いや落とされても、
 他人を恨んだり、詰ったり、誹ったりすることがない。
 すべては外に向かわずに内なる自分の心へ向かっていく。
 自分の心を強く強くすることで苦境を耐える力を付けていく。」

この主人公をみて、
「人の生きている場所は心の中だ」と思うようになったそうだ。

「暗殺の年輪」という作品は読んだことはないので、
一度、読んでみようと思う。
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