週末に映画「草原の椅子」(成島出監督)をDVDで観た。
宮本輝さん著の原作は、昨日書いたとおり、既に読んでおり、映画も楽しみにしていた。
出演は、遠間憲太郎役に佐藤浩市さん、その親友の富樫重蔵役に西村雅彦、
遠間が好きになる篠原貴志子役に吉瀬美智子さん。とても魅力的である。
詳細は書けないが、是非、多くの人に見てもらいたい作品である。
原作本と同様、台詞がとても心に響く素敵なものが多い。
「どない理屈が通っていても、人情のかけらもないものは、正義じゃない。」
「足が竦んでも、地に足を着けて踏ん張っていれば、自分の大切なものを見失うことはあらへん。」
「正しいやり方を繰り返しなさい。」
「幸せの気配がちゃんとあった。」
時間的な制限もあり、原作を忠実に再現しているわけではないが、映画は映画として非常に良かった。
特に良かったのは、やはり出演者の演技と監督の演出である。
下記は(超映画批評より転記)であるが、まさにそうである。
『主人公がえらい美人の骨董品店主(吉瀬美智子)に一目ぼれし、いろいろと知ったかぶりをしつつ
皿を購入する場面。その皿にもったコロッケに(皿につかないように)ソースをかける場面。
こういう何気ないシーンの間の取り方のうまさといったらない。思わず笑ってしまうし、同時に
この男に共感してしまう。情けないシーンが続出の佐藤浩市が、とてもいい味わいである。』
また、吉瀬さんは、相変わらずとても綺麗で魅力的であった。
テーマとしては決して軽いものではないが、観たあとに清清しさの残る作品だと思う。
宮本輝さん著の原作は、昨日書いたとおり、既に読んでおり、映画も楽しみにしていた。
出演は、遠間憲太郎役に佐藤浩市さん、その親友の富樫重蔵役に西村雅彦、
遠間が好きになる篠原貴志子役に吉瀬美智子さん。とても魅力的である。
詳細は書けないが、是非、多くの人に見てもらいたい作品である。
原作本と同様、台詞がとても心に響く素敵なものが多い。
「どない理屈が通っていても、人情のかけらもないものは、正義じゃない。」
「足が竦んでも、地に足を着けて踏ん張っていれば、自分の大切なものを見失うことはあらへん。」
「正しいやり方を繰り返しなさい。」
「幸せの気配がちゃんとあった。」
時間的な制限もあり、原作を忠実に再現しているわけではないが、映画は映画として非常に良かった。
特に良かったのは、やはり出演者の演技と監督の演出である。
下記は(超映画批評より転記)であるが、まさにそうである。
『主人公がえらい美人の骨董品店主(吉瀬美智子)に一目ぼれし、いろいろと知ったかぶりをしつつ
皿を購入する場面。その皿にもったコロッケに(皿につかないように)ソースをかける場面。
こういう何気ないシーンの間の取り方のうまさといったらない。思わず笑ってしまうし、同時に
この男に共感してしまう。情けないシーンが続出の佐藤浩市が、とてもいい味わいである。』
また、吉瀬さんは、相変わらずとても綺麗で魅力的であった。
テーマとしては決して軽いものではないが、観たあとに清清しさの残る作品だと思う。